リディア帝国の幹部らによる会議の場に、ふてぶてしい態度で登場したシロウサギ(白うさぎ)。
諜報局の局長という立場でありながらも、明らかに凶悪な見た目をしているシロウサギの正体とは一体何者なのでしょうか?
この記事では、『はめつのおうこく』のシロウサギの正体は何者なのか、能力、目的やドロテーアとの関係性についても解説していきます!
【はめつのおうこく】シロウサギとは?
まずは、『はめつのおうこく』のシロウサギというキャラクターについて解説していきます!
シロウサギの基本情報
シロウサギは、リディア帝国の諜報局で局長を務める男性です。
局長という肩書を持ちながらも、部下を動かさずに主に自ら任務遂行のために行動しています。
初登場のシーンから、リディア帝国の国家四局の一にしては明らかに異質な雰囲気で、保安局に勤めているヤマトやユキと比較しても正義感を感じません。
会議中でもふてぶてしい態度を見せていたシロウサギですが、このような異質な存在であるのにはシロウサギの正体が関係しています。
シロウサギのオワコンの意味
シロウサギが初登場シーンで言ったオワコンの意味は、魔女狩りのブームが去ったことを指しています。
リディア帝国では10年前に魔女狩りが行われて、現在では10年前の時点で魔女殲滅戦は終わったことになっていました。
魔女狩りはリディア帝国の23代皇帝であるゲーテ自らが中心になって行っていた国家的なプロジェクトであったため、万が一にもここで10年前に魔女狩りから逃れた魔女が現在も生き残っているなんてことがあっては、国民の信用を失いかねない重大な事案なのです。
そのため、一部の幹部はこの責任問題について議論していたわけですが、同じ幹部という立場であるシロウサギが魔女狩りについて「オワコン」などと言うことは、本来であれば皇帝ゲーテを否定しているように捉えられてもおかしくはありません。
シロウサギがこのような発言を堂々としてたのは、実際にシロウサギが仕えていたのが皇帝ゲーテではなく、魔女狩りなんてシロウサギにとってはすでにどうでもいいことだったのです。
【はめつのおうこく】シロウサギの正体と能力を解説
ここからは、『はめつのおうこく』のシロウサギの正体と能力について解説していきます!
シロウサギの正体はドロテーアの従者
シロウサギの正体は、ドロテーアの従者です。
ドロテーアは、本名をドロテーア・グレーテという名前の魔女であり、皇帝ゲーテの妻である王妃アンドロメダとしてその正体を隠していました。
シロウサギは王妃アンドロメダの正体が魔女ドロテーアであることを知っており、魔女狩りについても実際にはドロテーアが計画し魔法で皇帝ゲーテを操り実行させていることを把握していたのです。
リディア帝国内でのシロウサギの諜報局局長というのは仮の姿であり、その正体は最初からドロテーアの従者だったのでした。
王妃アンドロメダやドロテーアの正体についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
シロウサギは組込型強化兵装
シロウサギは人間ですが、組込型強化兵装(くみこみがたきょうかへいそう)が施された特殊な身体をしています。
組込型強化兵装は、首の下の肉体の一部に機械を組み込み身体を強化した状態です。
それにより、人間の状態ではできないような能力を科学の力で発揮することを可能としています。
シロウサギの能力
シロウサギには、もともとの高い戦闘能力が特徴です。
それに加えて、組込型強化兵装によって付加されている能力もありますので以下にまとめます。
蜂鳥(ハミングバード)
組込型強化兵装クラス10の状態で展開できる基本能力です。
シロウサギは背中に埋め込んでいる複数の穴から大量の機械の手を排出し、その手は空中を飛び回りシロウサギが自由自在に操作することができます。
蜂鳥 自動攻撃(アサルト)
蜂鳥(ハミングバード)の応用形態で、シロウサギの狙う対象に対して自動で攻撃を行います。
蜂鳥 集結(キャッスル)
蜂鳥(ハミングバード)の応用形態ですが機械の手を使用せず、シロウサギが背中に埋め込んでいる全ての穴から一気にエネルギーを噴流することで、ジェットエンジンのような役目を果たします。
【はめつのおうこく】シロウサギの目的やドロテーアとの関係性は?
ここからは、『はめつのおうこく』のシロウサギの目的について解説していきます!
目的はインカーネーションの入手
シロウサギの目的は、インカーネーションの入手です。
『はめつのおうこく』の作中で、シロウサギと王妃アンドロメダが正体を明かしたその後、シロウサギはひとりでアドニスを追っていました。
その理由は、「アドニスの首=インカーネーション」であり、シロウサギが付き従うドロテーアがそのインカーネーションを手に入れることを望んでいたためです。
インカーネーションについての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
シロウサギはドロテーアのために行動
シロウサギはドロテーアのために忠実に行動しています。
そのため、シロウサギの行動は自分自身の利益にはなっていません。
- 諜報局で局長を務めていたこと
- 諜報局で局長になることで正体を隠していたこと
- インカーネーションの入手のためにアドニスを探すこと
- アドニスの首を手に入れるためにアドニスと戦うこと
その全ての行動は、シロウサギがドロテーアのためもしくは、ドロテーアの目的達成のために行動していただけなのです。
シロウサギとドロテーアの関係性
シロウサギとドロテーアの関係性は、クイーン(女王)と騎士(ナイト)のような関係です。
『はめつのおうこく』でのシロウサギにとって、ドロテーアは自分の命を削ってでも守りたいクイーンという大切な存在でした。
しかしそのような関係性でありながらも、シロウサギは本心ではクイーンと結ばれて一緒になることを願っていたのです。
ひっそりと恋心を抱いていたといってもいいのかもしれません。
このシロウサギの本心がドロテーアに届くことはありませんでしたが、同じ世界線のアンサンブルバース(多重奏宇宙)にそんな世界があったのかもしれないとシロウサギは考えていたのでした。
シロウサギは最後死亡するのか、詳しい情報はこちら↓の記事をご覧ください!
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まとめ
この記事では、『はめつのおうこく』のシロウサギの正体は何者なのか、能力、目的やドロテーアとの関係性についても解説してきました。
シロウサギの正体はドロテーアの従者
- シロウサギの正体は、魔女ドロテーアの従者。
- ドロテーアは王妃アンドロメダとして身分を隠していたが、シロウサギはその正体を知っていた。
シロウサギの身体には組込型強化兵装が施されている
- シロウサギは人間だが、組込型強化兵装が施された特殊な身体を持つ。
- この強化により、通常の人間ではできない能力を発揮できる。
シロウサギの能力
- 蜂鳥(ハミングバード)
- 蜂鳥 自動攻撃(アサルト)
- 蜂鳥 集結(キャッスル)
シロウサギの目的はインカーネーションの入手
- シロウサギの目的は、アドニスの首である「インカーネーション」の入手。
- ドロテーアのためにアドニスを追い、インカーネーションを手に入れることを目指す。
- シロウサギはドロテーアのために忠実に行動しており、自身の利益よりもドロテーアの目的を優先する。
シロウサギとドロテーアの関係性
- シロウサギとドロテーアの関係性は、クイーン(女王)と騎士(ナイト)のような存在。
- シロウサギはドロテーアを守りたいと思い、クイーンとして尊敬しているが、同時にドロテーアに対する恋心も抱いている。
- 彼の本心がドロテーアに届くことはなかったが、異なる世界線での可能性を考えていた。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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