寶月夜宵(ほうづきやよい)の母親の魂を連れ去ったとされる、謎の悪霊「空亡(くうぼう)」。
かなりの禍々しさを放つ、空亡の正体とは一体何者なのでしょうか?
この記事では、『ダークギャザリング』で空亡の正体は何者なのか解説し、目的と夜宵の母を連れ去った理由についても考察していきます!
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【ダークギャザリング】空亡(くうぼう)とは?
まずは、『ダークギャザリング』の空亡(くうぼう)という謎の悪霊について解説していきます!
空亡の基本情報
空亡(くうぼう)とは、死亡した夜宵のママを連れ去った悪霊です。
巨大な黒い太陽のような姿をした謎の悪霊で、中には胎児のような姿の存在が見え外側には骸骨のような複数の霊がまとわりつくようにしています。
夜宵は悪霊の強大さと見た目から、「百鬼夜行の最後に現れ、すべての妖怪を焼き尽くす太陽」の名を借りて「空亡」と名付けました。
正式名称については、『ダークギャザリング』の漫画原作12巻まででは明らかになっていません。
空亡には特定の居場所があるわけではなく各地を流れ渡っており、作中では愛依に憑りついている神様と対峙するシーンがあったものの終始劣勢で敗北してしまいます。
それでも基本的には普通の悪霊であれば一蹴してしまうほどの、圧倒的な力をもつ危険な存在です。
空亡が夜宵のママを連れ去った過去
空亡には、夜宵のママを連れ去った過去があります。
1年前に、夜宵の両親は交通事故で死亡しました。
その際に夜宵のママの魂は、夜宵の目の前で悪霊「空亡」に連れ去られてしまったのです。
その後の夜宵の両親の葬儀には、お墓に父親の魂だけが寂しく佇んでいました。
その時に夜宵は、大好きだったパパとママを死後も一緒に居させてあげるために、空亡からママを取り戻そうと決心したのでした。
【ダークギャザリング】空亡の正体を解説
ここからは、『ダークギャザリング』の空亡の正体について解説していきます!
空亡の正体は不明
空亡の正体は不明です。
漫画原作12巻まででは、空亡の正体については謎の悪霊ということしか明らかになっていません。
ただ、水子供養の廃寺に存在する神・鬼子母神(きしもじん)が空亡のことを「赤子」と呼んでいたことから怨霊化しているとはいえ神の見立てでは、空亡は成熟していない成長途中の存在であると認識されていたことがわかります。
今後、空亡の正体についての詳細情報がわかり次第追記していきます。
空亡は別名「暁闇の胚」
空亡は別名「暁闇の胚(ぎょうあんのはい)」と呼ばれています。
空亡をこの名前で読んでいるのはなり代わり集団で、暁闇の胚がこの悪霊の正式名称なのか、なぜそのような名前で呼ばれているのかは不明です。
なりかわり集団についての情報も、作中ではほとんどわかっていません。
空亡は力を求めている?
空亡は、力の強い霊的存在を求めて行動しているようです。
空亡は神様と対峙した際に敗北したものの、神様の気まぐれによって回復させられたうえに力の使い方も教えられたことで急激に学習し、より強い力が今の自分に必要であると感じます。
そこで空亡が訪れたのが、過去に出会いその力の存在を知っていた鬼子母神のもとだったのです。
空亡は鬼子母神の周囲の水子を捕食し、さらに念動力を凝縮することで手の形を成すこと習得して爆発的な吸収力強化を行いました。
自己強化した空亡は鬼子母神を破り、捕食することで自分の成長の糧にしたと思われます。
【ダークギャザリング】空亡の目的と夜宵の母を連れ去った理由を考察
ここからは、『ダークギャザリング』の空亡の目的と夜宵の母を連れ去った理由を考察していきます!
空亡の目的は成長し誕生すること?
空亡の目的は不明です。
空亡が自分の考えを発するシーンは作中で登場していないため、空亡にどれほどの自我が存在しているのかはまったくわかっていません。
また、空亡は単独で行動しているため、空亡が自身で目的を明かさない限り現時点では目的を知るすべがない状況です。
これまでに分かっている
- 空亡は現在「赤子」であること。
- 力を持つ存在を捕食して成長している。
という情報から考えると、空亡の目的は成長し誕生することではないかと考察できます。
夜宵の母を連れ去った理由を考察
空亡が夜宵の母を連れ去った理由についても、漫画原作12巻まででは明らかになっていません。
ただ、私の個人的な考察では、空亡は自身を成長させる母体を得るために夜宵の母を連れ去ったのではないかと思っています。
漫画原作5巻16話と6巻23話で、空亡が登場した際に夜宵の母親の魂と思われる存在が登場しています。
その姿は、まるで夜宵の母親のお腹に胎児のように空亡が収まっているように見えました。
鬼子母神を捕食する際には、空亡は自分に代わって夜宵の母親の魂に鬼子母神を捕食させることで、鬼子母神の力を自分の力へと変換するのと同時に、夜宵の母親の魂まで力を得ていたのです。
その鬼子母神の捕食シーンでは、空亡が夜宵の母親の魂に対して「ママぁ・・・産んでぇ・・・」と言っていたことからも、前述した「空亡の目的は成長し誕生すること」という部分につながるのではないでしょうか。
まとめ
この記事では、『ダークギャザリング』で空亡の正体は何者なのか解説し、目的と夜宵の母を連れ去った理由についても考察してきました。
- 空亡の正体は不明で、漫画原作12巻まででは空亡の正体については謎の悪霊ということしか明らかになっていない。
- 鬼子母神が空亡を「赤子」と呼んだことから、空亡は成熟していない成長途中の存在だと認識していた。
- 空亡は別名「暁闇の胚(ぎょうあんのはい)」と呼ばれている。
- 空亡が鬼子母神を捕食して自己強化をしていたことから、力の強い霊的存在を求めて行動していると考えられる。
- 空亡の目的は不明だが、成長し誕生することではないかと考察。
- 空亡が夜宵の母を連れ去った理由も不明だが、空亡は自身を成長させる母体を得るためだったと考えられる。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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