『ダークギャザリング』のヒロインのひとりである寶月詠子(ほうづきえいこ)。
普段は明るくてかわいい詠子ですが、その内側からは度々「闇」が垣間見えます。
そんな詠子の正体とは一体何者なのでしょうか?
この記事では、『ダークギャザリング』のえいこの正体はストーカーなのか、ヤンデレで怖い理由や過去についても解説していきます!
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【ダークギャザリング】寶月詠子(ほうづきえいこ)とは?
まずは、『ダークギャザリング』の寶月詠子(ほうづきえいこ)というキャラクターについて解説していきます!
寶月詠子の基本情報
寶月詠子(ほうづきえいこ)は、『ダークギャザリング』の主人公である幻燈河螢多朗(げんとうがけいたろう)幼馴染で、もうひとりのヒロインである寶月夜宵(ほうづきやよい)の従姉妹です。
コミュニケーション能力が高く明るい性格の女性で、国際情報オリンピックの日本代表としての実力を持つなど幼少期から優れた成績を収めてきました。
大学での専攻は民俗学で、科学全般にも詳しい詠子ですが、科学では説明できない神秘に対しても興味を持ち恐怖を愛するオカルトマニアです。
螢多朗に対して少し歪んが愛情を持っており、引きこもっていた螢多朗に寄り添い支え社会復帰を手助けしながらも、オカルトなことに強い苦手意識を持ち避けようとしている螢多朗を逆にオカルトに引き込もうとしています。
両親を失った夜従姉妹の夜宵に対しては、年の離れた親友同士のような関係で日常生活では気にかけている様子です。
寶月詠子には霊感はない
寶月詠子には、霊感はありません。
オカルトマニアな詠子には霊感はないため、通常では幽霊や霊的な存在を感知したり視るなどの能力はないのです。
ただ例外として、霊的な存在側が詠子に自身の姿を見せようとした時だけ幽霊や悪霊の姿を視ることができます。
また、これまで詠子の知らぬまに霊的な事象にさらされていた可能性もありますが、夜宵が作っていた形代によって悪霊からの攻撃や降りかかる呪いを肩代わりしてくれていたのでした。
そのため、詠子自身は夜宵と生活するようになって以降、新たな霊障を受けずに暮らせていたのです。
寶月詠子がオカルト好きな理由
詠子がオカルト好きな理由は、オカルトを学問したいと考えているからです。
(詠子いわく、この場合の学問とは未知を解き明かすこと。)
詠子は自分なりに霊障や心霊現象を記録して、オカルトの原理を科学的に解明できないか研究していました。
そしてそうしていたのは、霊障によって呪われている螢多朗を助けたいという理由からだったのです。
そのために心霊スポット巡りにも積極的だったわけですが、実際には怖いもの見たさでそれも楽しんでいる部分もあったのでした。
【ダークギャザリング】えいこの怖い正体を解説
ここからは、『ダークギャザリング』の寶月詠子(ほうづきえいこ)の正体について解説していきます!
えいこの正体は螢多朗のストーカー
えいこの正体は、螢多朗のストーカーです。
詠子の正体について明らかとなったのは、『ダークギャザリング』の漫画原作2巻4話で、えいこは螢多朗に対しての自分を「私はあなたの中毒者」と言っていました。
幼馴染として螢多朗を気遣い親切に接していたと思われた詠子でしたが、実は螢多朗を幼い頃から見守るストーカーだったのです。
詠子の自室にある一畳ほどの物入れのようなスペースの壁3面には、螢多朗の幼い頃からの写真が隙間なく貼り付けられ、残りの一面に設置された棚には螢多朗の髪の毛と思われるものが日付別に保管されています。
螢多朗は過去に詠子を呪いに巻き込んでしまったことがきっかけで、その時のように自分にとって大切な人である詠子を巻き込みたくないと考え、詠子に危険が及ばないよう身をていしてでも守ろうとしていました。
しかし、その自分を犠牲にする螢多朗の行動は詠子のストーカー心を満たし、愛を感じさせてしまっていたのです。
えいこは螢多朗に傷ついて欲しくないと思う一方で自分のオカルトへの興味を無くすこともできず、螢多朗と夜宵とともに心霊スポットへ行くことは、その度に詠子にとって趣味と愛情の両方が満たされていくことを感じさせていたのでした。
そして今日を無事に終えることができれば、明日も明後日もずっといっしょにいて詠子は満たされ続けるつもりでいたのです。
えいこの正体がストーカーで怖い理由
えいこは、ストーカーの中でも非常に怖いストーカーの部類です。
日常生活においても螢多朗を逃さないよう、
- 盗聴
- 盗撮
- 心拍・呼吸・体温の把握
- 位置情報の監視
などは自作のソフトで当たり前に行っているため、その怖さは異次元です。
これについては、さすがの夜宵でさえも「引くわーいくらなんでもこれは引くわー」と言っていました。
えいこのヤンデレ要素
えいこの正体は螢多朗のストーカーでもあり、ヤンデレでもあります。
ヤンデレとは「病む」と「デレ」を組み合わせた言葉で、好きな人への愛情が暴走しストーカー行為や殺人などの暴力的な行動に走る状態をいいます。
詠子のヤンデレ要素は、
- 螢多朗(好きな人)の行動を監視する
- 螢多朗から離れないようにする
- 螢多朗を傷つける悪霊を排除する
- 螢多朗に自分のことを好きになってもらうために罪悪感を植え付ける
- 螢多朗が嫌がるオカルトに無理やり関わらせようとする
などストーカーな部分とかなりリンクしています。
詠子のヤンデレは幼馴染の螢多朗でさえ恐怖を感じるほどで、物語が進むにつれて詠子のヤンデレ具合は螢多朗にもバレつつあるようです。
詠子の黒幕説についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
【ダークギャザリング】えいこの過去について
ここからは、『ダークギャザリング』の寶月詠子(ほうづきえいこ)の過去について解説していきます!
えいこが霊障にあった過去
えいこが霊障にあったのは、中学3年の夏のことです。
ある日、詠子は肝試しに螢多朗を付き合わせたところ、螢多朗の霊媒体質によって悪霊に襲われてしまいました。
螢多朗が詠子をかばったものの、結果的に螢多朗と詠子の両方に呪いがきてしまい、詠子は左手に螢多朗は右手に霊障を負うこととなってしまったのです。
詠子にとって危険な存在から螢多朗が助けてくれようとしてことはとても嬉しいことで、螢多朗のおかげで今も無事で居られるのだと思っていました。
しかし、螢多朗は「僕が巻き込んだ」と自分を責め、そのことがトラウマになってしまったのです。
えいこが手袋をつける理由
えいこが手袋をつける理由は、霊障を隠すためです。
詠子が受けた霊障は螢多朗と同じもので、神経が皮膚を突き破って外側に伸び続けて痛みを生じさせます。
霊障の部分はグロい状態であるため、詠子は常に手袋を着けて人目につかないように隠しているのです。
『ダークギャザリング』の漫画原作12巻まででは、詠子が霊障を受けた左手の神経を切り落とす処置をしているシーンは登場していません。
しかし、霊障が螢多朗と同じものであることから、詠子も螢多朗と同じく淡宮神社で神主である淡宮董子(あわみやとうこ)によって、祝詞を唱えなが麻酔を打った手の神経を御神刀で定期的に切り落とす処置をうけていると考えられます。
えいこの霊障は解くことができる?
漫画原作12巻まででは、えいこの霊障は解けていません。
1巻3話で夜宵が螢多朗の右手の霊障について、「右手の呪いも外そうと思えば外せるんだから」と詠子に言っていました。
この夜宵の発言から、螢多朗の右手にかけられた呪いは、呪いを消せる悪霊の能力を利用すれば解くことが可能だということが考察できます。
この方法を実行し元凶の霊を殺すことができれば呪いは消えるため、螢多朗だけでなく詠子の左手の呪いも同時に消すことができるはずです。
まとめ
この記事では、『ダークギャザリング』のえいこの正体はストーカーなのか、ヤンデレで怖い理由や過去についても解説してきました。
- えいこの正体は螢多朗のストーカー。
- えいこは螢多朗に対しての自分を「私はあなたの中毒者」と言っておりストーカーの自覚がある。
- えいこはただのストーカーではなく、螢多朗の行動のすべてを監視しているヤンデレです。
- えいこのヤンデレは幼馴染の螢多朗でさえ恐怖を感じるほど。
- えいこが霊障にあったのは中学3年の夏の肝試しがきっかけ。
- えいこが手袋をつける理由は、霊障を隠すためです。
- えいこの霊障は解くことができるが、漫画原作12巻まででは解けていない。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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