『ダークギャザリング』の主人公である幻燈河螢多朗(げんとうがけいたろう)の、家庭教師としての2人目の生徒として登場した神代愛依(かみよあい)。
自称「不幸体質」という愛依の正体とは、一体何者なのでしょうか?
この記事では、『ダークギャザリング』の神代愛依(かみよあい)正体とその後死亡するのか、星型の瞳と神様との関係性についても解説していきます!
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【ダークギャザリング】神代愛依(かみよあい)とは?
まずは、『ダークギャザリング』の神代愛依(かみよあい)というキャラクターについて解説していきます!
神代愛依の基本情報
神代愛依(かみよあい)は、家庭教師をする螢多朗(けいたろう)の2人目の生徒です。
星型の瞳が特徴的な高校一年生のギャルで、当初螢多朗は今まで関わってこなかったタイプの愛依に苦手意識を抱いていました。
明るい性格で人懐っこく積極的な愛依ですが、自身のとてつもない不幸体質に日々悩まされていたのです。
昔からお化けがついて来やすいと感じており、周囲をも巻き込む不幸な目にこれまで何度も合っていたのでした。
しかし愛依自身には霊感はなく、霊的な存在の姿や心霊写真さえも視ることはできません。
出身地は京都ですが、実家とは距離をおいています。
神代愛依が兄を亡くした過去
愛依には、兄を亡くした過去があります。
愛依にとって大好きな兄でしたが、建設途中のビルに釣り上げられていた鉄骨が突然落下し、愛依の兄は愛依をかばう形で鉄骨の下敷きになってしまったのです。
なぜそのような事故が起こったのか愛依にはわかりませんでしたが、この兄の死も愛依の不幸体質が原因で巻き込んだものと思っていました。
兄が死亡して以降、愛依は兄が成仏せずに不幸体質な自分を守るために憑いて側に居てくれていると思っていたのです。
愛依が兄を亡くしたのはかなり最近の過去の話であり、まもなく兄の四十九日法要が行われる予定であったことがわかっています。
それ以前の愛依の過去については、『ダークギャザリング』の漫画原作12巻まででは明らかになっていません。
神代愛依は過去に実家から追い出された
愛依は、過去に京都の実家から追い出されたという経緯があります。
その理由は、愛依の不幸体質によって周りをも不幸にしてしまうためで、愛依の実家では愛依を自宅に置くことに否定的でありできるだけ関わりたくないと思っています。
そのため愛依は兄と一緒に実家を離れて暮らしており、兄が亡くなった現在でも一人暮らしを続けていたのです。
愛依がこのような暮らしを続けられていることから、愛依の実家がものすごいお金持ちなど優れた家柄である可能性が高いと考えられます。
【ダークギャザリング】かみよあいの正体を解説
ここからは、『ダークギャザリング』のかみよあいの正体ついて解説していきます!
かみよあいの正体は神の花嫁
かみよあいの正体は、神の花嫁(かみのはなよめ)です。
愛依は、神に見初められており20歳までにその神に連れて行かれてしまうと自身でも言っていました。
愛依いわく、余命はあと4年。
神の花嫁がどのような最後を迎え、死亡するのかについては作中では明らかになっていません。
漫画原作9巻34話で愛依が見た夢で花嫁姿が描かれたシーンをもとに考察すると、神の花嫁となった者は生きたまま首を切り取られて別の何者かにすげ替えられえしまうのかもしれません。
その時がくると生贄としての儀式が行われ、生贄となった神の花嫁は死亡するのではないでしょうか。
かみよあいを狙う神様とは?
神様とは、童子の格好をした男性と思われる謎の存在です。
愛依に憑いていて、愛依に近づく霊的な存在からの攻撃を絶対的な守りによって周囲にそらしています。
神様は「神の花嫁」として代々神代家の女性を選び、その神様に見初められた少女は20歳までに神様に連れて行かれて命を落とすということが繰り返されているようです。
そして現在の神の花嫁として見初められた存在が愛依で、神様は4年後に愛依を迎えに行くことを作中で宣言していました。
かみよあいを兄が殺そうとした理由
かみよあいの兄の霊が愛依を殺そうとした理由には、愛依が神の花嫁であることが関連していると考えられます。
愛依の兄は、神の花嫁がどのような最後を迎えて死亡するのかを知っていたのかもしれません。
神の花嫁が無惨な最期を迎えることになると知っていた愛依の兄は、愛依がそのような日を迎えないよう、せめて自分の手で安らかに死を迎えさせようとしていたのでしょう。
成仏する寸前の愛依の兄が「慈悲だったのに・・・」と言っていたのは、自分の手で愛依を殺すことがこれからの愛依の苦しみや苦悩を取り除き救うことになると信じていたためだと思われます。
かみよあいの正体と陰陽師の関係性
かみよあいの正体には、陰陽師と何らかの関係性がある可能性が高いです。
漫画原作12巻45話では、京都の晴明神社に居た陰陽師の霊が「神代家と同じ過ちは起こさないだろうー」と言っているシーンがあり、愛依の実家である神代家と陰陽師には何らかの関わりがあることがわかっています。
ただ、その神代家の過ちとは一体どのようなものだったのかについては、漫画原作12巻まででは明らかになっていません。
少なくとも神代家の女性が代々「神の花嫁」となり、20歳までに命を落としていたことと無関係ではないと考えられます。
【ダークギャザリング】かみよあいはその後死亡するのか解説
ここからは、『ダークギャザリング』でかみよあいはその後死亡するのかについて解説していきます!
かみよあいはその後新幹線事故に巻き込まれる
かみよあいは、その後物語が進むと新幹線脱線事故に巻き込まれます。
この新幹線脱線事故は愛依が乗っていた東海道新幹線で発生したもので、事故の原因は愛依に憑く神様と夜宵(ほうづきやよい)の敵である悪霊の「空亡」が出会ったことが原因のようです。
作中では事故の直後に神様と空亡が戦うシーンが描かれていますが、新幹線脱線事故自体がそもそも神様と空亡の戦いが原因なのか、それとも神様と空亡が出会ったことで何かが起こり事故が発生したのか、明らかになっていません。
新幹線脱線事故は多数の死傷者が出たようですが、愛依は神様の守りのおかげで大きなケガはなくかすり傷だけですんだのでした。
かみよあいは12巻まででは死亡しない
かみよあいは、漫画原作12巻まででは死亡していません。
最新・51話では夜宵を中心に、螢多朗と寶月詠子(ほうづきえいこ)の3人は、愛依を救うために愛依に憑く神様を倒そうと京都に乗り込み弑逆桔梗(しぎゃくききょう)」作戦の進行中です。
弑逆桔梗作戦は、愛依に憑く神様を倒すために計画しているものですので、その後の物語としては神様を倒して愛依の死亡を阻止する流れになるのではないでしょうか。
【ダークギャザリング】かみよあいの星型の瞳と神様との関係性
ここからは、『ダークギャザリング』のかみよあいの星型の瞳と不幸体質の理由について解説していきます!
星型の瞳は神のエネルギーが原因
愛依の特徴的な星型の瞳は、神のエネルギーが原因で浮かび上がります。
通常、愛依が神様に憑かれている状態では、神様のエネルギーが愛依に伝わることで愛依の瞳には星型の刻印が浮かび上がるようです。
その状態では愛依は無意識に神様のエネルギーを漏れ出させてしまっていて、それを放置すると愛依のもとにはたくさんの霊的存在が集まってきてしまいます。
かみよあいの不幸体質は神様が影響
愛依の不幸体質には、神様が影響しています。
前述していますが、神様は愛依に憑いていて、愛依に近づく霊的な存在からの攻撃を絶対的な守りによって周囲にそらしています。
このことが、愛依の不幸体質と周囲を不幸にすることの原因となっていたのです。
神様としては自分の所有物としての愛依を守っていただけで、愛依に対する所有物以上の感情は持ち合わせていません。
もちろん愛依側の事情はいっさい考慮していないため、神様が愛依からそらした攻撃は新たな事故の原因となり愛依の兄を含む周囲を巻き込むこととなってしまっていたのです。
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まとめ
この記事では、『ダークギャザリング』の神代愛依(かみよあい)正体とその後死亡するのか、星型の瞳と神様との関係性についても解説してきました。
- 愛依には、兄を亡くした過去がある。
- 愛依は、過去に京都の実家から追い出されている。
- かみよあいの正体は、神の花嫁(かみのはなよめ)。
- かみよあいの正体には、陰陽師と何らかの関係性がある可能性が高い。
- かみよあいはその後物語が進むと新幹線脱線事故に巻き込まれるが、漫画原作12巻まででは死亡していない。
- 愛依の特徴的な星型の瞳は、神のエネルギーが原因で浮かび上がる。
- 愛依の不幸体質には、神様が愛依からそらした霊的存在からの攻撃が新たな事故の原因となっていた。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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