『死神坊ちゃんと黒メイド』の主人公である坊ちゃんとメイドのアリスの友人として、親しい間柄となった魔女のザイン。
同じく魔女であるカフと比較して、明らかに人間とは違う顔をしたザインですが、ザインの素顔はどのような姿なのか気になりますよね。
この記事では、『死神坊ちゃんと黒メイド』のザインの素顔はどのような姿なのか、カフとの関係・告白や魔法についても解説していきます!
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【死神坊ちゃんと黒メイド】魔女のザインとは?
まずは、『死神坊ちゃんと黒メイド』に登場する魔女のザインについて解説していきます!
魔女ザインの基本情報
ザインは、魔女の男性です。
鳥のような見た目が特徴的な人物で、白いカラスに姿を変えて空を飛ぶことができます。
魔女であるため魔法を使うことができますが、物語の序盤では自身の持っている魔法は明かさないという謎めいた人物です。
基本的にはいつもエロいことを考えているスケベなザインは、女性に対しても度々直接的なセクハラ発言が目立ちます。
しかし性格は仲間思いで優しいため、スケベはバレつつも周囲からは非常に好かれていて人気者です。
ザインの魔法は時間操作
ザインの得意とする魔法は、時間操作の魔法です。
時間操作の魔法では、
- 時間の停止
- 過去や未来に移動する
このようなことを行えます。
また、時間の停止を行うことで相手からは瞬間移動するように見えたり、過去への移動には他人を同行することも可能です。
次元を操り時間を操作する魔法というのは魔法の天才のみが使える特別な魔法でしたが、ザインは得意とするこの魔法を嫌っているため、普段は魔法を使わずにいます。
そのため、序盤ではザインが使う魔法が何なのか明かされません。
ザインが自身が得意とする魔法をそれまで使わなかったのには、ザインの抱えるトラウマが大きく関係していました。
ザインのトラウマについて
ザインの抱えるトラウマとは、魔女狩りにあった両親達を助けられなかったこととカフの笑顔を守れなかったことです。
ザインとカフは過去に魔女狩りを経験し、魔女狩りにあって死んでしまった両親達を見て悲しむカフを見たザインは、カフの笑顔を守るために時間操作の魔法で時間を戻して両親達を救おうと考えました。
しかし、何度時間を戻しても魔女狩りにあい死んでしまう両親達を助けることはできなかったのです。
ザインの魔法で時間を戻すことはできても、両親達が死ぬ運命を変えることはできませんでした。
このことがザインのトラウマのきっかけとなり、その日からザインは自分の魔法を使わなくなったのです。
ザインとサーカス・ジェミニ座との関係性
ザインは、カフと共にサーカスのジェミニ座で働いている団員の一人です。
ジェミニ座のみんなはザインにとって家族のような大切な存在ですが、ジェミニ座でのザインは自身が「魔女」であることを秘密にしていました。
その理由は、魔女と知られれば邪魔な存在として追い出されてしまうと思っていたからです。
しかし、サーカス・ジェミニ座の街中での公演中にザインの魔法を狙う魔女ダレスの襲撃を受けた際、落ちそうになったカフを助けるためにザインは初めて人前で魔法を使ってしまいます。
カフだけはザインが魔法を使わない理由を知っていたため、ザインが魔法を使うのを止めようとしましたが、ザインはカフを守るために魔法で時間を止めたのです。
このことがきっかけでジェミニ座の団長に魔女かと聞かれ、バレるような形で魔女であることを知られてしまいましたが、団長の反応は想像していたものとは全く違い「家族」として受け入れてくれたのでした。
【死神坊ちゃんと黒メイド】ザインの素顔や正体は?
ここからは、『死神坊ちゃんと黒メイド』のザインの素顔について解説していきます!
ザインに素顔や正体はない
結論からいうと、ザインに素顔や正体はありません。
作中で登場したザインは、ザインそのものの本当の姿です。
魔女の中でもカフやダレスなどのように人間と同じ姿をしている者もいるため、ザインも素顔は人間で普段は正体を隠しているのかもと期待していました。
しかし、ザインの素顔についてカフやカフ以外の登場人物がふれるシーンは作中には登場しません。
ザインは最後まで鳥顔のまま
前述した通り、普段のザインが彼の素顔であるため、ザインは最後まで鳥顔のままです。
人間とは明らかに異なる姿をしていますが、ザインが魔女だと知らない人間には仮装のように思われているようですし、親しい仲間たちやジェミニ座の団員たちはザインの姿を普通に受け入れています。
そのため、ザインは素顔を隠す必要もなく、そのことに違和感を感じている人も作中には登場しません。
【死神坊ちゃんと黒メイド】ザインとカフとの関係・告白を解説
ここからは、ザインとカフとの関係や告白について解説していきます!
ザインとカフは幼馴染の関係
ザインとカフは幼馴染の関係です。
不器用なカフにとってザインは信頼できる唯一の存在で、ザインの方も過保護なくらいにカフの面倒を見て今まで笑顔を守ってきました。
カフは人間の父と魔女の母から生まれたハーフで魔女からも人間からも嫌われた存在でしたが、住みやすさからもともとは人間の世界で暮らしていたのです。
一方ザインは、普通の魔女では使うことのできない次元を操り時間を操作する魔法を知られて悪用されないために親の意向で人間界でひっそり暮らしていました。
人間の世界で出会ったザインとカフは、毎日のように2人で森で遊ぶようになりカフはザインの魔法を見ると喜んでいたのです。
ザインとカフの過去
ザインとカフには、両親が魔女狩りで死亡した過去があります。
しかし、ある日親しくなったザインとカフがいつものように森で遊んで家へ帰ると、ザインとカフの両親達は魔女狩りにあい死亡していたのです。
親を失ったザインとカフは、それ以来幼馴染として2人で支え合って生きてきたのでした。
ザインとカフは両思い
ザインとカフは幼馴染の関係ですが、お互いに素直になれずにいるだけで本当は両思いです。
人間のような立ち姿に鳥のような顔が特徴的なザインは、性格は明るくお調子者で女好きなうえいつもエロいことを考えていて度々それを言葉にしてしまうので、その度に幼馴染の魔女カフを怒らせています。
ケンカばかりしているザインとカフですが、2人の信頼関係は非常に強くお互いがお互いをとても大切に思っているのです。
しかし、大切な存在だからこそ、ザインの魔法を狙う魔女のダレスがカフに危害を加える前にザインはカフのもとを去るつもりでいました。
ザインがカフへ告白して恋人関係になる
物語が進むと、ザインとカフは恋人関係になります。
魔女のダレスに狙われていたザインは、カフのもとを去る決心をしてカフと別れる前にこれまでのお礼を言いました。
しかし、ザインの考えに気づいたカフに友達をやめると言われると、とっさにザインはカフに好きだと告白します。
その場では返事をしなかったカフでしたが、その後ダレスの襲撃を受けて危険な状態だったカフをザインが助けると、カフはキスをしてザインの気持ちに応えて、ザインとカフは恋人の関係になったのです。
まとめ
この記事では、『死神坊ちゃんと黒メイド』のザインの素顔はどのような姿なのか、カフとの関係・告白や魔法についても解説してきました。
ザインが魔法を使えないのには過去の悲しいトラウマが関係していましたが、好きなカフを助けるためにザインはついに魔法を使える様になったので、今後のストーリーにザインの魔法も大きく関わってきそうですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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