『死神坊ちゃんと黒メイド』の主人公である坊ちゃんは、周囲から「死神」と呼ばれて森の奥のにあるお屋敷に暮らしており、坊ちゃんは主人公にもかかわらず謎に包まれた人物です。
主人公とは思えないほどに冴えないのが特徴でもある坊ちゃんが、作中で名前で呼ばれることや本名がわかるシーンも登場しないため、正体が気になっているという方は多いのではないでしょうか?
この記事では、『死神坊ちゃんと黒メイド』の主人公・坊ちゃんの名前と本名は何なのか、年齢やシルクハット帽子をかぶる理由についてもまとめていきます!
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【死神坊ちゃんと黒メイド】主人公・坊ちゃんとは?
ここからは、坊ちゃんの性格や基本情報とかけられた呪いについてもまとめていきます!
主人公・坊ちゃんの基本情報
『死神坊ちゃんと黒メイド』の主人公である坊ちゃんは、シルクハット帽子をかぶる貴族の少年です。
坊ちゃんは「別邸」という森の奥にある大きな館で、『死神坊ちゃんと黒メイド』のヒロインであるメイドのアリスと執事のボブの3人で暮らしています。
別邸で暮らしているのは坊ちゃんにかけられた「呪い」が関係していて、この呪いが坊ちゃんを孤独にしました。
坊ちゃんの性格は卑屈でやや自虐的で、これは呪いのせいで孤独となったことも影響しているようですが、もともとは優しく穏やかなこともありアリスやボブに対してはとても召使い想いです。
特技はピアノですがどんな楽器もひと通り引けるうえに作曲もするという、音楽の才能の持ち主でもあります。
メイドのアリスのことが大好きで愛しく想っているものの、自身にかけられた呪いのためアリスに触れることはできないのですが、アリスの方も坊ちゃんが大好きなため2人はとても切ない両思いの関係です。
そんな坊ちゃんは、アリスが日常的に仕掛けてくる超危険な距離感の逆セクハラにいつも頭を悩ませています。
坊ちゃんにかけられた呪いについて
坊ちゃんにかけられた呪いは、「触れたもの全てを死なせてしまう」呪いです。
この呪いは当時本邸で暮らしていた坊ちゃんが5歳の時に、正体不明の魔女によってかけられました。
「触れたもの全てを死なせてしまう」呪いは動物や植物の命を奪うもので、坊ちゃんが触れると動物は死んでしまい植物は枯れてしまいます。
坊ちゃんが「触れる」というのは手で触るということではなく、坊ちゃんの全身のいずれかに触れることでも相手は命を奪われることから、この呪いにより危険だと判断された坊ちゃんは本邸から別邸へと追い出されてしまったのです。
この呪いのせいで坊ちゃんは「死神」と呼ばれるようになり、別邸に共に暮らすアリスとロブ以外の他人には会わないようにひっそりと暮らすことになってしまいました。
坊ちゃんに呪いをかけた人物の正体
坊ちゃんに呪いをかけた人物として登場していた、魔女の正体はシャーデーです。
シャーデーとは魔女界の元ボスでありダレスの双子の姉で、物語開始時にはすでに死亡しています。
もともとは坊ちゃんの祖父であるヴィクトルに恋をしていましたが、最終的にその恋が叶わずに嫉妬心がシャーデーの心を醜く変えてしまったことが理由で坊ちゃんに呪いをかけたのでした。
魔女の正体シャーデーについての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
【死神坊ちゃんと黒メイド】主人公・坊ちゃんの名前と本名は?
ここからは、『死神坊ちゃんと黒メイド』の主人公・坊ちゃんの名前と本名について解説していきます!
主人公・坊ちゃんの名前はヴィクター
『死神坊ちゃんと黒メイド』の主人公である坊ちゃんの名前は、ヴィクターです。
坊ちゃんの名前については、漫画原作16巻218話で明らかになりました。
それまで誰からも名前を呼ばれることがなく、名前が不明だった坊っちゃんですが、物語が進んでいくと坊ちゃんがアリスに
「止めないか、坊ちゃんと呼ぶの。」
「名前で呼んでくれると嬉しいな・・・」
と言い、そこで初めてアリスが坊ちゃんの名前を「ヴィクター様」と呼ぶシーンが登場し、坊ちゃんの名前が明らかになったのです。
それまで坊ちゃんは召使いからは「坊ちゃん」と呼ばれ、弟のウォルターからは「あいつ」「こいつ」、妹のヴィオラからは「お兄様」、母に至っては坊ちゃんを呼ぶシーンさえもないため、坊ちゃんの名前はこのシーンまで明らかにされていませんでした。
主人公・坊ちゃんの本名は不明
主人公・坊ちゃんの本名は不明です。
『死神坊ちゃんと黒メイド』の漫画原作は完結していますが、坊ちゃんの本名については明らかになっていません。
坊ちゃんには弟のウォルターと妹のヴィオラと両親もいるうえ、「貴族」という家柄ですのでもちろん貴族家門があるはずです。
貴族家門が日本でいう名字のようなものになりますが、作中では坊ちゃんの貴族家門がわかるシーンはないため、坊ちゃんの本名についてはわからないままとなっています。
主人公・坊ちゃんの年齢を考察
主人公・坊ちゃんの年齢も不明です。
残念ながら、物語が進んでも坊ちゃんの年齢が明らかになることはありませんでした。
ただ、坊ちゃんが5歳の時に魔女から「触れたもの全てを死なせてしまう」呪いをかけられて別邸に追いやられたことと、作中で弟のウォルターとの再会が十数年ぶりだと言っていたことから考察することができます。
仮に坊ちゃんが5歳の時点で別邸に追いやられたとして、弟のウォルターとの再会が11年ぶりだった場合では坊ちゃんの年齢は16歳です。
また公式の坊ちゃんの紹介では坊ちゃんを「少年」としていることから、坊ちゃんは未成年ではないかということがわかります。
さらに『死神坊ちゃんと黒メイド』の舞台が日本ではないであろうことと世界の成人年齢が18歳が主流なことから、坊ちゃんの年齢は16歳~17歳と考察することができるのではないでしょうか。
【死神坊ちゃんと黒メイド】坊ちゃんがシルクハット帽子をかぶる理由
見た目も性格も冴えてはいない坊ちゃんは、シルクハット帽子が特徴的なキャラクターです。
ではなぜ坊ちゃんはいつもシルクハット帽子をかぶっているのでしょうか?
ここからは、坊ちゃんがシルクハット帽子をかぶる理由についてまとめていきます!
シルクハット帽子は天パを隠すため
坊ちゃんがシルクハット帽子をかぶっているのは、自身の髪の毛の天パ(天然パーマ)を隠すことが目的です。
天パが気になることから、自身の天パにコンプレックスを抱えていた坊ちゃん。
実は、弟のウォルターのようなサラサラヘアに憧れています。
シルクハット帽子は祖父のものと同じ?
坊ちゃんの祖父はシルエット姿で作中に何度か登場していますが、その祖父が被っていたのがシルクハット帽子でした。
そのため、坊ちゃんがかぶっているシルクハット帽子は祖父が被っていたものと同一なのではないかと考えた方も多いのではないでしょうか。
しかし、坊ちゃんがザインの魔法で過去に行った際に祖父に会ったシーンで、坊ちゃん自身も忘れていたシルクハット帽子をかぶりだした理由について、祖父に憧れて同じようなハットをかぶりだしたのを思い出したと語っています。
祖父の形見であればこの時に言っていてもおかしくないですし、シルクハット帽子は祖父がかぶっていたものと同じような別物だと考えられます。
まとめ
『死神坊ちゃんと黒メイド』の坊ちゃんの名前や年齢、シルクハット帽子をかぶる理由についてまとめてきました。
まだまだ謎に包まれたままの坊ちゃんについて、今後名前や年齢などが明かされるのかについても注目ですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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