『死神坊ちゃんと黒メイド』で、いつもイチャイチャが止まらない坊ちゃんとアリス。
坊ちゃんにかけられた呪いが原因で距離を縮められずにいる2人ですが、最後は結婚するのでしょうか?
この記事では、『死神坊ちゃんと黒メイド』で坊ちゃんとアリスは最後結婚するのか、プロポーズと結末についても解説していきます!
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【死神坊ちゃんと黒メイド】最後は結婚する?
まずは、坊ちゃんとアリスは最後結婚するのかについて解説していきます!
坊ちゃんとアリスは最後結婚する
結論からいうと、坊ちゃんとアリスは最後結婚します。
もともとお互いに思いを寄せていた坊ちゃんとアリスは、様々な障害を乗り越えて結婚することになったのです。
坊ちゃんにとってはなくてはならない大切な存在だったアリスですが、貴族と使用人という身分の違いを越えた愛で結婚することができたのはなぜなのでしょうか?
坊ちゃんはずっと前から結婚を決めていた
作中ではアリスとの結婚を夢見る様子が描かれていた坊ちゃんですが、実はずっと前から結婚を決めていたのでした。
このことについては、作中で坊ちゃんがロブに家長の座かアリスかどちらか決断するよう言われた際に、
「ずっと前から決まってる。」
と言い、その後実際に行動に移したことで明らかとなります。
呪いが解けて家長になることと、呪いが解けずともアリスと結ばれること、このことにいつも心を揺さぶられていた坊っちゃん。
しかし最後には、自分の未来と幸せを自分で決めるという選択をします。
結婚シーンは16巻217話
坊ちゃんとアリスの結婚シーンは、『死神坊ちゃんと黒メイド』の漫画原作16巻217話で描かれています。
2人の結婚はささやかなものでした。
しかし、人間も魔女も身分の違いも関係なく、大切な友人や家族に囲まれた幸せな結婚式となったのです。
ただ残念だったのは、そこに坊ちゃんの母親であるガーベラが居なかったことでした。
その理由についても、結婚までの経緯の中で後述していきます。
【死神坊ちゃんと黒メイド】結婚までの経緯とプロポーズを解説
ここからは、『死神坊ちゃんと黒メイド』で坊ちゃんとアリスの結婚までの経緯とプロポーズについて解説していきます!
坊ちゃんとアリスは最初から両思い
坊ちゃんとアリスは、物語開始時点で両思いです。
坊ちゃんとアリスの出会いはアリスが5歳の頃に、狩猟の最中に偶然にも流れ弾に巻き込まれてしまうという事故にあった坊ちゃんの祖父であるヴィクトルを、アリスの母であるシャロンが看病したことがきっかけでした。
ヴィクトルの屋敷を訪れることとなった当時5歳だったアリスは、そこで坊ちゃんと出会い二人は親しい間柄になっていったのです。
しかしアリスの母親が死亡したことと、ほぼ同時期に坊ちゃんが呪いを受けたことで2人は離れ離れになてしまっていました。
その後、呪いの影響に苦しむ坊ちゃんを救うためにロブがアリスを別邸に連れてきたことで坊ちゃんとアリスは再開を果たします。
最初は自分にかけれれた呪いを悲観していた坊ちゃんはアリスのことを突き放すような態度を見せていましたが、アリスから病弱な幼少時代に坊ちゃんに支えられ今日まで生きてこられたことを聞き、アリスを受け入れたという過去があったのです。
物語の開始はその時から2年後という時系列ですが、坊ちゃんとアリスは再開直後にすでに両思いになっていたため、物語の最初から両思いということになります。
坊ちゃんの呪いの影響について
坊ちゃんには、魔女によって「触れたもの全てを死なせてしまう」呪いがかけられています。
この呪いは動物や植物の命を奪うもので、坊ちゃんが触れると動物は死んでしまい植物は枯れてしまうため、当然坊ちゃんはアリスに触れることはできません。
「触れたもの全てを死なせてしまう」呪いは、坊ちゃんとアリスの恋の進展にも大きな影響を与えていました。
少しの間違いでアリスを死なせてしまう恐れがあるだけでなく、呪いが解けない限り、坊ちゃんは家族のサポートを受けながら生活するしかありません。
また、現状では家長の役割を果たすこともできず、自立することも難しいため、アリスとの恋愛や結婚以前に呪いを解く必要がありました。
また、大好きな人に触れることができないというのは、恋するふたりにとって非常に大きな障害です。
しかし、その点は積極的なアリスの逆セクハラのおかげで、坊ちゃんとアリスは触れられないながらも関係を深めていっていたのでした。
坊ちゃんとアリスは結婚できない関係性?
坊ちゃんとアリスの結婚にはもう1つ障害があります。
それは、坊ちゃんは貴族、アリスはメイドという2人の関係性です。
通常であれば貴族は貴族同士で結婚する習わしがあり、貴族の坊ちゃんとメイドのアリスが結婚することは身分の違いから難しいことが推測されます。
いくら本人同士が愛し合っていたとしても、坊ちゃんの貴族である坊ちゃんの父親や母親のガーベラが坊ちゃんとアリスの結婚を許さないでしょう。
作中では坊ちゃんが母親のガーベラに、アリスのことが好きであることを伝えたシーンがありましたが、その時は「冗談でしょう」と聞く耳もってもらえませんでした。
坊ちゃんの呪いが解呪される
坊ちゃんとアリスが結婚するためには、
- 坊ちゃんにかけられた呪いを解く
- 身分の違いを乗り越える
この2つをクリアする必要があったのです。
そして物語が進んでいくと、坊ちゃんの呪いが解ける日が訪れます。
坊ちゃんに呪いをかけた魔女の正体はシャーデーという魔女界の元ボスで、物語開始時点ではすでに死亡していた人物でした。
そこで呪いを解くために坊ちゃん達は、ザインの魔法で過去に戻ってシャーデーに解呪してもらうことができたのです。
坊ちゃんやその他の呪いの解き方(解呪)についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
祖父母から聞かされた家長の運命
呪いの解呪によってアリスとの距離をぐんと縮めたはずの坊ちゃんでしたが、その後祖父母の幽霊と会った時にアリスは家長の運命を聞かされることになります。
その内容とは、
- 坊ちゃんが家長を継がなければならない
- 長男が家長を務めるのは貴族の習わしで絶対
- 家を継がない場合は家系から抜けるしかない
というもの。
この話により、アリスは坊ちゃんとの身分の違いと、結婚し共に未来を歩むことの難しさを再確認することとなったのです。
このことがきっかけで、アリスはこれからの坊ちゃんの関係について考えたのでしょう。
アリスが坊ちゃんのもとを去る
別邸に集った仲間達で解呪を祝うパーティーが開催されたその晩、アリスは坊ちゃんのもとを去りました。
坊ちゃんが眠っている間に、手紙と大切にしていた枯れた白い薔薇を坊ちゃんの側に置いて、坊ちゃんが気づいた時にはアリスは別邸から姿を消していたのです。
目が覚めてそのことに気づいた坊ちゃんがロブを問いただすと、ロブはアリスが別邸を去ることを知っていたと話します。
ロブはアリスから坊ちゃんには内緒にするよう言われていたため、坊ちゃんには黙っていたのでした。
そしてアリスが去った悲しさから涙を流す坊ちゃんに、ロブは
「家長の座かアリス殿か、今ここで決断してください。」
と言いました。
この時坊ちゃんは、
「ずっと前から決まってる。」
と言い、アリスを追っていったのです。
アリスを追いかけた坊ちゃんがプロポーズ
ロブがアリスの乗る予定の汽車の時刻と行き先をこっそりメモしておいてくれたおかげで、坊ちゃんはアリスに追いつくことができました。
しかしアリスは、追いかけてほしくなかったと坊ちゃんに伝えます。
アリスは、これからの坊ちゃんの未来に訪れるたくさんの幸福に自分がいては邪魔になるからと、坊ちゃんのことを諦めることに決めたのです。
坊ちゃんはアリスの言葉を聞いて、白い薔薇の「生涯を誓う」という花言葉と自分のアリスに対する気持ちを話し、最後に
「僕と結婚して下さい。」
というプロポーズの言葉を伝えました。
もともとは坊ちゃんのことを愛してやまないアリスですから、アリスは
「はい・・・ 愛しています坊ちゃん。」
と返事をして、坊ちゃんは家系から抜けてアリスと結婚する結末を迎えたのです。
残念ながら坊ちゃんが家系を抜けることになったわけですから、結婚式にガーベラが参加することはありませんでした。
【死神坊ちゃんと黒メイド】坊ちゃんとアリスの結末は?
ここからは、『死神坊ちゃんと黒メイド』の坊ちゃんとアリスの結末について解説していきます!
坊ちゃんとアリスはロブと3人で暮らす
坊ちゃんは家系から抜けることになったため、別邸で暮らすことができなくなりました。
するとロブも別邸で執事を続けることができなくなり、本邸の執事として働くことをヴィオラは期待していましたが、ロブは本邸に戻らずに坊ちゃんとアリスを見守ることを選びます。
ロブが側にいることは坊ちゃんも望んでいたことであったため、坊ちゃんとアリスの結婚生活はロブも一緒の3人でスタートしたのでした。
坊ちゃんはピアノの仕事をする
最初は音楽に携わる仕事を探していた坊ちゃんでしたが、ピアノの仕事をもらえるようになっていきます。
坊ちゃんのピアノの才能は、祖父であるヴィクトルも認めていた程でした。
坊ちゃん自身も音楽を頑張りたいと話しているシーンがありましたが、実際に坊ちゃんは音楽を仕事にすることになったのです。
坊ちゃんとアリス結婚後の家族との関係性
坊ちゃんとアリスの結婚後、坊ちゃんの家族との関係性はとても良いものとなりました。
弟妹との仲もさらに良くなり、母親であるガーベラともきちんと話ができるようになっていったのです。
ガーベラは自身の考えを改めて、
「貴方達子供の幸せが、私の幸せだから。」
と坊ちゃんに言い、坊ちゃんとアリスの関係を認めてくれました。
そして坊ちゃんとアリスとガーベラとシャロンは、4人で花畑にでかけ、そこで坊ちゃんは母親からこれまでずっと大事にされていたことを再確認したのです。
まとめ
この記事では、『死神坊ちゃんと黒メイド』で坊ちゃんとアリスは最後結婚するのか、プロポーズと結末についても解説していきました。
- 坊ちゃんとアリスは最後結婚する。
- 坊ちゃんとアリスは最初から両思いの関係。
- 呪いにより触れ合えない運命を背負っていた。
- 呪いの解呪と身分の違い、2つの障害を乗り越えて結婚に至る。
- 結婚シーンは漫画原作16巻217話。
- 結婚までの経緯とプロポーズについて
- 坊ちゃんはずっと前から結婚を決めていた。
- 呪いの影響でアリスとの結婚どころか触れ合うこともできない。
- 坊ちゃんは貴族、アリスはメイドという関係上、結婚は難しい状況。
- 坊ちゃんの呪いは解けるが、坊ちゃんには家長の役目があるためアリスが坊ちゃんを去る決意を固める。
- 坊ちゃんがアリスを追いかけプロポーズ。
- 坊ちゃんとアリスの結末
- 坊ちゃんの家系を抜けることで実現する結婚。
- ロブと3人で幸せな暮らしを始める。
- 坊ちゃんがピアニストとしての才能を活かす。
- アリスとの結婚後も、坊ちゃんの家族との関係は良好。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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