映画館で映画を観た主人公である四谷みこ(よつやみこ)とその親友の百合川ハナ(ゆりかわはな)を後ろから見つめる謎の男。
その後もみことハナを付けていたこの男性は神童ロムという名前の人物ですが、神童ロムの正体とは一体何者なのでしょうか?
この記事では、『見える子ちゃん』で神童ロムの正体は何者なのか解説し、ミツエとの過去や鈴についてもネタバレしていきます!
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【見える子ちゃん】神童ロム(しんどうろむ)とは?
ここからは、神童ロム (しんどうろむ) についてまとめていきます!
神童ロムの基本情報
神童ロム(しんどうろむ)はネットで霊感商法をしている男性で、神童ロムというのは二つ名であり本名は不明です。
みこに突然話しかけてきたり見た目も行動も全てが胡散臭いことから、当初みこはロムのことをヤバい人だととても危険視していました。
ネット上で「オンラインサロン神童ロムの館」というウェブサイトを運営していて、そのサイトでは「チカラの石」という商品名の石を5万円で販売するなど、ロムはかなり怪しげな人物です。
みこはロムと最初に会った時にチカラの石をいるかと聞かれましたが、ロムの怪しさからいらないと断ります。
しかしその直後にヤバイやつが現れた際に、地面に散らばったチカラの石の効果でヤバイやつが引き換えしたこととロムにもヤバイやつの姿が見えていたことで、みこはロムを怪しみながらもに興味を持つこととなりました。
神童ロムはインチキ霊能者?
怪しげな霊感商法をしているロムは、エニグマシンドロームの神童ロムとして霊能動画の配信もしています。
ロムが配信した動画を見た視聴者の多くはロムの胡散臭さから、ロムはインチキ霊能者や詐欺師でなのではないかと思っていました。
この動画を見ていたみことハナの友人である二暮堂ユリア(にぐれどうゆりあ)は、ロムの動画に写ったちいさいおじさんの存在に気が付きます。
ロムが自身が販売するチカラの石をちいさいおじさんが入ったグラスの上に置き布をかけると、チカラの石はまるで手品のようにグラスの中へ入り、それと同時にグラスに入っていたちいさいおじさんは姿を消してしまったのです。
ユリア以外の視聴者にはちいさいおじさんの姿が見えていませんでしたが、ユリアにはロムが本物の霊能者であるように見えたのでした。
【見える子ちゃん】神童ロムの正体は何者か解説
ここからは、神童ロムの正体は何者か解説し、ロムの能力やみことハナに接触してきた目的についてもまとめていきます!
神童ロムの正体は本物の霊能者
神童ロムの正体は、本物の霊能者です。
その胡散臭い見た目や行動から、怪しい霊感グッズを販売しているインチキ霊能者かと思われていたロムですが、実際にはかなりの霊能力をもった人物でした。
ロムの霊能力は幼い時から持っていたもので、現在のロムはその霊能力を使って商売をしていたのです。
霊能者ロムの過去については後述していきます。
神童ロムの能力
神童ロムの能力は、霊能力を込めた道具を使って除霊を行うことです。
ロムが販売している霊能グッズをまとめます。
道具名 | 効果 |
チカラの石 | 持ってるだけで幸せな気持ちになれるパワーが宿った石。 |
パワーギチギチの塩 | 邪気から身を守ってくれる。 |
ギチギチパワーお守り | 持っていれば呪いを跳ね除ける。 |
ホーリーパワーリング | はめると霊を一時的に無力化できる。 |
邪気払いキーホルダー | 持っているだけで車に乗り込んできた霊を強制的に下ろせる。 |
光のサングラス | かけると邪悪な念を跳ね返し強い日差しからも守ってくれる。 |
防呪音耳栓 | 霊の声を遮断する。 |
他にも清めた水を入れたスプレー容器を搭載したドローンで霊のいる場所を散布するだけで散布した一帯を全部浄化したり、霊が苦しむ特殊な音が出る機械で攻撃するなどの能力を持っています。
霊能力がなく見えない人にはロムはただの胡散臭いインチキ霊能者に見えますが、ロムは霊能者として除霊できるほどの強い霊能力を持っているのです。
神童ロムの目的
神童ロムの目的は、山の神様から鈴を受け取ることです。
山の神様がいる山の神社はこの世のものではないため、本来であればみことハナが行ける場所ではありませんでした。
しかし2人はハナの生命オーラの能力によって結界を破り、山の神社へとたどり着くことができたのです。
ロムはみことハナがこの世に存在していない山の神社で撮った写真を見た時に、写真に写った山の神様の姿もハナの生命オーラも見えていました。
そこでロムは写真に写っていた2人の少女を見つけ出し、ラムラビを求めていたハナにラムラビを渡すことでみことハナに接触しようとしてきたのです。
そしてハナの生命オーラの能力を利用して山の神社の結界を破り、山の神様の元へたどりつこうとしていたのでした。
【見える子ちゃん】神童ロムの過去について
ここからは、神童ロムの過去について解説していきます!
神童ロムとミツエの過去
神童ロムは、下町のゴッドマザーことタケダミツエと師弟関係だった過去があったのです。
昔ミツエの師匠の岡トワ子は、ミツエや岡トワ子以上の霊能力を持った少年をミツエのもとに連れてきました。
この少年を預かることになったミツエは、少年を弟子として迎い入れ「神童ロム(しんどうろむ)」という二つ名をつけます。
ミツエの一番弟子となったロムは山の神社がある山に興味を持ち始めますが、山に行くことをミツエから禁じられていました。
しかしある時ロムは、山へ入り山の神様の神社へたどり着いてしまったのです。
神童ロムと山の神様の鈴
山の神社へとたどり着いた神童ロムは、山の神様が差し出した鈴を受け取ろうとしていました。
それが危険なことであると感じ取ったミツエと岡トワ子は、ロムが山の神様から鈴を受け取る寸前のところでロムを山の神様から引き離したのです。
山の神様の鈴は地面に落ちロムは助かりましたが、その鈴に触れた岡トワ子は山の神様の元へと吸い込まれてしまいました。
それ以来、ロムは山の神様の鈴は自分が受け取るはずでいつか奪われたのを取り返そうと考えていたのです。
まとめ
『見える子ちゃん』で神童ロムの正体は何者なのか解説し、ミツエとの過去や鈴についてもネタバレしてきました。
- 神童ロムの正体は本物の霊能者。
- 神童ロムの能力は霊能力を込めた道具を使って除霊を行うこと。
- 神童ロムの目的は山の神様から鈴を受け取ること。
- 神童ロムとタケダミツエは師弟関係。
- 神童ロムは山の神様の鈴を取り返すためにみことハナに接触してきた。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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