突然、主人公である四谷みこ（よつやみこ）の前に登場して、親友の百合川ハナ（ゆりかわはな）に取り憑いていたヤバイやつを攻撃し始めた巫女のような双子の狐。
戦いが終わった直後に山の神様らしきヤバイやつが言ったセリフが「さんかい」でしたが、さんかいが意味することとは一体何なのでしょうか？
この記事では、『見える子ちゃん』で「さんかい」の意味は三回なのかと狐がみこを助ける理由についてもネタバレで解説していきます！
『見える子ちゃん』に登場する双子の狐の正体については、こちら↓の記事をご覧ください！
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【見える子ちゃん】さんかいとは？
ここからは、「さんかい」というセリフのきっかけとみこが「さんかい」の意味が三回なのではと考えついた経緯についてもまとめていきます！
「サンカイ」のセリフのきっかけ
「サンカイ」のセリフのきっかけは、神社に出現した山の神様らしきヤバイやつらが親友のハナに憑いていたヤバイのを倒したことでした。
ヤバイやつらが見えまくりハナに憑いているヤバイのをどうにかしたいと考えたみこは、パワースポットをスマホで検索して出てきた神社へとハナと共に訪れます。
見える子ではないハナはおごそかな雰囲気の神社にはしゃぎますが、みこはこのパワースポットのご利益で何とかハナに憑いているヤバイやつをどうにかできないかと必死でお願いしました。
すると双子の狐が突然現れハナに憑いていたヤバイやつを攻撃していると、山の神様が登場しハナに憑いていたヤバイやつを丸呑みにしたのです。
山の神様と双子の狐は、謎の言葉で会話をした後に「さんかい」という言葉を残して突如姿を消したのでした。
「さんかい」の意味とは一体何なのか、この時点でみこにはまったく検討もつかずただただ恐怖に怯えることしかできなかったのです。
山の神様と双子の狐の会話・謎の言葉の意味については、こちら↓の記事をご覧ください！
さんかいの意味・みこの考察
みこは双子の狐が2回目に出現した時に、「さんかい」の意味が「3回」なのではないかと考察しました。
みこは当初、「さんかい」の意味について何を意味するのがわからずにいたのです。
しかし、その後みこを助けるために双子の狐が2回登場したことがきっかけで、みこは「さんかい」の意味について気づくことになります。
さんかいの意味と双子の狐の関係
みこが「さんかい」の意味が「3回」なのではないかと考えつくきっかけとなった、双子の狐の2回の登場シーンについて解説していきます。
場所：心霊スポットになっているトンネル
原作漫画：14話・後編
双子の狐の1回目の登場は、二暮堂ユリア（にぐれどうゆりあ）にハナと一緒に連れられて行った有名な溜まり場で心霊スポットになっているトンネルです。
ヤバイやつが見えていないユリアが、偶然にもまるで見えているかのように行動してしまったことがきっかけで3人そろってヤバイやつに襲われそうになりました。
するとみこの危機を感知した双子の狐は、突然出現してみこ救ってくれたのです。
双子の狐は助けた直後に双子の狐のうちの一体が、人差し指をまるで「1」を意味するかのように立ててみこに見せました。
場所：公園のベンチ
原作漫画：20話
双子の狐の2回目の登場は、みこがハナと一緒に座っていた公園のベンチです。
公園のベンチに座って行き交う人を見ながらみことハナが会話をしていると、突然少年の姿をしたヤバイやつがみこに襲いかかりました。
咄嗟のことに恐怖するみこのもとに再び双子の狐は現れて、みこを助けてくれたのです。
戦いが終わると双子の狐のうちの一体が、今度は指を2本立ててみこに見せたのでした。
みこが双子の狐に助けられた2回の出来事をきっかけに、みこは狐が指を1本立てたのは1回目で2本立てたのは2回目なのではと考え、「さんかい」の意味は「3回」で3回守ってくれることを意味するのではないかと思い至ったのでした。
【見える子ちゃん】さんかいの意味をネタバレ
ここからは、さんかいの意味をネタバレで解説し、4回目はどうなるのかについてもまとめていきます！
さんかいの意味は三回
「さんかい」の意味は、みこの考察の通りやはり3回のことでした。
「さんかい」の意味については、双子の狐の3回目の登場によって明らかとなりました。
場所：遠野善先生の病室
原作漫画：22話、23話
双子の狐の3回目の登場は、みこの担任の遠野善先生が入院していた病室です。
車にひかれそうになった子猫を助けようと道路に飛び出した遠野善は、ケガをして入院していました。
遠野善にたくさんの猫の霊が憑いていたことで、彼が猫を殺している危険人物なのではないかと疑っていたみこでしたが、子猫を助けた遠野善の行動によって彼が本当は動物にとても優しい人間であることを知ります。
その一方で、遠野善に取り憑いていたヤバイやつが遠野善の母親であり、遠野善が母親との過去に縛られていることを知ったのです。
そんな遠野善を助けるためにヤバイやつに向かって「自由にしてあげて」とみこが言うと、ヤバイやつは一目散にみこの元へ向かって来ましたが、その瞬間双子の狐が現れてヤバイやつを倒しました。
その直後、またも双子の狐のうちの一体が今度は指を3本立ててみこに見せたのです。
双子の狐がみこを助けるために3回目に姿を現すと、やはり1回目と2回目と同様に今度は3本の指を立ててみこに見せたことで、「さんかい」の意味が「3回」というみこの考えは確信に変わりました。
みこは自分が考えていた通りのことが起こったことで、自分を助けてくれた双子の狐にお礼参りをするためにお供え物の油揚げを持って双子の狐と最初に出会った神社へとひとりで向かうことを決めます。
4回目はどうなるのか？
双子の狐は、4回目もみこを助けてくれます。
双子の狐にお礼参りをするためにひとり神社に向かったみこは、ヤバイやつらで溢れる森の中で迷子になっていました。
そこでヤバイやつらにみこが襲われそうになると、双子の狐の片方が4回目にもかかわらずみこを助けてくれたのです。
3回は終わったはずだったのに双子の狐の片方がみこを助けたことで、双子の狐は何やら揉めていました。
それを見たみこはお礼参りのために持参した油揚げを出してお礼を伝えますが、なぜか双子の狐の片方を怒らせてしまうこととなります。
ハナが狙われた理由
4回目の直後にハナが双子の狐に狙われた理由は、4回目の見返りをハナに要求しようとしたためだと考えられます。
「さんかい（3回）」がみこを助ける回数だったのであれば、すでに3回助けられているため双子の狐が4回目にみこを助ける必要はなかったはずです。
ゴッドマザーことタケダミツエいわく、双子の狐がみこを助けたのはみこの願いを叶えようとしたからであって、本来なら願いが叶った時点でその場で見返りを要求されるはずだったと言っていました。
しかし、なぜかみこはこれまで見返りを見逃されていたのです。
神童ロム（しんどうろむ）はこれについて、「さんかい（3回）」が終わってからの4回目はみこの借金となり、みこ本人が見返りをしなければ他の人に返してもらおうとするのではと考えていました。
実際にはハナは双子の狐に狙われただけで何もされなかったので、ハナが狙われた本当の理由はわかっていません。
【見える子ちゃん】双子の狐がみこを助ける理由を解説
ここからは、双子の狐がみこを助ける理由を解説していきます！
みこが双子の狐に助けられた経緯
みこが双子の狐に助けられたのは、もともとみこがパワースポットとして訪れた神社でお願いした内容が関係していたのです。
当初みこがパワースポットに足を運んだのは、ハナに取り憑くヤバイやつを何とかすることが目的でしたが、みこは神社でそれ以外のお願い事もしていました。
それによって、みこは「さんかい＝3回」双子の狐に助けてもらうことになったのです。
神社でのみこのお願いを解説
まずは、みこが山の神社でしたお願いを見ていきましょう。
おねがいします
どうかハナに憑いてるヤバいのを何とかしてください
おねがいします
おねがいします
助けてくださいなんでもします
どうかハナを呪いから救ってください
ついでに私も･･･
双子の狐がみこを助ける理由は、神社でしたみこの2つのお願いが関係しています。
- ハナに憑いてるヤバイのを何とかしてください
- ついでに私も（助けてほしい）
1つ目の願いについては、みこが願った直後に神社の境内でハナに憑いていたヤバイやつは倒されたためすぐに叶ったことになります。
そして2つ目の願いは、山の神様が「さんかい＝3回」と言ったことで、実際に双子の狐は見返りを受けずに3回みこを助けたのです。
さんかい（三回）とみこのお願いの関係
「 さんかい（三回） 」には、みこのお願いの内容が関係しているのでないかと考えられています。
それは、みこが山の神社でしたお願いのなかで「おねがいします」を3回言っているという部分です。
山の神様はみこの3回の「おねがいします」に応えて「さんかい＝3回」と言ったのかもしれないというのは腑に落ちますよね。
しかし山の神様が「さんかい」と言った理由については、原作漫画第38話まででは明かされていません。
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まとめ
『見える子ちゃん』で「さんかい」の意味は三回なのかと狐がみこを助ける理由についてもネタバレで解説してきました。
- 「さんかい」の意味は三回
- 双子の狐は実際に3回みこを助けた
- 4回目の直後になぜかハナが狙われた
- ハナが狙われた理由は4回目が見返りをしないみこの借金をハナから返してもらおうとしたからかもしれない
- 双子の狐がみこを助ける理由はみこが「ついでに私も助けてほしい」と神社でお願いしたから
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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