『戦隊大失格』の1巻1話で、最初に登場した戦隊員のひとりである桜間日々輝(さくらまひびき)。
戦闘員Dの正体を知っている数少ない人物のひとりで、正義感に溢れている青年の桜間ですが、彼がいなくなったのは大戦隊への裏切りなのでしょうか?
この記事では、『戦隊大失格』で桜間日々輝(さくらまひびき)がいなくなった理由は裏切りなのか、その後と再登場についても解説していきます。
【戦隊大失格】桜間日々輝がいなくなった経緯
まずは、『戦隊大失格』の桜間日々輝(さくらまひびき)がいなくなった経緯について解説していきます。
桜間がいなくなった経緯
桜間日々輝がいなくなったのは、ブルー部隊従三位(じゅさんみ)の碧流亜乱(へきるあらん)との戦闘でのことです。
桜間は自分の目的のためにも、戦闘員Dを生かしたいと考えていました。
裏で手を組んでいた桜間と戦闘員Dは、碧流に知られぬよう協力して入れ替わり作戦を計画します。
その作戦とは、戦闘員Dの擬態能力をつかって桜間が戦闘員Dに、戦闘員Dが桜間になり、碧流の眼の前で桜間が扮した戦闘員Dの首を碧流の神具レプリカで切り落として戦闘員Dを殺したように見せかけるというものだったのです。
神具レプリカで戦闘員に致命傷を与えることは、戦闘員の死を意味します。
桜間が扮した戦闘員Dは作戦通り神具レプリカで首を切られて川に落ちたことで、戦闘員Dの死亡については碧流が証人となる形で作戦成功となったのです。
戦闘員Dと入れ替わって姿を消す
入れ替わり作戦の成功によって、戦闘員Dが成り代わり大戦隊に潜入するかわりに、桜間は「桜間日々輝」として生きることができなくなりました。
そのため、戦闘員Dと入れ替わったその後は姿を消すしかなかったのです。
桜間は当初、大戦隊を内側から正そうと目論み内部告発を試みるほど正義感に溢れていましたが、その計画も何者かに阻まれたことで大戦隊へのこれ以上の暗部への介入に動くことの難しさを感じていました。
そのため、戦闘員Dと入れ替わり戦闘員Dに「桜間日々輝」の代わりとなってもらうことは、桜間が今後自身の目的を果たすためには都合の良いことでもあったのです。
【戦隊大失格】桜間がいなくなった理由は裏切り?
ここからは、『戦隊大失格』の桜間日々輝(さくらまひびき)いなくなった理由は裏切りなのかについて解説していきます。
いなくなった目的は大戦隊を正すこと
桜間がいなくなった目的は、大戦隊を組織の外側から正すことです。
前述しましたが、当初桜間は自分自身が大戦隊の戦隊員となることで大戦隊の内部を知り、その内部の事情を告発するなどして組織の内側から正そうと行動していました。
しかし、それは桜間が想像していた以上に難しく、内部告発も出来ずじまいになってしまったのです。
このような経験から、桜間が次に大戦隊を正す方法として考えたのが、戦隊員という立場に加えて自分にとっての「桜間日々輝」の名前や存在全てを捨てて、大戦隊の外から新たな方法で大戦隊を正そうと考えたのでした。
桜間は大戦隊にとっては裏切り者
桜間が元戦隊員であることから考えると、その後の桜間は大戦隊にとっては裏切り者となります。
それは、桜間が戦闘員Dとの入れ替わり作戦で自身が戦隊員から離脱した時点で、すでに大戦隊を否定する行動に出ているためです。
正義感の強い桜間は、当初は正義の象徴ともいえる大戦隊を内部から正そうと計画していました。
しかし、それが失敗に終わりこのままでは大戦隊を正すことができないと分かり、その結果、大戦隊を裏切る形での新たな計画を実行していくこととなります。
【戦隊大失格】桜間日々輝のその後と再登場も解説
ここからは、『戦隊大失格』の桜間日々輝(さくらまひびき)のその後と再登場についても解説していきます。
再登場の7巻53話で生きてることが判明
戦闘員Dと入れ替わり姿を消していた桜間ですが、その後漫画原作7巻53話で再登場します。
桜間は戦闘員Dとの入れ替わり作戦で片腕を失っていたうえに、なかなか再登場シーンがなかったために、生死についても不明な状況となっていたのです。
しかし、漫画原作7巻53話での再登場シーンは一瞬で、生きてることがわかった程度のものでした。
次に再登場するのは漫画原作9巻73話で、全身打撲という大怪我を負った状態で目を覚まします。
そこで判明したのが、桜間が顔にひどい火傷を負っているという事実でした。
桜間の素顔と火傷の理由
顔にひどい火傷を負った桜間の素顔が見れるのは、漫画原作12巻110話になります。
桜間の素顔は顔全体から頭部まで火傷によって無惨な状態となっており、前頭部の髪の毛は部分的にしか残っていません。
そのため、その容姿からこの人物が「桜間日々輝」であることは誰にもわからず、実の姉である桜間世々良(さくらませせら)でさえもすぐにはこの人物が実の弟であると判断することができなかった程です。
桜間がこのような火傷を負った理由については、漫画原作13巻まででは明らかになっていませんが、正体を隠すために自ら火傷をするような行為をして顔を潰した可能性も考えられます。
その後騎偉寿と瑠憂那に助けられる
目的のために一人で行動していた桜間でしたが、ウロボロス跡地の廃校舎で騎偉寿(きいす)と瑠憂那(るうな)という人物に助けられていました。
その後は、騎偉寿と瑠憂那に匿ってもらっていたそうで、物語が進んでも彼らとは協力関係を築いていくこととなります。
目的のために新戦隊を設立
桜間は、目的達成のために「新戦隊」という新たな組織を設立します。
この組織の活動は、市民のセーフティーネットを目的としており、大戦隊から取りこぼされた見えざる被害者達を救うことを主な活動としているのだそうです。
桜間はこの集団のまとめ役を務めており、他のメンバーには元戦隊員、怪人保護協会理事、怪人幹部などがいます。
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まとめ
この記事では、『戦隊大失格』で桜間日々輝(さくらまひびき)がいなくなった理由は裏切りなのか、その後と再登場についても解説してきました。
- 桜間日々輝のいなくなった理由
- 桜間の目的は大戦隊を正すことであり、内部からのアプローチが難しかったため、組織の外側からの方法を模索していた。
- 桜間が戦隊員から離脱し、新たな方法で組織を正そうと考えていた。
- 裏切り
- 桜間は大戦隊にとっては裏切り者と見なされる存在であり、戦闘員Dとの入れ替わり作戦で組織を裏切った。
- 再登場
- 漫画原作7巻53話で再登場し、生存が確認される。
- 漫画原作9巻73話で全身打撲の怪我を負って再び登場する。
- 火傷の理由
- 桜間の素顔が火傷で無惨な状態になっており、自ら火傷を負った可能性がある。
- 助けられる
- 騎偉寿と瑠憂那に助けられ、彼らと協力関係を築く。
- 新戦隊の設立
- 桜間は目的達成のために新戦隊を設立し、市民のセーフティーネットを目指す。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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