2024年4月7日からテレビアニメの放送が予定されている『戦隊大失格』ですが、テレビアニメ化について疑問に感じている方もいるようです。
中には作品について「嫌い」「ひどい」といったネガティブな評判もあるようですが、その理由とは一体何なのでしょうか?
この記事では、『戦隊大失格』のアニメ化はなぜなのか、嫌い・ひどいと評判の理由についてもまとめていきます。
【戦隊大失格】アニメ化はなぜ?
まずは、『戦隊大失格』のテレビアニメ化はなぜなのか、アニメ化に至った理由についてまとめていきます。
作者・春場ねぎの人気が絶大
『戦隊大失格』がアニメ化される理由は複数ありますが、その一つは作者である春場ねぎ(はるばねぎ)先生の人気が絶大であることです。
彼の前作である「五等分の花嫁」は連載中に大きな人気を博し、シリーズ累計発行部数2,000万部を突破しました。
この成功が『戦隊大失格』のアニメ化を後押しし、ファンの期待が高まっています。
春場ねぎ先生の前作がアニメ化され大ヒットを記録したことで、『戦隊大失格』も同様の成功を収める可能性が高いと期待されていることは間違いないでしょう。
また、週刊少年マガジンでの連載作品がアニメ化される傾向があることも一因として考えられます。
2023年にアニメ化した作品を例にあげると、
- カノジョも彼女 Season 2
- 東京リベンジャーズ 聖夜決戦編・天竺編
- 五等分の花嫁∽
- 彼女、お借りします 第3期
- EDENS ZERO 第2期
これらの作品は、どれも週刊少年マガジンの人気作品でアニメ2期以降が放送された作品ばかりです。
原作漫画の欠点がアニメで克服できる
『戦隊大失格』において原作漫画が持つ欠点の一つは、キャラクター同士が似ていてわかりにくいことです。
通常、戦隊ものではヒーローたちの変身後の姿が似ており色の違いで判別されますが、白黒の漫画では色の違いがわからず、キャラクター同士を区別するのが難しいという問題がありました。
しかし、アニメ化することで作品がカラーで表現されるため、キャラクター同士の見た目の違いが明確になり、読者はストーリーをより理解しやすくなるでしょう。
また、『戦隊大失格』に登場する女性キャラクターたちは、顔立ちや衣装が似たようなビジュアルを持っていることが挙げられます。
特に、こちらについても白黒の漫画では色の違いが少ないため、一目見ただけでは誰が誰か区別するのが難しいと感じる読者がいたようです。
この問題もアニメ化によって解消され、視覚的な情報が豊かになることでキャラクター同士を混同することなく物語を楽しむことができるようになります。
『戦隊大失格』のアニメ化により、原作漫画の持つ欠点が克服され、より多くの視聴者がストーリーを楽めるようになるのは間違いありません。
アニメ化からのヒットも期待
『戦隊大失格』がアニメ化されることで、『戦隊大失格』という作品自体の人気が一層高まることが期待されます。
特に、春場ねぎ先生の前作「五等分の花嫁」のアニメ化が大成功を収めたことから、同じ作者の『戦隊大失格』にも同様の成功を期待している方は多いはずです。
このような背景から、『戦隊大失格』のアニメ化により原作の魅力やキャラクターが広く知られることで、作品の人気がさらに拡大する可能性があります。
アニメ化がきっかけで、原作の世界観やストーリーが新たな視聴者にも広く受け入れられる可能性が高まり、また、カラフルなアニメーションの世界でキャラクターが活き活きと動き、魅力的なシーンが描かれることで視覚的なインパクトも強くなるでしょう。
さらに、アニメ化により原作のファン層が拡大し、新たなファンを獲得することも期待されます。
アニメは原作を知らない人々にもアプローチしやすいため、広範な視聴者に作品の魅力を伝える機会となりますので、『戦隊大失格』のアニメ化は原作の魅力をさらに引き出し、作品の人気を高める一助となるはずです。
【戦隊大失格】嫌い・ひどいと評判の理由は?
ここからは、『戦隊大失格』が嫌い・ひどいと評判の理由についてまとめていきます。
前作と抱き合わせにしていて嫌い
『戦隊大失格』に対する批判の一つとして、前作「五等分の花嫁」との抱き合わせが挙げられます。
公式Xのアカウントが前作との関連性を強調し、特典に前作のキャラクターのグッズをつけるなど、作品単体でのプロモーションが不十分であると指摘する声もありました。
読者からはこのような手法が『戦隊大失格』という作品単体の魅力を損なっていると感じられ、「嫌い」など不快に思う声が多く上がっています。
作品が自らの魅力やストーリーに自信を持ち、前作との関連性に頼らずに独自の世界観を打ち出すことが重要だと考えている方は多いのかもしれません。
公式のこのようなアプローチは作品に対する期待値を下げる結果となり、ファンや視聴者の間で不評を買う結果となっているようです。
戦隊モノのパロディで嫌い
『戦隊大失格』に対する批判の一つとして、戦隊モノのパロディ要素が挙げられます。
作品は正義の戦隊と悪の戦闘員それぞれの立場を描いているものの、その描写が中傷的に捉えられている読者もいるようです。
特に、特撮ファンの間では現実のスーパー戦隊を馬鹿にするような描写と捉えられ、作品自体への不快感が生じています。
また、戦隊シリーズのパロディを被った反逆ストーリーが作品の軸であることも、一部の特撮ファンにとって受け入れがたい要素となっており、特に特撮に深い愛着を持つオタク層からは、このようなアプローチが好ましくないとの声もあるようです。
ただし、『戦隊大失格』の作品自体にスーパー戦隊を馬鹿にするような描写はなく、見ている側が深読みし過ぎというのも一因としては考えられます。
作品自体はそのパロディ要素を軸にしていることで、普通に楽しめるポテンシャルも秘めていますが、特撮ファン層の反感を招かないような配慮が求められており、バランスの取り方が難しいところです。
死亡するキャラの扱いがひどい
『戦隊大失格』に対する批判を浴びる理由の一つに、死亡するキャラクターの扱い方がひどい点が挙げられます。
作品内では死亡するキャラクターを軽く掘り下げたり、キャラクターの死に対する描写が軽視され、一見して悲壮感やグロさを増そうとする手法が取られているように感じている方もいるようです。
この点に関して、一部の読者からは不快感や違和感を覚える声が上がっており、特にキャラクターの死を扱う際には、もっとしっかりと物語の流れに溶け込ませ、物語全体の流れやキャラクターの人間性に密接に絡めてほしいという期待があります。
物語の中でキャラクターが死亡する場面は、読者にとって強い感情移入や共感を呼び起こす重要な要素で、物語の重要な転機となるはずです。
そのため、死亡シーンは適切に描写され、読者が物語に没頭できるような工夫が求められますね。
説明なしでは設定がわからない
『戦隊大失格』が批判の的となる理由の一つに、説明不足による設定の把握困難さが挙げられます。
作品の1話だけを簡単に読んだだけでは、読者が『戦隊大失格』の設定を理解するのは困難です。
物語の世界やキャラクターの背景が台詞で説明されるため、漫画全体の読みにくさや理解しにくさにつながり、その結果『戦隊大失格』という作品が嫌いだと感じる人がいます。
説明なしでも設定がわかりやすい漫画は、キャラクターの行動や背景、対話から自然に情報が伝わるものです。
読者がストーリーに没頭しやすく、キャラクターや世界観に共感しやすい作品は好まれますし、設定や背景が複雑すぎずわかりやすい展開でストーリーが進む作品も受け入れられやすい傾向があります。
グロい斬首シーンが多くてひどい
『戦隊大失格』が様々な批判を浴びる理由の一つに、グロテスクな斬首シーンが頻繁に登場することが挙げられます。
斬首シーンを繰り返し描写することで、グロ漫画や殺人漫画を好む層の支持を狙っていることも考えられます。
『戦隊大失格』の設定では、キャラクターが斬首されてもすぐに復活し、痛覚を感じないという設定がありますが、それでも何度も首を斬るという表現は、多くの読者からひどいと感じられる要因となっていることは事実です。
一般的に、斬首シーンが過度に描写される作品には、読者からの不快感や批判が生じる傾向があります。
特に、斬首という極端な暴力表現は、読者の感情に強い衝撃を与える可能性があり、物語の展開やキャラクターへの理解を読者がより深めるために、斬首シーンの使用には慎重さが求められますね。
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まとめ
この記事では、『戦隊大失格』のアニメ化はなぜなのか、嫌い・ひどいと評判の理由についてもまとめてきました。
- 『戦隊大失格』がアニメ化される理由
- 作者・春場ねぎの人気が絶大で、「五等分の花嫁」の大ヒットが影響している。
- 週刊少年マガジンでの連載作品がアニメ化される傾向があり、これに続く形でアニメ化が進んでいる。
- 原作漫画の持つ欠点がアニメで克服されると期待されており、特にキャラクターの見分けにくさが改善される。
- 嫌い・ひどいと評判の理由
- 前作「五等分の花嫁」との抱き合わせが不評で、作品単体の魅力を損なっていると感じられる。
- 戦隊モノのパロディ要素が特撮ファンから受け入れられず、作品自体への不快感が生じている。
- 死亡するキャラクターの扱いが軽視され、悲壮感やグロさを増そうとする手法が嫌いという感情を引き起こしている。
- 設定の説明が不足しており、作品全体の理解に難しさを感じる読者がいる。
- グロテスクな斬首シーンが頻繁に登場し、読者からひどいと批判を受けている。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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