神の正体をクリーチャー(偽りの神)だと考え神候補を神にしたくない米田我工(よねだがく)は、クリーチャーに味方している可能性のある特別な能力を持つ天使を知りたいと思っていました。
特別な能力を持つ天使の正体は、特級天使のナッセなのかそれとも他の天使なのでしょうか?
この記事では、『プラチナエンド』で特別な能力を持つ天使はナッセなのか解説し、ナッセの正体や目的についてもまとめていきます!
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【プラチナエンド】特別な能力を持つ天使の正体は?
ここからは、特別な能力を持つ天使の正体についてまとめていきます!
特別な能力を持つ天使の正体はナッセ
特別な能力を持つ天使の正体は、特級天使のナッセでした。
特別な能力を持つ天使の正体について、中海修滋(なかうみしゅうじ)を神候補に選んだ1級天使のオガロは最初から知っていましたが、当初は米田からどの天使が特別な能力を持っているのか聞かれても答えなかったのです。
オガロにとっては自分が選んだ神候補の中海が神になることが最良であったため、神の存在を否定し神にならせまいとする米田に教えるはずがありませんでした。
しかし米田が白の矢で中海を殺すと脅されたことがきっかけで、米田が持つもつ結糸向(ゆいとすすむ)からもらい受けた白の矢を中海に渡すことを条件に、特殊能力をもつ天使の正体がナッセであることを明かしたのです。
特級天使ナッセの基本情報
ナッセは、『プラチナエンド』の主人公である架橋明日(かけはしみらい)を神候補に選んだ少女の姿をした天使です。
別名「純真無垢の天使」と呼ばれる特級天使のナッセは、純粋さゆえか人間の発言や言動とは少しずれたところがあり、ミライを幸せにするためであれば他人の命を奪うことさえも肯定するなど手段を選ばないところがあります。
どんな時でもミライを応援しミライの幸せを願うナッセは、人間界に来た13羽の天使の中でもかわいい魅力的な天使です。
【プラチナエンド】ナッセの特別な能力を解説
ここからは、他の天使にはないナッセだけが持つ特別な能力について解説していきます!
特級天使ナッセの特別な能力
特級天使ナッセの特別な能力とは、人間に触れることができる能力です。
本来、人間界に存在している人間が天界の存在である天使に触れることができないように、同じく天使も人間に触れることができません。
また天使は人間だけでなく、人間界に存在している全ての物質に触れることはできないのです。
しかしナッセだけには人間に触れるという特殊能力があり、飛び降り自殺を図ったミライを天使である自分の手で受け止めて助けました。
これについてナッセ自身は特別な能力だとは気づいていないようで、他の天使の前で堂々とミライを自らの手で救ったことを語っていたのです。
ナッセは特殊能力で運命を変える
ナッセの特別な能力は、運命を変えることができる力がありました。
ナッセにとっては、ただ人間界に存在している人や物に触ることができるというそれだけのことでしたが、自殺を図ったミライの命を救ったということは死ぬはずだったミライの運命を変えたことを意味していたのです。
しかし天使が神候補を直接干渉できるというナッセの特別な能力は、自分の神候補に使ってはいけない能力でした。
ナッセは特別な能力を使い降格
特級天使のナッセは、特別な能力をミライを助けるために使い2級天使へと降格してしまいます。
神候補を選んだ13羽の天使には、神候補に対して自分の矢や翼を使って直接的な影響を与えてはいけないというルールがあります。
これは天使が自分の選んだ神候補を神にするために、自分が選んだ神候補が不利な状況になることを直接的に阻止してはいけないということです。
物語の終盤で、ナッセは米田に白の矢を放たれたミライの命を救うために、ミライを掴み翼を使って矢の射程距離の範囲外まで逃げました。
しかしナッセのこの行動は、神候補に対して自分の翼を使って直接的な影響を与えたというルール違反であったため、直後に2級天使へと降格させられてしまったのです。
ナッセは他の神候補を助け昇格
2級に降格したナッセでしたが、今度は他の神候補を直接助けたことで昇格します。
ナッセは手毬由理(てまりゆり)が放った白の矢が米田に刺さる瞬間に、翼を使って米田を助け命を救いました。
この行動は自分の神候補を助けるのとは真逆の行為だったため、再び特級天使へと昇格することになったのです。
ナッセはミライが米田にも死んでほしくないという気持ちを汲み取り米田を助けましたが、これにより米田もナッセに運命をかえられたのでした。
【プラチナエンド】ナッセの正体と目的とは?
ここからは、特別な能力を持った天使であるナッセの正体とは何者で目的は何だったのかをまとめていきます!
ナッセの正体は小さな生命
ナッセの正体は、小さな生命だった前世を持つ唯一の天使です。
ナッセはまだ生命が存在していなかった地球に神が降りた時に唯一存在していたひとつの小さな生命でした。
小さな生命というのがどんな生命だったかについては、神でさえもわかっていません。
小さな生命だったナッセは神の体に入り込んできたため慌てて皮膚を切り捨てましたが、神はそんなナッセにわずかでも神の細胞を持ち合わせている可能性と神側の行動を取ってくれることを期待していたのです。
しかしナッセ自身は天使になる以前に自分が何であったかも、神に期待された役割についても理解していませんでした。
ナッセの目的を考察
13羽の天使の中で唯一特別な能力を持ち神の細胞を持ち合わせている天使のナッセですが、その目的については明らかにされていません。
ナッセの発言や行動は物語の最後まで謎が多く、真の目的があったのではと示唆させているようにも感じますが、私はナッセの目的はナッセが当初から言っていた通り「ミライを幸せにすること」だったと考えています。
最終的に神が決まると、ナッセが神候補に選んだミライは記憶をそのまま残し想いを寄せていた咲とともに人生を歩みだしました。
その後2人は結婚式を迎え咲が「今すぐ死んでもいいくらい幸せ」というとミライも咲の気持ちに共感し、それを見たナッセは「超満足」とまるで自分の役目を終えたかのように言ったのです。
これはあまりにも不幸で自殺を図ったミライが、ナッセに命を救われたことでナッセが望んでいた通りに幸せになり純粋に目的を果たしたことを意味していたのだと思います。
また神が自殺し天界が消えようとした時に、ナッセが天界の破壊を望んでいたムニに言った「おめでとう天界の破壊せいこうだね」というセリフには何かふくみがあるようにも感じますが、純真無垢の天使であるナッセに裏はなく、ただ純粋に自身の目的を達成したムニにおめでとうと言っただけなのではないでしょうか。
まとめ
『プラチナエンド』で特別な能力を持つ天使はナッセなのか解説し、ナッセの正体や目的についてもまとめてきました。
- 特別な能力を持つ天使の正体はナッセ
- 特級天使ナッセの特殊能力は人間に触れられること
- ナッセの正体は神の細胞を持ち合わせた小さな生命
- ナッセの目的は純粋にミライを幸せにすることだと考察
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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