主人公である四谷みこ(よつやみこ)が不信感を抱いていたクラス担任の遠野善(とおのぜん)先生を見ていたところに現れたのが、「みるな」と言ってきたヤバイやつでした。
そのヤバイやつのあまりの怖ろしさにみこは思わず涙を流してしまいましたが、「見るな」と言ってきた霊の正体とは一体何者なのでしょうか?
この記事では、『見える子ちゃん』で見るなという霊の正体を解説し、遠野善先生の過去や友人についてもまとめていきます!
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【見える子ちゃん】見るなと言う霊について
ここからは、見るなと言う霊と「見るな」の意味についてもまとめていきます!
遠野善先生に憑いているヤバイやつ
見るなと言う霊とは、遠野善先生に憑いているヤバイやつのことです。
このヤバイやつは常に遠野善に憑いているため、見える子ちゃんであるみこには授業中や休み時間など、どんな時でも見るなと言っている霊が見えてしまいます。
そしてこの見るなと言う霊は時には遠野善の身体に入り込むなど、まるで遠野善に取り憑いているかのようでした。
「見るな」の意味
「見るな」の意味とは、遠野善先生のことを見るなという意味です。
見るなと言う霊は遠野善に視線を送っただけで、まるで警告するかのように「見るな」と言いながら近づいてきます。
そのため授業中に生徒が遠野善を少しでも見ると、見るなと言う霊はその生徒の間近まで寄っていきその生徒が遠野善を見るのをやめるまで「見るな」と言い続けるのです。
【見える子ちゃん】見るなと言う霊の正体をネタバレ
ここからは、見るなと言う霊の正体を解説していきます!
見るなと言う霊の正体は遠野善の母親
見るなと言う霊の正体は、遠野善先生の母親です。
遠野善の母親はすでに亡くなっていますが、生前の母親は遠野善が幼い頃からまるで彼を支配するような生活を送っていました。
遠野善の友人に対しては「近づくな」や「見るな」などを言って近づかないようにするのは日常茶飯事だったため、死んだ今でも彼に視線を送る相手に対して「見るな」と言っていたのです。
遠野善の母親が憑いている理由
遠野善先生の母親が憑いている理由は、死んでもなお遠野善を支配しようとしているからだと考えられます。
遠野善の母親は生前、遠野善を自分が思うように行動させるために脅すような物言いをしていたこともあり、遠野善はそんな母親の言いなりになるしかありませんでした。
遠野善の母親にとっては息子である遠野善を思い通りに操ることが人生の全てだったのです。
そんな母親に育てられた遠野善は、母親が亡くなった現在も母親との過去の出来事に縛られていたのでした。
【見える子ちゃん】遠野善先生の過去や友人を解説
ここからは、遠野善先生の過去や友人についても解説していきます!
遠野善と母親の過去
遠野善先生は小学生だったある日、友達の誕生会に行く予定でした。
しかし母親は誕生日会に行くことを自分に隠し事をしていたと怒り、母さんを裏切って傷つけてもいいと思っているなら行ってもいいとまだ幼い遠野善を脅したのです。
母親から追い詰められて友達の誘いを断るしかなかった遠野善は、友達から見ても母親に支配されているようにしか見えませんでした。
遠野善は母親に猫を殺された
遠野善先生は、拾って内緒で世話をしていた猫を母親に殺された過去がありました。
母親からの支配によって友達との時間を過ごすことさせ許されなかった遠野善は、こっそりと自宅の物置で猫を飼い自分になついたその猫をとてもかわいがっていたのです。
しかしある日、いつものように物置の中を覗くといたはずの猫の姿がそこにはありませんでした。
母親は遠野善がかわいがってたいた猫を処分したと言い、遠野善は自分のせいで猫が死ぬことになったのだと今でも後悔しているようです。
この出来事がきっかけで遠野善は現在でも母親に縛られて生きていますが、前に進むために過去の償いとして捨て猫を拾い保護するために毎日パトロールをしていたのでした。
遠野善と友人サトル
少年時代に友達を遊ぶことが許されなかった遠野善先生の唯一の友人がサトルです。
サトルは小学校からの友人で現在は動物病院で獣医をしているため、遠野善は見つけた捨て猫を拾ってはサトルに治療してもらい里親探しまで任せていました。
サトルは遠野善と母親との関係や過去の出来事も知っいて、そのうえで「友達が困ってたら助ける」と遠野善を支えていたのです。
まとめ
『見える子ちゃん』で見るなと言う霊の正体を解説し、遠野善先生の過去や友人についてもまとめてきました。
- 見るなと言う霊の正体は遠野善先生の母親。
- 遠野善先生の母親はすでに死んでいる。
- 遠野善先生の母親が憑いている理由は遠野善を支配するためだと考えられる。
- 遠野善先生は母親に拾った猫を殺された過去があり、このことを今でも後悔している。
- 遠野善先生の友達は獣医のサトル。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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