『プラチナエンド』では、3種類の等級を与えられた13羽の天使たちが登場します。
そしてその天使たちはそれぞれが選んだ神候補に等級に見合った翼や矢を与えることができますが、結構ルールが複雑でわかりにくいと感じている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、『プラチナエンド』に登場する天使の種類や等級の意味と翼・赤の矢・白の矢のルールについても解説していきます!
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【プラチナエンド】天使の種類や等級の意味は?
ここからは、天使とは一体何者なのか、天使の種類や等級の意味、神候補選びを命じられた天使に課せられたルールについても解説していきます!
天使の基本情報
天使とは、天界で神に仕えている存在のことです。
性別はないようですが女性風や男性風であり、さらに少女や少年、青年女性や青年男性、老婆風など様々な姿をしていますが、いずれも必ず天使の輪と翼を持っています。
神の座を次の神にゆだねるべく習わし通りに選ばれた13羽の天使が、それぞれ13人の人間を神候補に選び999日の期限内に次の神を決めるために天界から人間界にやってきました。
自分が選んだ人間が神になった場合には、死者の魂を天界へ運ぶなどの天使が本来する役目を終えてその神の側で穏やかに生きることが許されています。
天使の種類と等級
天使には3種類あり、等級によって異なります。
特級天使
1級天使
2級天使
神候補を選ぶために人間界にやってきた13羽の天使の種類と名前、別名も合わせて等級ごとに一覽にしてまとめていきます。
天使の種類 | 13羽の天使の名前 | 天使の別名 |
特級天使 | ナッセ メイザ ムニ | 純真無垢の天使 欲望の天使 破壊の天使 |
1級天使 | バレ バルタ ペネマ オガロ エマカ エグラ | 知識の天使 勘の天使 遊戯の天使 闇の天使 ー ー |
2級天使 | ルベル ヤゼリ ジャミ ルタ | 策士の天使 真実の天使 ー ー |
※ルベルは物語が進むと1級天使に昇格し「感情の天使」となります。
天使の等級の意味
天使の等級は、その天使が持つ能力を意味しています。
特級天使が天使の中で最も等級が高く、特級天使とは他の天使と比較して何かに卓越した天使にのみ与えられる等級なのです。
そして天使に与えられている等級によって神候補に渡せる天使の道具も異なり、天使の等級はその天使が選んだ神候補が天使から与えられているものが何であるかも意味しています。
天使が神候補に翼や矢を渡す際には翼は天使の首輪、矢は天使の輪という形で受け渡すことで、その輪を身に付けた神候補は翼や赤の矢・白の矢の能力を使うことができるようになるのです。
天使の首輪・天使の輪は外せない
天使が神候補に渡した天使の首輪や天使の輪は、基本的に外すことはできません。
神候補自らの意思で天使に天使の首輪や天使の輪を返還しようとした場合、神候補は翼と矢を失うだけでなく神候補から外れることとなり、それと同時に命を失ってしまうのです。
天使の首輪や天使の輪によって得ることができる翼と矢は、神候補が生きる希望として天使から渡されたものであり、それを天使に返還することは神候補が生きることをやめたことを意味しています。
天使のルール
神候補を選んだ13羽の天使には、全ての神候補に対して天使自身の翼や矢を使って直接的な影響を与えてはいけないルールになっています。
天使はあくまで神候補が神になるためのサポート役であり、天使が自分の選んだ神候補を神にするために直接的に手助けしたり、自分が選んだ神候補以外の神候補を直接的に攻撃するなどはルール違反になるのです。
天使がこのルールを守らない場合には、その天使は現在の等級を降格させられてしまいます。
例外として神候補に直接的な影響を与える行動であっても、自分が選んだ神候補以外の神候補を手助けするような行為は神候補を神にすることとは間逆であるため、このような場合においては等級が昇格することもあるのです。
【プラチナエンド】翼・赤の矢・白の矢について
ここからは、天使が神候補に与えることができる翼・赤の矢・白の矢についてまとめていきます!
天使の翼
- 天使の翼は目には見えない速さで飛ぶことができる
- 翼の速度は赤の矢と白の矢よりも早いため発射されることを認識していれば飛んでかわすことも可能
- 翼は神候補と天使以外には見ることができない
- 神候補が翼を使い飛んでいるところを目撃した場合、神候補以外の人間には神候補が宙に浮いているようにしか見えない
- 宙に浮いた状態の神候補がその場から移動した場合、その動きは見えない速さであるため神候補以外の人間には一瞬にして姿を消したように感じる
- 翼は人間界の物質の干渉を受けない
赤の矢
- 赤の矢は33日間だけ刺された人間が刺した神候補に好意を抱かせることができる能力がある
- 赤の矢を刺されると刺された人物の意思とは関係なく刺した神候補を好きになってしまう
- 1人の神候補が同時に使用できる赤の矢は14本
- 赤の矢をさされた人物が死亡するとその赤の矢は神候補のもとへ戻るため、再びその赤の矢を使用することができる
- 赤の矢を刺された人物が刺した神候補に対して過去に悪事を行っていたうえその悪事が死に値するような場合には、刺した神候補に対しての悪事を認め悔やむ気持ちを利用して自害に追い込むことも可能
白の矢
- 白の矢は刺された相手を必ず即死させる能力がある
- 白の矢を渡せるのは特級天使のみ
赤の矢・白の矢の共通点
- 矢の射程距離は31.6m
- 2つの矢を放つ場合の射程距離は31.6m×2になる
- 矢は神候補と天使以外には見ることができない
- 矢は人間界の物質の干渉を受けない
- 矢は見えている対象に対して百発百中で当てることができる
- 1射目の赤の矢の後に2射目の赤の矢を放つまでには2秒のクールタイムがある
- 赤の矢と白の矢を続けて放つ場合、2射目を放つまでの時間は約0.3秒
【プラチナエンド】翼・赤の矢・白の矢のルールを解説
ここからは、翼・赤の矢・白の矢のルールを解説していきます!
翼・赤の矢・白の矢は他者に渡せる
他の神候補からもらった、もしくは奪った翼や矢は、神候補でも神候補以外の人間にも渡すことが可能となります。
神候補がもともと持っていなかった天使の道具を他の神候補から受け取ると、その道具を自由に使えるようになるのです。
また神候補以外の人間に翼や矢を渡す場合には、先に天使の道具を渡したい相手に赤の矢を刺す必要があります。
この場合、天使の道具を受け取った似神候補以外の人間はその道具を自由に使えるようになるのと同時に天使の存在や神候補の翼や矢も見ることができるようにりますが、使用期限は赤の矢の効果が維持される33日間です。
天使の翼は触れない
翼はこの世の物の干渉は受けないため建物などにぶつかる心配はありません。
そのため、たとえ神候補であっても神候補がこの世に存在する人間である以上、翼を掴んだり触ったりすることはできないのです。
天使の翼を与えられた神候補ができることはその翼を自由に動かし飛ぶことだけですが、例外として翼と翼同士であればどちらも天界の物質であるため干渉し合うことができます。
翼と矢は同時に使える
翼で空中に浮いた状態で矢を使うことは可能です。
しかし、翼で目に見えない速さで飛んでいる場合には矢を放つことはできません。
そのため矢を放つ場合は相手からも視認できる速さで飛んでいる状況か、地面に足をついている状況に限られます。
翼で運べるものの制限
翼を持つ神候補は、人間であれば1人しか飛びながら運ぶことができません。
また運ぶものが物の場合には、自力で持てる分の重量までは飛ぶ速さに影響を与えずに運ぶことができます。
赤の矢・白の矢に干渉する方法
天使の矢は人間界の物質の干渉を受けないため、狙った相手がたとえガラス越しでも障害物をすり抜けて矢を刺すことができます。
しかし、天界の物質である赤の矢と白の矢はどちらも干渉し合うことができることから、赤の矢を使って白の矢を弾くことやその逆も可能です。
赤の矢の使用回数と優先
赤の矢を使用できるのは1人につき1度だけで、赤の矢を刺した相手が死亡した場合はその効果も消えて赤の矢は刺した神候補のもとへ変換されます。
赤の矢で狙った相手に神候補の矢が刺さっている場合には先に刺さっている方の矢が優先されるため、後に刺そうとした赤の矢は弾かれてしまうのです。
【プラチナエンド】翼・赤の矢・白の矢を奪う4つの方法
翼・赤の矢・白の矢を天使から与えられた神候補はその能力を永遠に使うことができますが、死んだ神候補から取る形でその神候補が持っていた翼や矢を自分のものにすることが可能です。
ここからは、翼・赤の矢・白の矢を奪う4つの方法について解説していきます!
1:自分で神候補を殺す
3つの方法の中でも単純明快なのが、自分で神候補を殺し一方的に奪い取る方法です。
神候補を何らかのやり方で殺した場合、死亡した神候補が持っていた翼や矢は殺した神候補が貰えることになっています。
この場合、死亡した神候補の天使に翼と矢を貰い受けるための申し出が必要です。
2:死ぬ神候補に赤の矢を刺しておく
こちらは事前準備として翼や矢を奪いたい神候補に赤の矢を刺したうえでその神候補が死亡することで、死亡した神候補の翼や矢を手に入れる方法です。
本来であればAの神候補がBの神候補を殺した場合、殺したBの神候補がAの神候補の翼と矢を手に入れることになるはずですが、殺す以前にCの神候補が赤の矢を刺していれば死んだ神候補から優先して翼や矢を取ることができます。
3:1・2の手段で翼や矢を手に入れた神候補から譲り受ける
この方法は4つの方法の中で唯一、平和的に翼や矢を手に入れる方法です。
この場合は翼や矢を譲り渡す神候補は、1か2の方法で他の神候補の翼や矢を奪い取っていることが大前提となるため、この方法が可能な時点で他の神候補はすでに死亡していることになります。
4:譲渡を申し出る
これは、神候補が病死・事故死・自殺などで死んだ場合に天使が遺体を天界へ運ぶ前に翼や矢の譲渡を申し出る方法です。
この場合は天使が遺体を天界に運んでしまってからでは天使の道具を得ることはできないため、天使の道具を得たい神候補は死亡する神候補の近くに居なければ翼や矢を得ることができません。
いずれの方法にしても、神候補が死亡していなければ他の神候補が持っていた翼や矢を手に入れることはできないのです。
まとめ
この記事では、『プラチナエンド』に登場する天使の種類や等級の意味と翼・赤の矢・白の矢のルールについても解説してきました。
天使の道具である翼や白の矢・赤の矢は有能な道具である一方でルールや制限もあるため、そのルールを理解した上で使うのはなかなか難しいように感じてしまいますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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