主人公の戦闘員六号が派遣されたファンタジーのような世界の惑星では、人間が暮らすグレイス王国と魔族の国にある魔王軍とが戦争をしていました。
魔王軍を率いている魔族の中でも魔王軍四天王はグレイス王国の人々に恐れられているようですが、魔王軍四天王とはどのようなキャラクター達なのでしょうか。
そこで今回は、『戦闘員、派遣します!』で魔王軍四天王は弱いのか、特徴や能力とその後どうなったかについてもまとめていきます!
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【戦闘員派遣します!】魔王軍四天王とは?
魔王軍四天王とは、魔族の国の魔王軍の中でも特に強いといわれる幹部4人のことをいいます。
魔王軍四天王はそれぞれ異なる属性を持っていて、名前の前にはその属性に合わせた通り名がついているのが特徴です。
そのため、魔王軍四天王が登場し自分の名前を名乗る際には自ら通り名+名前で自己紹介するのが定例となっています。
魔王軍四天王が魔王軍を率いてグレイス王国と戦争をしている理由は、魔族の国が「砂の王」と呼ばれる巨大魔獣のせいで年々砂漠化が進んでいるため、グレイス王国との戦争をし勝利することで国を奪い人間を奴隷化して魔の大森林を開拓させようと考えているからです。
【戦闘員派遣します!】魔王軍四天王は弱い?
魔王軍四天王ははっきり言って弱いです。
魔王軍の中での四天王という立場にいることや、グレイス王国の人々からも恐れられているためそうとう強いのではと思っていましたが、残念ながらそうではありませんでした。
弱い魔王軍四天王が敗北の後にどうなったかについても、この後にまとめていきます。
【戦闘員派遣します!】魔王軍四天王・炎のハイネ
炎のハイネは魔王軍四天王の中では最も多く登場するキャラクターです。
魔王軍四天王の中で唯一の女性であるため、お色気専門で戦闘員六号との関わりも一番多いといえますね。
ここからは、炎のハイネについてまとめていきます!
炎のハイネの特徴
炎のハイネは褐色の肌に巨乳が特徴的な女性の魔族です。
頭には魔族の特徴ともいえる2本の角が生えているハイネは、水着のビキニを思わせるような露出度の高い服装でお色気全開のため、戦闘員六号は初対面でその姿を写真におさめたほどでした。
露出癖で若干の変人オーラまで感じられる炎のハイネは、相手が敵であっても通り名で呼ばれると上機嫌になるなどお約束な流れが大好物です。
人間とは敵対している魔族でありながらも、とても仲間想いで時には涙を見せたりと女性らしいかわいいところが、炎のハイネの魅力でもあります。
炎のハイネの能力
炎のハイネという通り名なだけあって、炎の属性を持つ魔法を使う能力を持っています。
その能力を使うことで、手の上に炎の玉のようなものを出現させ飛ばして攻撃することが可能です。
しなし炎のハイネの魔法はすさまじい力を持った魔導石に依存したものだったため、魔導石を失うと魔王軍四天王と呼ばれるほどの力は出せなくなってしまいます。
水のラッセルとともにトリス王国の古代遺跡で戦闘員六号達と戦うこととなった炎のハイネは、転送石というテレポートの類が可能なアイテムを使い水のラッセルをその場に残して戦線離脱したのでした。
【戦闘員派遣します!】魔王軍四天王・地のガダルカンド
地のガダルカンドは魔族というにふさわしい見てくれながらも、魔王軍四天王の中で唯一死亡するキャラクターです。
強そうな風貌の割にあっけなく戦闘員六号に倒されてしまう、残念なキャラクターともいえますね。
ここからは、地のガダルカンドについてまとめていきます!
地のガダルカンドの特徴
地のガダルカンドは巨大でムキムキな体に大きな2本の角、背中にはコウモリのような翼が特徴的な男性の魔族です。
魔族らしくかなり好戦的な性格で鬼のこん棒のような武器を持って戦い、翼で空を飛ぶこともできます。
人間のことを小突いたくらいで簡単に死んじまう存在だと考えていて人間を殺すことには何の抵抗もなく、死んだ人間のことを「コレはもうただの肉」と言うなど人間をイビるのが大好きです。
地のガダルカンドの能力
地のガダルカンドには魔法のような能力はありません。
唯一の能力はパワーで、力を使って巨大なこん棒を操り攻撃したり、巨大な翼をはためかせるだけでも強烈な突風を発生させることができます。
戦闘員六号との交戦時には、六号が使った対物ライフルが連続で使用できないという弱点を見抜くなど戦いに関しては知恵が回る一面もありました。
しかし、戦闘員六号との直接対決で六号が装備したRバッソー(対装甲車両切断用振動バッドソードタイプR)と戦闘服の制限解除により、粉々にされて敗北してしまいます。
【戦闘員派遣します!】魔王軍四天王・風のファウストレス
風のファウストレスは魔王軍四天王の中でメインストーリーに登場しないキャラクターです。
そのため、『戦闘員、派遣します!』の主人公である戦闘員六号との関わりもなく、ほとんど登場シーンがありませんでした。
ここからは、風のファウストレスについてまとめていきます!
風のファウストレスの特徴
風のファウストレスは男性の魔族で通り名から風属性の魔族であることは仮定できますが、風のファウストレスがメインストーリーに登場していないこともあり、容姿に関する特徴は明らかにされていません。
魔王軍四天王の中で風のファウストレスは、唯一グレイス王国の勇者との戦いをメインとしていたため、今後もメインストーリーには登場しないことも考えられます。
風のファウストレスの能力
風のファウストレスは勇者との戦いで勇者に追い詰められて発揮した能力は、ランダムテレポートという魔法でした。
ランダムテレポートは空間さえ繋がっていればどこに出るかは不明という危険な魔法ですが、風のファウストレスは勇者を巻き込んでこの能力を使ったのです。
そのため、風のファウストレスは勇者と共に行方不明になってしまいました。
【戦闘員派遣します!】魔王軍四天王・水のラッセル
水のラッセルは子供でかわいい戦闘キメラで、戦闘員六号達と深い関係を築いていくキャラクターです。
最初は好戦的な印象を与えながらも仲間想いで、子供でかわいいという長所を活かして戦闘員六号達とも関わっていく魅力的なキャラクターだといえます。
ここからは、水のラッセルについてまとめていきます!
水のラッセルの特徴
水のラッセルは右目は紫、左目は黄色のオッドアイに水色の髪が特徴的な男性の戦闘キメラです。
子供で男の娘マニアが狂喜乱舞しそうな体躯をもつ水のラッセルはかわいいながらも、なかなかに生意気な性格をしています。
あおりり耐性が低い水のラッセルは、戦闘員六号に卑怯者や姑息などと言われると顔を真赤にして反論する一面も見せました。
水のラッセルは戦闘キメラでロゼと同種の存在でありながら、ロゼとは違い過去の記憶を持っていて自分の創造主が人類の根絶を願っていたことから、水のラッセル自身も人間を憎みうざったい人類を根絶やしにしたいと考えています。
水のラッセルの能力
水のラッセルの能力は水魔法が使えることで、水魔法により大量の水を生成することも可能です。
戦闘キメラの魔力は食べ物さえ切らさなければ無尽蔵のため、一日中でも水魔法を放つことができます。
また、トリス王国の古代遺跡に古代兵器として巨大なガラスケースに入れてあった人型の巨大ロボットを操縦する能力も持っていました。
巨大ロボットを前にした水のラッセルは一瞬輝くと姿が突然消えロボットに吸い込まれると操縦することができるようになった水のラッセルですが、この能力は水のラッセルいわく古代遺跡と呼ばれている施設の関係者なら誰にでも可能なのだそうです。
巨大ロボットを操縦し戦闘員六号達と戦うこととなった水のラッセルでしたが、キサラギ=アリスの用意した通称デストロイヤーと呼ばれるクモ型兵器によって敗北したのでした。
【戦闘員派遣します!】魔王軍四天王はその後どうなった?
それぞれ戦線離脱や敗北した魔王軍四天王でしたが、その後も思わぬ形で再登場してきます。
ここからは、魔王軍四天王がその後どうなったかについてまとめていきます!
炎のハイネは度々戦闘員六号の前に登場!
転送石を使い水のラッセルを残して戦線離脱した炎のハイネでしたが、その後も度々戦闘員六号の前に登場します。
仲間想いの炎のハイネは、戦闘員六号達に囚われた水のラッセルを心配して水のラッセルを連れ戻そうと試みました。
しかし、残念ながら毎回戦闘員六号の餌食になってしまうのです。
地のガダルカンドはアンデッドになる!
戦闘員六号に斬り刻まれて敗北した地のガダルカンドは、アンデッド祭りでアンデッドになり再登場します。
アンデッド祭りで鬼のこん棒を持った凶暴な猫ぐるみが出現しますが、実はその正体が地のガダルカンドだったのです。
アンデッド祭りを取り仕切るグリムいわく、地属性の魔法が得意な魔族は不浄な大地と繋がりのあるアンデッド達との親和性が高く、そのため地属性のガダルカンドがアンデットとして復活してしまったのです。
風のファウストレスは戦闘員になる!
勇者を巻き込んでランダムテレポートを使った風のファウストレスの生存は絶望的とも考えられましたが、実は勇者と共に地球へ行ってしまっていて生きていたのです。
風のファウストレスは勇者と共に、秘密結社キサラギ最高幹部のひとりである業火のベリアルの家の庭先に突然現れてケンカをしていたところを発見され、ベリアルが何発かしばいて戦闘員見習いにするために秘密結社キサラギに連れてきていました。
そして秘密結社キサラギの戦闘員見習いとなった風のファウストレスと勇者は、戦闘員六号と同じキサラギ製戦闘服を着させられ、風のファウストレスが戦闘員Fの十九号、勇者が戦闘員Fの十八号と名付けられたのです。
水のラッセルは女装メイドになる!
トリス王国の古代遺跡で巨大ロボットに乗り戦闘員六号との戦闘に敗れた水のラッセルは、キサラギ=アリスによって牢獄に囚われていました。
戦闘員六号にグレイス王国での水を生成を提案され断ろうとした水のラッセルは、スペシャルゲストとして登場した男の娘大好きなトラ男により女装メイドにさせられてしまったのです。
男のなのに女装メイド姿がかわいい水のラッセルは戦闘員たちのアイドル兼お母さん的存在となり、窓を拭いたり洗濯をしたりとメイドとして仕事をこなしながら戦闘員六号達と関わっていきます。
まとめ
弱いけど個性的な魔王軍四天王は『戦闘員、派遣します!』のストーリーを盛り上げてくれています。
特に炎のハイネと水のラッセルは戦闘員六号達と関わることが多く、登場シーンが多いので今後の活躍にも期待したいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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