『戦闘員、派遣します!』で主人公の戦闘員六号が傭兵として雇われることになったグレイス王国で、戦闘員六号が隊長を務める遊撃隊の隊員として選ばれたのがグリムです。
グリムはゼナリスの信徒であり大司教として様々な能力を発揮するとともに、自身の歪んだ性格もオープンにすることでストーリーを盛り上げる魅力的なキャラクターでもありますね。
そこで今回は、『戦闘員、派遣します!』でゼナリス教・グリムの性格や能力についてと、カップルを憎む理由についてもまとめていきます!
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【戦闘員派遣します!】ゼナリス教のグリムとは?
グリムは不死と災いを司る邪神を崇める「ゼリナス教」の大司教です。
美女ながらも車椅子に乗っているという謎めいた雰囲気で登場しますが、歪んだ性格が特徴的な人物でカップルを憎んで生きています。
ここからは、そんなグリムについてまとめていきます!
ゼナリス教について!
グリムが崇めるゼナリスとは、不死と災いを司る太古の邪神のことです。
ゼナリス教は邪神であるゼナリスを崇めているため、この世界ではゼナリスを崇めているというだけでも普通は嫌な顔をされるほど、好感度の低い宗教だといえます。
ゼナリスの信徒が扱う能力は魔法ではなく呪いで、グリム自身はその能力のある者を魔法使いではなく「奇跡の代行者」と言っていました。
グリムの基本情報
グリムの本名はグリム=グリモワールで、ゼナリスの信徒であり大司教の独身女性です。
車椅子に乗っているのは歩けないからではなく、靴を履けなくなる呪いの影響から靴が履けないためで普段から裸足で生活しています。
グリムが奇跡の代行者として使うゼナリス教大司教の能力は、邪神ゼナリスの力を借りることで攻撃や不死の力を扱うことができるなど、不死と災いに関連しているものばかりです。
太陽の光が苦手で昼間は元気がなく寝ていることが多いグリムは、太陽なんて滅びればいいと思っているほど太陽が苦手で、これは日が暮れてからの時間帯の方がゼナリスが活発なことが影響しており、グリム自身も本来の力を発揮しやすくなります。
グリムはカップルを憎み生きていて特に男の目を集めるような淫売女性が一番嫌いですが、その割にはグリム自身は男の目を集めるような紐パンをスカートの中に履いていました。
【戦闘員派遣します!】グリムの性格は?
見た目からは落ち着いた雰囲気させ漂わせているグリムですが、カップルを憎むあまり歪んだ性格の持ち主でもあります。
ここからは、そんなグリムの性格についてまとめていきます!
性格①紐パンどスケベ
大人っぽく落ち着いた雰囲気で登場したグリムは、戦闘員六号との初対面で邪神ゼナリスを侮辱したことを悔い改めさせようと、戦闘員六号に対し自分のスカートの中が気になるか?と挑発しました。
そこで自分の下着をちらつかせたことがそもそもグリムのどスケベ感を明らかにしていますが、挑発されてグリムのスカートを躊躇なくめくった戦闘員六号によってグリムがスカートの下に履いていた下着の紐パンがあらわになったのです。
本当は戦闘員六号を挑発しただけでスカートの中は見せないつもりだったグリムは、戦闘員六号にスカートをめくられたことで激怒し、専業主婦として養うことで責任を取るよう戦闘員六号に迫ります。
しかし、グリムのスカートをめくり下着の色や形まで把握した戦闘員六号によって、グリムは「ドスケベ怪人紐パンパン」と呼ばれてしまいました。
性格②太陽が苦手
とにかく太陽が苦手なグリムは、たとえ戦闘中であっても昼間であれば寝てしまっていることが多いです。
その分夜は元気で、戦闘が夜に行われた際には壁を登るなどの体力が必要なこともこなすことができたり、魔王軍との交戦にも参加します。
ちなみに、戦闘後の夜に食事をしたりお酒を飲むのも大好きです。
性格③カップルが憎い
グリムはカップルをとにかく憎んで目の敵のようにしています。
そのためグレイス王国のカップル憩いの場所である逢引き宿町で、イチャつくカップルに向かって猛スピードの車椅子で突っ込み、邪魔をするという迷惑行為が大好きです。
カップルが憎いあまり、グリムが行った迷惑行為を女性警官に注意されても全く従わず、終いには警官に向かって立ちくらみを起こす呪いを使ったこともあり、実際に警官は立ちくらみを起こしました。
そのため公務執行妨害で警官から苦情が来る事態になったのです。
【戦闘員派遣します!】グリムの能力まとめ!
グリムの能力は奇跡の代行者として使うゼナリス教大司教の能力で、その能力は不死と災いに関連しているものです。
ここからは、グリムの能力についてまとめていきます!
能力①グリム自身の蘇生
グリムは何度死んでも蘇生することが可能です。
グリムが蘇生するにはゼナリスの祭壇に死亡したグリムと供物を用意する必要がありますが、それ以外には詠唱なども必要なく夜になるとグリムは勝手に蘇ります。
供物には人の大事な思いや執着のこもった品々が必要ですが、その条件さえクリアしていればそれがたとえロゼが大事にしていた靴下でもグリムは蘇生されるため、戦闘員六号からはグリムの命はガラクタと同価値なのではと驚かれました。
能力②災いをもたらす呪い
グリムが呪いをかけたい時には、供物を手に持ち対象者に向かってどのような災いをもたらしたいのかを言葉にします。
しかし呪いは必ず成功するとは限らず、グリムの場合は成功率8割り程度で、呪いを発動させるにはそれに応じた供物が必要なうえ、失敗し呪いが不発に終わった場合には、対象者にもたらそうとした災いがグリム自身に降りかかってきます。
グリムが裸足の上車椅子で生活しているのも、靴が履けなくなる呪いが不発に終わったことで、その呪いがグリム自身に跳ね返ってきたことが原因です。
グリムが使う呪いは、呪いと言っても相手の命を奪うような破壊を目的としたものではなく、立ちくらみやタンスの角に足をぶつけた激痛、金縛りなどの微妙な効果の呪いばかりをかけます。
基本的には呪いが失敗し不発に終わった場合の跳ね返りが怖いグリムは、巨乳な魔族のハイネと戦った際に乳がもげる呪いをかけたくても勇気がなく反動を覚悟することができませんでした。
【戦闘員派遣します!】グリムがカップルを憎む理由
グリムがカップルを憎むのは、いき遅れて婚期を逃したことが理由です。
結婚に焦っているためか、戦闘員六号がグリムのスカートをめくって下着を見た際にも専業主婦として養うことで責任を取るよう言ったうえに逃さないと迫っていました。
また過去にも男性騎士に迫った経験があるようで、グリムを袖にしたり裏切ったりしたヘタレ騎士は呪われて当然だと考えているようです。
まとめ
自分が婚期を逃したことからカップルを憎むという歪んだ性格の持ち主であるグリムですが、死んでも蘇生できるというスゴイ能力をもっていて、さらに災いをもたらす呪いで魔王軍と戦ったりと結構活躍しています。
災いをもたらす呪いはちょっとしょぼいですが、跳ね返りを怖がって微妙な呪いばかりかけようとするところがグリムのかわいいところでもありますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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