『文スト』こと『文豪ストレイドッグス』は、2013年1月号の「ヤングエース」で連載が開始され、シリーズ累計は現在1,200万部を突破している人気漫画作品です。
2023年1月からはテレビアニメの第4シーズンも放送されていて非常に人気の高い作品である一方で、「つまらない」「面白くない」といったネガティブな評価もあるようですが、その理由な一体何なのでしょうか?
この記事では、『文豪ストレイドッグス』はつまらないのになぜ人気なのか、ひどい・嫌いな理由や批判についてもまとめていきます!
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【文豪ストレイドッグス】つまらないし面白くない?
まずは、『文豪ストレイドッグス』がつまらないし面白くないといわれる理由についてまとめていきます!
実在した文豪をキャラにしている
『文スト』が実在した文豪をキャラにしているところがつまらないと感じている方は多いようです。
実際に『文スト』の登場人物キャラクターは、主人公の中島敦(なかじまあつし)をはじめとして太宰治(だざいおさむ)や国木田独歩(くにきだどっぽ)など、日本の小説家の中でも際立って優れていたとされている「文豪」をモチーフにしています。
登場人物の中には外国の小説家をモデルにしているキャラもいるなど、特に文豪ファンにとってはどのキャラも聞き覚えのある名前ばかりでつまらないと感じてしまうようです。
本物の文豪とキャラが違い過ぎる
また、本物の文豪と『文スト』のキャラが違い過ぎる点が面白くないと感じている方もいるようです。
登場人物キャラクターが実在する文豪をモチーフにしているため、実在する文豪を写真などで見たことがあり知っている人にとっては、本物の文豪とキャラがあまりにも違いすぎて戸惑うのかもしれません。
キャラクターデザインは現代風にアレンジされていますので、本物と違ってしまう部分があるのはある程度は仕方がないです。
しかし本物の文豪と比較した時に『文スト』では思い描いていたイメージと違っていたり、チャラい印象を受けるようなキャラになっていたりすると、作品全体が面白くないと思ってしまうこともあるのではないでしょうか。
中でも泉鏡花(いずみきょうか)は『文スト』では少女キャラとして登場していますが、実在する泉鏡花は男性ですので本物の文豪と性別まで違ってくると流石に違和感を覚えてしまいます。
漫画原作とアニメのイメージが異なる
『文スト』の漫画原作を見てからアニメを視聴した方にとっては、漫画原作とアニメのイメージが異なると感じる部分もあるようです。
ストーリー的には漫画原作からずれていたり原作改変が起こっているわけではないのですが、アニメになった時に漫画原作を読んだ時にイメージしていた間の取り方や登場するタイミング、キャラ同士の距離感などが思ったものと違っていたと感じることってありますよね。
でも漫画原作から入った方にとってはそもそも原作が面白い、好きというところからアニメに入っているので、漫画原作とアニメのイメージが異なるのはある程度理解していてもあまりにも違いすぎた場合には面白くない、つまらないと感じてしまうかもしれませんね。
【文スト】ひどい・嫌いな理由や批判について
ここからは、『文豪ストレイドッグス』がひどい・嫌いといわれている理由や批判についてもまとめていきます。
文豪の名前と作品名を使うのはひどいし嫌い
実在する文豪の名前と作品名を使うのはひどいし嫌いと感じている方もいるようです。
『文スト』の登場人物は実在する文豪の名前が使われているうえ、それぞれのキャラクターが使う異能力も文豪の作品名やペンネームなどをそのまま使用しています。
そのため登場人物の名前と能力名が一致しやすく覚えやすいという良い部分もある一方で、見方によっては
- 作者は自分で登場人物を考えずに漫画を書いていてひどい
- キャラクター名だけでなく能力名までパクっているから嫌い
というような批判的な意見も見受けられました。
文豪ファンからの批判意見が多い
『文スト』に対する批判意見は、文豪ファンの方から発信されているものが多いような印象を受けます。
文豪ファンの方は、純粋に文豪が好きでその好きな文豪の作品が好きだという方が多いです。
そういった方の中には、自分の好きな文豪が『文スト』でキャラクター化されたされたことに対して
- 文豪やその作品を馬鹿にしている
- キャラクター化されて不快
- 文豪に対する侮辱だと感じる
などのような、辛辣な批判意見をあげられている方もいらっしゃいました。
『文スト』は文豪をモチーフにした異能力バトル漫画として見れれば良いのかもしれませんが、文豪ファンの方にとっては文豪に対する熱意が強い分、そう簡単に文豪のキャラクター化を認めることはできないと感じるのは当然かもしれませんね。
【文スト】なぜ人気なのか?
つまらないし面白くないと感じる方がいる一方で、『文豪ストレイドッグス』が人気作品として話題になっている理由はどういったことろにあるのでしょうか?
ここからは、『文豪ストレイドッグス』がなぜ人気なのかについてまとめていきます!
異能力バトルがかっこいい
『文スト』が人気な理由としてあげられるのが、異能力バトルがかっこいいというところです。
『文スト』での異能力とは常識では起こりえない現象を起こす特殊な力のことをいい、その能力を持つ者を異能力者といいます。
その異能力の種類は幅広く、自身の身体の全体または一部を変化させるもの、攻撃特化系、非戦闘系、精神操作系、現実改変系など様々です。
中でも攻撃特化系の異能力者同士のバトルはかなり激しくかっこいいので、アニメになると漫画原作よりもさらに臨場感を感じることができますね。
個性あるキャラクターが魅力的
『文スト』は個性豊かなキャラクターが魅力的な作品でもあります。
登場人物それぞれに個性的な性格や能力、過去などの設定がされているため、作品を知れば知るほどキャラクターのことも深く知ることができるのです。
そんな魅力的なキャラクターの中でも特に人気なのは中原中也(なかはらちゅうや)で、主人公の所属する組織とは敵対関係の組織に属しているにもかかわらずとても人気が高いです。
顔はかっこいいけれど小柄で好戦的な性格、過去にはマフィア時代の太宰の元相棒で作中では敵対関係でありながらも度々共闘するなど、敵キャラも魅力的に描かれています。
他にも登場キャラは多く、どのキャラクターも知れば知るほど好きになってしまうのも『文スト』の人気の理由のひとつといえますね。
登場人物の人間関係
『文スト』では登場人物の人間関係もとても細かく描かれています。
前述した太宰と中也の関係や敦と芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)との関係、福沢諭吉(ふくざわゆきち)と森鴎外(もりおうがい)の関係など、過去のエピソードを絡めた関係性や相手に対する感情から起こる関係性などもとてもわかりやすいです。
そのため登場人物ひとりひとりのことだけでなく人間関係も理解することで共感しやすく、より入り込んで作品を楽しめると感じるのかもしれません。
設定が斬新で面白い
つまらないし面白くないといわれている理由として、実在する文豪をモチーフにしている点にネガティブな評価が多いことについてまとめてきましたが、逆に文豪をキャラクターに設定しているところが斬新で面白いと評価されている方もいました。
例えば漫画やアニメ作品ではないですが、日本の戦国時代を舞台に武将をキャタクターとしている戦国無双や、中国の三國志を題材に中国の武将をキャラクターにした三國無双のような、実在した人物をモデルにしている作品は他にもあります。
しかし実在した文豪を登場人物のモデルにして戦わせるという設定の作品は珍しく、さらに『文スト』ではそれぞれのキャラクターの異能力も文豪の作品名やペンネームなどをもとに設定されているのです。
コメディとシリアスのバランスの良さ
『文スト』はキャラクターデザインも人気が高く、基本的にはかっこいい・かわいいキャラクターが人気だといえる作品でもあります。
しかしそんな魅力的なキャラクター達が作中では笑いを誘うようなシーンもあり、かと思えば涙を誘うようなシリアス展開もあったりとそのバランスの良さが作品をより楽しくしているといえそうです。
登場人物がかっこいい・かわいいだけじゃないところには親近感がわくという方は多いと思うので、そういった部分も『文スト』が人気の理由なのかもしれません。
まとめ
この記事では、『文豪ストレイドッグス』はつまらないのになぜ人気なのか、ひどい・嫌いな理由や批判についてもまとめてきました。
- 『文スト』は実在した文豪をキャラにしているところがつまらない。
- 本物の文豪と『文スト』のキャラが違い過ぎるから面白くない。
- 漫画原作が面白くてアニメを見たけれど、漫画とアニメのイメージが異なっていて面白くないしつまらない。
- 実在する文豪の名前と作品名を使うのはひどいし嫌い。
- 批判意見は実在する文豪とその作品が好きな文豪ファンの方から発信されているものが多いような印象。
- 『文豪ストレイドッグス』が人気な理由は、
異能力バトルがかっこいい
個性あるキャラクターが魅力的
登場人物の人間関係
設定が斬新で面白い
コメディとシリアスのバランスの良さ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント
[…] などのような意見があります12。実在した文豪をモデルにしたキャラクター化は、作者の創造力やオリジナリティが欠けているという批判もあります1。 […]
文ストは面白い!!!\\\٩(๑`^´๑)۶////
面白くない筈がない!!!
その通り!
誰やおもんないって言った奴!
文ストは
面白い!!!