オルクス大迷宮から地上に出た直後に出会ったハウリア族のシア・ハウリア。
兎人族（とじんぞく）とも呼ばれているハウリア族とは一体どのような種族なのでしょうか？
この記事では、『ありふれた職業で世界最強』でハウリア族（兎人族）とはどんな種族なのか、過去や強さについてもネタバレで解説していきます！
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【ありふれた職業で世界最強】ハウリア族（兎人族）とは？
ここからは、ハウリア族（兎人族）について解説していきます！
ハウリア族の基本情報
ハウリア族とは、亜人族に含まれる一種族です。
兎人族（とじんぞく）とも呼ばれているだけあって頭に生えた兎の耳が特徴で、優しく温厚な性格であるかわりに虫も殺せないほどひ弱な種族でした。
そのためハウリア族に忌み子が存在していることがバレて一族ごと故郷であるフェアベルゲンから離れたものの帝国軍に見つかってしまい、戦う手段をもたないハウリア族は行き場所を失ってしまったのです。
そんな時にハウリア族のシア・ハウリアが固定魔法である未来視の能力で、ハジメ達に近づけばハウリア一族が助かる未来を見たことがきっかけでハウリア族とハジメ達は出会うこととなりました。
ハウリア族の忌み子がシア
ハウリア族が隠していた忌み子とは、シア・ハウリアのことです。
異世界・トータスに存在している亜人族は、基本的には魔力をもっていません。
そのため亜人族で魔力をもって生まれた者は忌み子として処刑される決まりになっていましたが、ハウリア族の族長の娘であるシアはこれまで処刑を免れるために一族で隠されながら暮らしていたのです。
【ありふれた職業で世界最強】ハウリア族の過去を解説
ここからは、ハウリア族の過去についてネタバレで解説していきます！
ハウリア族が故郷を追い出された過去
ハウリア族は、忌み子であるシアの存在がバレたことで故郷であるフェアベルゲンから追い出されてしまいました。
シアは自分のせいでフェアベルゲンから離れることとなったことをとても悔やんでいて、魔物や帝国軍に追われているハウリア族を助けてもらうためハジメ達に接触してきたのです。
シアからハウリア族を助けて欲しいと依頼されたハジメは、七大迷宮があると思われるハルツィナ樹海での道案内をハウリア族にしてもらうことを条件に仕方なくシアの依頼を引き受けたのでした。
ハウリア族は処刑を免れる
ハウリア族は、亜人族の掟に逆らい忌み子を隠していた罰として処刑すると長老会議で告げられました。
しかしシアからのハウリア族を守って欲しいという依頼を引き受けたハジメは、亜人族の事情は自分とは無関係でありハウリア族を殺すことは七大迷宮に行くのを邪魔をする行為だとして、これ以上ハジメ達の行く道を拒もうとするなら亜人族と敵対する意思があることを伝えたのです。
フェアベルゲンの長老のひとりであるアルフレリック・ハイピストは、オルクス大迷宮突破で手に入れたオスカー・オルクスの指輪を持ち帰ったハジメを大迷宮の攻略者と認め、ハジメ達と敵対関係になるのを避けるためにハウリア族はハジメの奴隷になったことにすると言いました。
フェアベルゲンの掟では奴隷として捕まり樹海の外に出た者は死んだ者として扱っているため、ハジメの奴隷になったハウリア族は死亡したものとし死んだ者には死刑執行はできないと言ったことで、ハウリア族は処刑を免れることができたのでした。
ハウリア族の戦闘訓練
ハウリア族は過去にハジメから戦闘訓練を受けました。
七大迷宮があると思われるハルツィナ樹海にある大樹に行くことを目的としていたハジメでしたが、大樹の周囲は特に霧が濃く亜人族でも方角を見失ってしまうため、一定周期で訪れる霧が弱まった時でなければ先へ進むことができなかったのです。
そのため、ハジメは霧が晴れ大樹に向かうまでの10日間の間にハウリア族が今後自分たちの命を自分たちで守れるようにと戦闘訓練をすることを提案します。
そこから亜人族最弱と言われたハウリア族の戦闘訓練が始まることとなったのです。
【ありふれた職業で世界最強】ハウリア族の強さについて
ここからは、ハウリア族の強さ・能力についてもネタバレで解説していきます！
ハウリア族は亜人族でも最弱
ハウリア族の強さは、亜人族の中でも最弱です。
虫も動物も殺せず刃物を持つことさせえ拒む程にひ弱なハウリア族は、このままでは自衛することさえ困難でした。
故郷であるフェアベルゲンを追放され隠れ家を失ったハウリア族は、ハジメ達と分かれた後に魔物や人間の格好の餌食になることは目に見えていたのです。
このままでは全滅は免れないと考えたハジメは、この最弱な一族がせっかく拾った命を無駄にしないようにとハウリア族に戦闘訓練を受けさせることで強くさせようと考えたのでした。
ハウリア族は戦闘訓練で強くなった
ハウリア族は、戦闘訓練によって強くなります。
戦闘訓練の最初こそ戦うこと全てに消極的だったハウリア族ですが、日を追うごとに頭角を現し戦闘訓練の9日目にはハウリア族の一族全員が一切の恐れを知らずに躊躇なく敵を殺す戦闘狂になってしまいました。
戦闘訓練によってハウリア族を強くしてくれたハジメのことを「ボス」と呼び、ハジメに心酔しきってしまったのです。
ハウリア族の能力
ハウリア族には特別な能力はありません。
前述しましたがトータスの亜人族は基本的に魔力をもっていないため、同じく亜人族であるハウリア族も魔力はなく特別な能力ももっていないのです。
そんなハウリア族が唯一習得した能力は、ハジメの戦闘訓練によって身につけた戦闘力の高さだと言えます。
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まとめ
この記事では、『ありふれた職業で世界最強』でハウリア族（兎人族）とはどんな種族なのか、過去や強さについてもネタバレで解説してきました。
- ハウリア族とは亜人族に含まれる一種族。
- ハウリア族が隠していた忌み子とはシア・ハウリアのこと。
- 異世界・トータスに存在している亜人族は基本的には魔力をもっていない。
- 魔力をもってうまれた亜人族が忌み子。
- ハウリア族は忌み子であるシアの存在がバレたことで故郷であるフェアベルゲンから追い出された。
- ハウリア族は亜人族の掟に逆らい忌み子を隠していた罰として処刑されそうになったが免れることができた。
- もともと最弱だったですがハジメの戦闘訓練を受けたことで戦闘狂へと変貌して強くなった。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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