異世界・トータスで現在では反逆者として語り継がれている、解放者(かいほうしゃ)と呼ばれる7人の存在。
解放者と七大迷宮にはそれぞれ繋がりがあり、迷宮突破の報酬である神代魔法(しんだいまほう)とも深く関係しているのです。
この記事では、『ありふれた職業で世界最強』で解放者と七大迷宮を一覧で解説し、種類や場所はどこかもまとめていきます。
【ありふれた職業で世界最強】解放者(かいほうしゃ)とは?
まずは、解放者について解説していきます!
解放者の正体は反逆者?
解放者の正体は、反逆者ではありません。
反逆者とは神代に神に挑んだ神の眷属のことをいい、異世界・トータスではトータスを滅ぼそうとした存在であると語り継がれていました。
反逆者たちの過去の行動はエヒト神によって見破られ失敗に終わってしまい、生き残った反逆者は世界の果てに逃亡したとされていたのです。
もともと解放者が本来従うべく存在であるエヒト神に逆らったのには、ある理由があったためで決してトータスを滅ぼそうとしたわけではありませんでした。
解放者の目的はエヒト神を倒すこと
解放者の目的は、創世神であるエヒト神を倒すことです。
トータスでは神として人間族の9割が創世神であるエヒト神を守護神として崇めていて、聖教教会もエヒト神を信仰していています。
しかし人々から崇められているエヒト神は守護神などではなく、トータスの種族をおもちゃの駒のように扱い争わせて楽しむ邪神だったのです。
そのことに気がついたかつての解放者のリーダーであるベルタ・リエーブルは、解放者という組織を作り神代魔法などの強力な魔法を使える者たちを募って世界を救うためにエヒト神に立ち向かったのでした。
神の力を持つエヒト神に解放者は全滅させられてしまいましたが、生き残った7人のメンバーがその意思を後世に受け継ぐために作ったのが七大迷宮だったのです。
トータスの創世神エヒトの正体や目的などの詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
【ありふれた職業で世界最強】解放者と七大迷宮の種類や関係性
ここからは、解放者と七大迷宮の種類や関係性について解説していきます!
解放者が七大迷宮を作った目的
解放者が七大迷宮を作った目的は、大迷宮を攻略した者に神代魔法を授けるためです。
前述しましたが、解放者たちにはエヒト神を倒そうと立ち向かいながらもその計画が失敗に終わってしまった過去がありました。
しかし、どうにかしてエヒト神を倒しトータスを救おうと考えた7人の解放者たちは、それぞれ世界の果てに大迷宮を作りその迷宮を突破した者には報酬として神代魔法を習得させようとしたのです。
七大迷宮の攻略は非常に難しいものとされていましたが、その迷宮を突破できるほどの力を持つ者であればエヒト神を倒せる可能性があると考えたからでした。
解放者と七大迷宮の種類一覧まとめ
解放者と七大迷宮を一覧でまとめます。
解放者 | 迷宮 |
オスカー・オルクス | オルクス大迷宮 |
ミレディ・ライセン | ライセン大迷宮 |
ナイズ・グリューエン | グリューエン大火山 |
メイル・メルジーネ | メルジーネ海底遺跡 |
ラウス・バーン | 神山 |
リューティリス・ハルツィナ | ハルツィナ樹海 |
ヴァンドゥル・シュネー | 氷雪洞窟 |
7人の解放者がいるように七大迷宮も7種類存在しています。
七大迷宮は、エヒト神を倒すことができなかった解放者が逃亡した世界の果てに住処とともに作った迷宮であり、7種類の迷宮ごとに攻略した報酬として得られる神代魔法が異なっているのです。
神代魔法の種類や解放者との関係性など詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
【ありふれた職業で世界最強】 七大迷宮の場所はどこか一覧で解説
ここからは、七大迷宮の場所はどこか一覧で解説していきます!
オスカー・オルクス:オルクス大迷宮
オスカー・オルクスが作ったオルクス大迷宮は、宿場町ホルアドの近くにある地下迷宮です。
全100層からなると言われていたオルクス大迷宮は下に行くほどに魔物が強くなるため、実力にあった戦闘訓練ができることと良質な魔石が手に入ることから、冒険者などの訓練の場として非常に人気な迷宮でした。
実際には地下100層のさらに下に100層あり、その100層こそが本物のオルクス大迷宮だったのです。
オルクス大迷宮の最深部には巨大な魔法陣があり、その魔法陣からは6つ首のドラゴンのヒュドラが出現し攻略しようとする者に襲いかかります。
ヒュドラを討伐して更に奥へと進むと解放者のオスカー・オルクスの住処へと行くことができるのです。
ミレディ・ライセン:ライセン大迷宮
ミレディ・ライセンが作ったライセン大迷宮は、ライセン大峡谷にある迷宮です。
入り口は岩の隙間にあった広い空間の壁に創られた見事な装飾の長方形型の看板に、「おいでませ! ミレディ・ライセンのドキワク大迷宮へ♪」と書かれていたことでシアが発見しました。
ミレディはとてもウザい性格の持ち主であったため、そのミレディが作ったライセン大迷宮はまるでミレディの性格を反映したかのような狡猾な物理トラップがあちこちに仕込まれていたのです。
物理トラップは魔力探知での回避ができないうえに魔力の分解作用により魔法をほとんど使うことができないため、ライセン大迷宮突破は非常に困難なものでした。
最深部にはミレディが遠隔操作する無数のゴーレムが待ち構えており、さらに重力魔法で侵入者を攻撃していきます。
当初ハジメ達は巨大ゴーレムがミレディであると考えていましたが、巨大ゴーレムはミレディが遠隔操作していただけで本物のミレディは神代魔法習得のための魔法陣がある部屋で待ち構えていた子供のような姿をしたニコニコ顔のゴーレムでした。
ナイズ・グリューエン:グリューエン大火山
ナイズ・グリューエンが作ったグリューエン大火山は、アンカジ公国の近くにある火山です。
溶岩円頂丘のように平べったい形が特徴で山というより巨大な丘のような形状をしていますが、直径約5km、標高3,000m程の巨石であり規格外の大きさをしています。
七大迷宮の一つとして周知されているグリューエン大火山ですが、入り口にたどり着くためには巨大な渦巻く砂嵐とそこに潜むサンドワームや他の多数の魔物を突破する必要があり、並の実力者ではそもそも入り口にすらたどり着けないのです。
グリューエン大火山の内部はマグマを隠れ蓑にした魔物が出現し、階層が下がるとともに奇襲を仕掛けてくる魔物が強力で厄介になっていきました。
メイル・メルジーネ:メルジーネ海底遺跡
メイル・メルジーネが作ったメルジーネ海底遺跡は、海上町エリセンの近くの海底にある大迷宮です。
ミレディからその場所について来た時は時間がなかったこともあり、月とグリューエンの証に従えとした教えられていなかったハジメ達は方角と距離だけを頼りに潜水艇で大海原を進んでしました。
グリューエンの証はサークル内に女性がランタンを掲げている姿がデザインされたペンダントで、ランタンの部分だけがくり抜かれて穴が空いた状態になっていましたが、ハジメはこのペンダントをどのように使うのか当初わからずにいたのです。
ミレディの話をもとにハジメがペンダントを月にかざしてみると、ペンダントのランタンは月の光を吸収するように少しずつ底の方から光を溜めていき、ランタンが月の光で満たされるとペンダント全体に光を帯びランタンから海へと一直線に光が放たれました。
その光の先は海底の岩盤地帯でしたが、ペンダントの光が海底の岩石の一点に当たると轟音とともに岩壁が動き出しメルジーネ海底遺跡への入り口が現れたのです。
ラウス・バーン:神山(しんざん)
ラウス・バーンが作った神山は、聖教教会の総本山がある標高8,000メートル以上を誇る山です。
ハジメが真の「神の使徒」のひとりであるノイントを倒し、ティオと愛子が協力して聖教教会総本山が根こそぎ崩壊させたことで攻略と認められました。
ティオは聖教教会総本山をブレスで吹き飛ばしてしまったため、神山突破の条件や詳細については当初ハジメ達にとっても不明なままでしたが、その後神山の創設者であるラウス・バーンの手記によって神山攻略のための2つの条件が明らかとなります。
1つ目の条件は2つ以上の大迷宮攻略の証を所持している事、2つ目の条件は神に対して信仰心を持っていない事、あるいは神の力が作用している何らかの影響に打ち勝った事であり、この2つの条件を満たす者しか神山に入ることはできなかったのです。
リューティリス・ハルツィナ:ハルツィナ樹海
リューティリス・ハルツィナが作ったハルツィナ樹海は、フェアベルゲンの大樹ウーア・アルトの内部にある大迷宮です。
ハジメ達はライセン大迷宮の次にこのハルツィナ樹海を訪れていましたが、その時は迷宮の中に入ることができませんでした。
その理由はハルツィナ樹海に4つの攻略の証と再生魔法を持っていることが必須条件であったため、ライセン大迷宮攻略直後にはその条件を満たしていなかったからです。
ハルツィナ樹海に侵入するとその数名は突入時に身体を魔物に作り替られた上で迷宮のどこかに転移させられてしまい、いなくなったメンバーの代わりに擬態を使う魔物がそのメンバーに成り代わったり、人を惑わす罠が多く仕掛けられています。
また大量の虫型の魔物が巣くっているうえに、最深部では好意と敵意が反転した状態で無数のゴキブリ型の魔物と戦わなければなりません。
ヴァンドゥル・シュネー:氷雪洞窟
ヴァンドゥル・シュネーが作った氷雪洞窟は、魔人族の国である魔国ガーランドの近郊にあるシュネー雪原にある洞窟です。
常に猛吹雪が吹き荒れる極寒雪原の奥地に氷と雪で出来た大きな峡谷があり、その峡谷の先に氷雪洞窟が存在しています。
氷雪洞窟の内部は全ての壁がクリスタルのように透明度の高い氷で出来ているためまるでミラーハウスのようになっていて、常に雪が降っているという不思議な内部構造をしていました。
強力な魔物が出現する他には自身の中に潜む負の感情による精神干渉によって集中力を削がれるうえに、最後は自分自身の能力と負の感情をもつ幻影が敵となって現れます。
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まとめ
この記事では、『ありふれた職業で世界最強』で解放者と七大迷宮を一覧で解説し、種類や場所はどこかもまとめてきました。
- 解放者の正体は邪神エヒトに対抗するために結成された組織。
- 7人の解放者はそれぞれ7種類の大迷宮を作っていた。
- 七大迷宮突破の報酬はエヒト神に対抗するための神代魔法。
- オルクス大迷宮は宿場町ホルアドの近くにある地下迷宮。
- イセン大迷宮はライセン大峡谷にある迷宮。
- グリューエン大火山はアンカジ公国の近くにある火山。
- ルジーネ海底遺跡は海上町エリセンの近くの海底にある大迷宮。
- 神山は聖教教会の総本山がある標高8,000メートル以上を誇る山。
- ハルツィナ樹海はフェアベルゲンの大樹ウーア・アルトの内部にある大迷宮。
- 氷雪洞窟は魔人族の国である魔国ガーランドの近郊にあるシュネー雪原にある洞窟。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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