『ラグナクリムゾン』の世界で人間の脅威である竜という存在。
そして、その竜に対抗できることが示唆されている「太陽神教」(たいようしんきょう)と「滅竜導士」(めつりゅうどうし)。
太陽神教については序盤ではその名称しか登場しておらず、滅竜導士についてはさらに物語が進行してから名称が登場するため、どのような存在なのか気になっている方もいるのではないでしょうか?
この記事では、『ラグナクリムゾン』の太陽神教とはどの様な組織なのか、またそこに属する滅竜導士についても一覧で解説していきます!
【ラグナクリムゾン】太陽神教とは?
まずは、『ラグナクリムゾン』の太陽神教という組織について解説していきます!
竜の血族に対抗する人間側の勢力
『ラグナクリムゾン』での太陽神教とは、竜の血族に対抗する人間側の勢力のことです。
同じく人間側で竜と戦っている存在にラグナやレオニカのような狩竜人(かりゅうど)がいますが、狩竜人と太陽神教には一切の関連性はありません。
竜を滅する存在としては同じようにも見えますが、狩竜人は銀剣で竜と戦うのが特徴で基本的には上位竜に対抗できるほどの戦闘力は持ってはおらず、中位竜、下位竜に対抗できる程度で、上位竜と出会えば死を意味する存在と言われているのです。
それと比べて、太陽神教では上位竜に対抗すべく「神の奇跡」としか言いようのない者達を集めて、上位竜から滅していき全ての竜を滅ぼすことを目指しています。
魔法技術の進んだ宗教団体
太陽神教は、魔法技術の進んだ宗教団体として知られています。
その技術は「陽気壁陣」(ようきへきじん)という形で、太陽神教の教圏外の国であるレーゼ王国の王都セレスビエラでの竜対策にも用いられていました。
太陽神教の持つ魔法技術は他を圧倒するもので、中には倫理に反するような技術も利用されている可能性が滅竜導士の存在から示唆されています。
滅竜の方向性について
太陽神教の滅竜の方向性については、『ラグナクリムゾン』の漫画原作12巻まででは明らかになっていません。
上位竜を倒して世界から竜を滅ぼすことを目標に活動していることは間違いありませんが、作中ではまだ太陽神教の活躍シーンは登場していないため詳細な活動内容は不明です。
ただ、ラグナとは滅竜の方向性が違っていたことが語られているため、未来のラグナは太陽神教と協力関係を築けてはいなかったと思われます。
太陽神教の滅竜導士とは?
太陽神教に属する滅竜導士(めつりゅうどうし)とは、上位竜に匹敵する戦闘能力や異能を持った存在です。
およそ10年前から、このような能力を持った者が数十年に一人の割合で世界のどこかに誕生していることがわかっていました。
しかしその人数は少数で、多数存在している上位竜に対抗することはできず、これまで竜を滅ぼすことはできなかったのです。
そこで太陽神教は「神の奇跡」としか言いようのない者達の出現を何らかの手で操作して、同じ時代の同じ場所に集め、その者達を滅竜導士として竜を滅ぼすための集団を作り上げたのでした。
【ラグナクリムゾン】太陽神教の滅竜導士を一覧で解説
ここからは、『ラグナクリムゾン』の太陽神教の滅竜導士を一覧で解説していきます!
滅竜導士の聖人・聖女など一覧まとめ
まずは、太陽神教の滅竜導士を一覧でまとめます。
神教最高指導者 太陽の聖人 | デュラ・ポロ・ネルロ |
時の聖女 | カルラ |
骸の聖人 | ガイン |
虹の聖女 | ラクーシャ |
竜の聖女 | ラプテリカ |
網の聖人 | ギュスター・ノア |
超兵 | トールギル |
牢獄の聖女 | ニム・ハムニム |
機械の聖女 | マリオネッタ |
預言者 | オルゴール |
不老剣士 | リ・ハクレン |
漫画原作12巻まででは、滅竜導士として11名のキャラクターが登場しています。
太陽の聖人:デュラ・ポロ・ネルロ
デュラ・ポロ・ネルロは、太陽神教最高指導者であり滅竜導士として太陽の聖人の異名を持っています。
姿は燃えている骸骨で、すでに人間の姿はしていません。
理由は明らかになっていませんが、椅子に鎖で縛りつられているため身動きが取れない状態です。
時の聖女:カルラ
カルラは、滅竜導士として時の聖女の異名を持つ存在です。
翼の血族の血主であるアルテマティアと同じ容姿に、声や仕草まで同じ、また能力もアルテマティアと同様で時操魔法を使用します。
作中では「カルラ」という人物は複数存在しており、その中でも一番古いカルラが時の聖女を引き継ぎ続けているのです。
カルラにはもともとオリジナルの存在が居たことや、補充されているカルラは幼く、能力を使い稼働限界を迎えると年老いて死亡することもわかっています。
このことから、カルラは太陽神教の魔法技術によってオリジナルをもとに造られたクローンである可能性が高いです。
骸の聖人:ガイン
ガインは、滅竜導士として骸(むくろ)の聖人の異名を持つ存在です。
胴や手足、顔には切って縫合したような跡があり、両目はそれぞれが別の方向を見ていて視点が定まっていません。
非常に口が悪く、乱暴な口調で話すのが特徴です。
ガインの能力については、漫画原作12巻まででは明らかになていません。
虹の聖女:ラクーシャ
ラクーシャは、滅竜導士として虹の聖女の異名を持つ存在です。
右目に眼帯をつけた美女で淫らな格好をしていますが、もともとは王女だったことがわかっています。
ただラクーシャがどこの国の王女だったのかは不明なうえ、物語開始時点では過去に死亡していたことが描かれていました。
王位継承権第6位の身でありながらも王になるという野望をもち、その生まれながらのカリスマ性と異能によって多く武人を従えていたようです。
そんなラクーシャがなぜ生きていて、ひとり滅竜導士に加わったのかについても不明です。
また、ラクーシャの能力については、漫画原作12巻まででは明らかになていません。
竜の聖女:ラプテリカ
ラプテリカは、滅竜導士として竜の聖女の異名を持つ存在です。
大柄な女性で、両目が竜の特徴である縦長の瞳孔をしていることから、人間離れした異能力を保持している可能性が示唆されています。
ラプテリカの能力については、漫画原作12巻まででは明らかになていません。
網の聖人:ギュスター・ノア
ギュスター・ノアは、滅竜導士として網の聖人の異名を持つ存在です。
滅竜導士のメンバーの中で唯一スーツを着用した人物で、どこかの前線基地の指揮官をしていると思われます。
大きなサングラスをかけているため、表情をうかがい知ることはできません。
また、ギュスター・ノアの能力については、漫画原作12巻まででは明らかになていません。
超兵:トールギル
トールギルは、滅竜導士として超兵(ちょうへい)の異名を持つ存在です。
人間離れした大きな体躯で軍人のような服装に、スキンヘッドが特徴的な顔には大きな傷跡と弾痕のようなアザも見受けられます。
瞳はグルグルと真っ黒に描かれていて感情が読み取れないものの、滅竜導士の中では比較的礼儀正しく常識人なようです。
トールギルの能力については、漫画原作12巻まででは明らかになていません。
牢獄の聖女:ニム・ハムニム
ニム・ハムニムは、滅竜導士として牢獄の聖女の異名を持つ存在です。
異名にふさわしく自らが牢獄に入っており、生気を失った表情が病人か中毒者を思わせていました。
ニム・ハムニムの能力については、漫画原作12巻まででは明らかになていませんが、ニム・ハムニムの言葉から触れた相手を死亡させる能力があることが示唆されます。
機械の聖女:マリオネッタ
マリオネッタは、滅竜導士として機械の聖女の異名を持つ存在です。
小柄で少女の様な容姿の人物で、自分以外の滅竜導士を「ナマモノ」と表現していることから、マリオネッタ自身は異名の通り機械である可能性が高いです。
マリオネッタの能力については、漫画原作12巻まででは明らかになていません。
預言者:オルゴール
オルゴールは、滅竜導士として預言者の異名を持つ男性です。
実はその正体は、翼の血族の元血主クリムゾンですが、クリムゾンは自身の持つ能力で姿を変えているうえに顔を隠しています。
そのため、オルゴールの正体についてどの程度滅竜導士の中で認知されているのか、それとも全く認知されずに正体を隠し通しているのかは不明です。
オルゴールの能力については、漫画原作12巻まででは明らかになていませんが、預言者という異名から何らかの予言を行う能力があると考えられます。
不老剣士:リ・ハクレン
リ・ハクレンは、滅竜導士として不老剣士の異名を持つ存在です。
整った顔の青年のような姿をしていますが、弟子で介護役のリ・オルシーを従えていることから、この姿は偽りの姿なのかもしれません。
リ・ハクレンの能力については、漫画原作12巻まででは明らかになていませんが、不老剣士という異名から剣術に関係する異能を持っていると考えられます。
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まとめ
この記事では、『ラグナクリムゾン』の太陽神教とはどの様な組織なのか、またそこに属する滅竜導士についても一覧で解説してきました。
- 太陽神教とは?
- 『ラグナクリムゾン』に登場する組織で、竜の血族に対抗するための人間側の勢力。
- 狩竜人とは異なり、太陽神教は「神の奇跡」を持つ者たちを集め、上位竜を滅ぼすことを目指している。
- 太陽神教の技術と活動
- 魔法技術が進んだ宗教団体で、「陽気壁陣」などの技術を駆使している。
- 活動の詳細や滅竜の方向性は未だ不明。ラグナとは滅竜の方向性が異なる。
- 滅竜導士の特徴
- 各滅竜導士は異名を持ち、太陽神教の使命に従事。
- カルラは時の聖女として特異な存在であり、オリジナルのクローンとして生み出された可能性が高い。
- ギュスター・ノアやトールギルなど、各導士の姿や能力は謎に包まれている。
- 各滅竜導士の特徴・能力
- デュラ・ポロ・ネルロ: 最高指導者で太陽の聖人。燃えている骸骨の姿で身動きが取れない。
- カルラ: 時の聖女。能力や存在に関する謎が多く、クローンとしての特異性がある。
- ガイン: 骸の聖人。傷跡があり、口調が乱暴。能力については不明。
- ラクーシャ: 虹の聖女。美女で異世界の元王女。生死の謎と能力については不明。
- ラプテリカ: 竜の聖女。大柄な女性で竜の特徴を持つ。異能力については不明。
- ギュスター・ノア: 網の聖人。スーツを着用し、指揮官として活動。能力については不明。
- トールギル: 超兵。巨体で礼儀正しく、感情が読み取れない。能力については不明。
- ニム・ハムニム: 牢獄の聖女。牢獄に入っており、触れた相手を死亡させる能力が示唆されている。
- マリオネッタ: 機械の聖女。小柄な容姿で機械的な特徴があり、他の滅竜導士を「ナマモノ」と呼ぶ。
- オルゴール: 預言者。正体はクリムゾンであり、能力や予知に関する謎がある。
- リ・ハクレン: 不老剣士。若々しい姿をしているが、正体や能力には不明点が多い。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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