クリムゾンの空間魔法「地球儀の間」からの転移で、偶然にも出会うこととなったスターリア・レーゼの側近として仕えるナサレナ・テルジアン。
女性ながらも鋭い表情で、常に毅然とした態度を崩さないナサレナの正体とは一体何者なのでしょうか?
この記事では、『ラグナクリムゾン』のナサレナの正体は何者なのか、目的や過去についても解説していきます!
※こちらの記事はネタバレを含む可能性があります。
【ラグナクリムゾン】ナサレナ・テルジアンとは?
まずは、『ラグナクリムゾン』のナサレナ・テルジアンというキャラクターについて解説していきます!
ナサレナ・テルジアンの基本情報
ナサレナ・テルジアンは、スターリアの最側近を務める女性です。
厳しく真面目な性格で、感情を一切表情に出さずにただ仕事を忠実にこなしていますが、自分の考えには正直で本来は本人に話すべきではない内容でも必要であれば毅然とした態度で話てしまいます。
これについては、幼い頃のスターリアに「そんな話するかフツー?」とツッコミを入れられましたが、スターリアが普通の姫ではないことから「フツーの姫相手ならいたしません」と真顔で一蹴していました。
ただ、なんだかんだ言ってもスターリアをとても大切に想っており、基本的には丁寧な言葉で話しスターリアがより正しい考えや行動を取れるよういつも助力しています。
ナサレナはスターリアの教育係
ナサレナは、もともとスターリアの教育係です。
生まれた時から両腕の無かったスターリアは、両腕が無いという理由だけで王族として認められずに荒れ狂っていました。
そんなスターリアを教育するために雇われたのが、ナサレナだったのです。
ナサレナがスターリアの教育係を務めることになったのはスターリアが3歳の時で、初対面からスターリアの攻撃を受けたものの素手で弾き返しスターリアを驚かせました。
しかしそれでも話の通じない獣のような態度を続けるスターリアに対して、ナサレナはそれが「フリ」であり実はスターリアは賢い人物であるという本質を見抜いたのです。
その時にスターリアは将来人の上に立つことをナサレナに宣言し、ナサレナはスターリアの望みが叶うように礼儀作法などを含めて必要なことを全て教えてきたのでした。
ナサレナは教育係兼スターリアの暗殺役
実はナサレナは、スターリアの教育係でありながら暗殺役も兼務していたのです。
これについて、スターリアが知っていたかどうかは作中では明らかになっていません。
ナサレナがスターリアの教育係を務めることになった時、スターリアは誰も手がつけれらないような状態でした。
しかも強力な異能力を持っており、スターリアが暴走するような状況に陥った場合に止められる者がいなかったのです。
そのため、万が一の時にはナサレナがスターリアを暗殺することになっていたと思われます。
【ラグナクリムゾン】ナサレナの正体と目的を解説
ここからは、『ラグナクリムゾン』のナサレナの正体と目的について解説していきます!
ナサレナの正体は太陽神教の工作員
ナサレナの正体は、太陽神教の工作員です。
太陽神教では、太陽神教の圏外「日陰の人々」の住まう土地で迫害される傾向がある特異な能力を持った人間を守るために、各地に工作員を派遣しています。
スターリアの生まれたレーゼ王国も太陽神教の圏外であり、実際にスターリアは両腕が無いだけで王族として認められず、持っていた異能によって王城の中で迫害に近い扱いを受けていました。
それに気づいたナサレナは、太陽神教の工作員という自身の立場は伏せたまま、スターリアの教育係となり彼女をサポートしていたのです。
目的は銀輝姫の神教への勧誘
太陽神教の工作員であるナサレナがスターリアの教育係となった目的は、銀輝姫の神教への勧誘です。
太陽神教圏内でスターリアは「銀輝姫」という異名で知られた存在でした。
それは、スターリアの持つあらゆる物体の「気」を捉えて自在に操る異能力が竜の血族に対抗しうる貴重な能力であったためです。
太陽神教では上位竜に対抗できる能力を持った者を「神の奇跡」と称し、その候補である銀輝姫(スターリア)の信頼を得てレーゼ王国にスターリアの居場所が無くなった時に太陽神教へと引き入れようと計画していたのでした。
【ラグナクリムゾン】ナサレナの過去とスターリアとの関係性
ここからは、『ラグナクリムゾン』のナサレナの過去とスターリアとの関係性について解説していきます!
ナサレナは過去にスターリアに殺されそうになった
ナサレナは、過去にスターリアに殺されそうになっています。
しかもそれは一度ではなく、スターリアが4歳の時点ではスターリアは毎日ナサレナを殺そうと励んでいたのです。
スターリアが殺しにかかってくる度に返り討ちにしていたナサレナでしたが、スターリアは懲りることなく、ナサレナを殺そうとする頻度は減ったものの1回の殺し行為に手を込むようになっていったのです。
最終的にはどんどんその頻度は減り、スターリアのナサレナ殺しは年末行事化していったという過去があります。
ナサレナによってスターリアは教養と戦闘力を身につけた
ナサレナのおかげでスターリアは、教養と戦闘力を身につけていきました。
もともと教育係としてやってきたナサレナは、本来の仕事をきちんとこなしながらもスターリアが殺しにかかってくる度に返り討ちにすること何年間も繰り返していたことになります。
これにより、自然とスターリアは高い戦闘力を身につけてくこととなったようです。
スターリアの戦闘力上昇に貢献するほどですから、ナサレナは最初からかなり優れた戦闘スキルをもっていたということでになりますね。
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まとめ
この記事では、『ラグナクリムゾン』のナサレナの正体は何者なのか、目的や過去についても解説してきました。
- ナサレナはスターリアの教育係
- スターリアの王族としての孤立感を解消するために雇われた。
- 初対面でスターリアの攻撃を受けたものの素手で防ぎ、その直後にスターリアの本質を見抜いた。
- ナサレナは教育係兼スターリアの暗殺役
- ナサレナはスターリアの教育係だけでなく、暴走時に止めるための暗殺役も担当していた。
- 万が一の時にスターリアを暗殺する可能性があった。
- ナサレナの正体は太陽神教の工作員
- ナサレナは太陽神教の工作員で、スターリアの教育係としてスターリアをサポートしていた。
- スターリアの異能力が竜の血族に対抗できるため、太陽神教は彼女を「神の奇跡」として引き入れようとしていた。
- ナサレナの目的は銀輝姫の神教への勧誘
- スターリアの異能力は「銀輝姫」として神教にとって重要であり、ナサレナは彼女を太陽神教に引き入れるべく教育とサポートを行っていた。
- ナサレナの過去とスターリアとの関係性
- ナサレナは過去に何度もスターリアに殺されそうになったが返り討ちにした。
- ナサレナによってスターリアは教養と戦闘力を身につけた。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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