『機動戦士ガンダム水星の魔女』のアニメ第7話で、シャディク・ゼネリとの怪しい接触があったニカ・ナナウラ。
水星出身で誰とも馴染めずにいた主人公のスレッタ・マーキュリーに対しても友好的で優しいニカ姉ですが、フライトユニットを作ると言い出したあたりから少し怪しさが出ていて実はスパイという可能性もあるのでしょうか?
この記事では、『機動戦士ガンダム水星の魔女』のニカは怪しいしスパイなのか、シャディクとの関係や裏切りについても考察していきます!
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【機動戦士ガンダム水星の魔女】ニカは怪しいしスパイ?
まずは、『機動戦士ガンダム水星の魔女』のニカは怪しいしスパイなのかについてまとめていきます!
フライトユニットの入手経路が怪しい
ニカは第6話でガンダム・エアリアル用のフライトユニット作成を提案しました。
フライトユニット(推進ユニット)はフロント外宙域で行われるエラン・ケレスとの決闘に必要なものでしたが、スレッタはそのパーツを持っておらず、かといってフライトユニットを買えるほどのお金も持ってはいなかったのです。
そこでニカが考えたのがフライトユニット作成だったのですが、そのために入手できたのはジャンク品同然の傷んだ何らかのロケットの残骸、タービンだったと思わしきもの、ダブルガトリングガンの3点でした。
そこからフライトユニットを作成したニカとメカニック科のメンバーの能力は素晴らしいものですが、それが正規のルートで入手したものなのかはわからず、お金もなく差別を受けているアーシアンであるニカがどのように入手したのかについて怪しさを感じた人は少なくないのではないでしょうか。
フライトユニットがミラソウル社製
エアリアルが装備していたフライトユニットですが、なぜか公式での名称は「ミラソウル社製フライトユニット装備」となっています。
ニカを中心に地球寮のメンバーで手作りしたはずのフライトユニットなのに、なぜミラソウル社製なのか疑問です。
フライトユニットを作成するために用意したジャンク品同然のパーツがすべてミラソウル社製だったのであればミラソウル社製という名称も間違いでは無い気もしますが、そのあたりの設定については作中では明かされていません。
そもそもミラソウル社という企業は現時点では登場していないため、ミラソウル社がどのような会社なのかについても合わせて気になるところです。
もしかするとミラソウル社はニカをアスティカシア高等専門学園へ推薦した会社か、ニカがミラソウル社のCEOの令嬢、もしくはニカと裏で何らかの繋がりがある会社という可能性もあるのではないでしょうか。
ニカはスパイなのか?
現時点ではニカがスパイかどうかは不明です。
ただフライトユニットを作成した展開から、ニカのメカニックとしての予想を超える技術力に少し怖さを感じてしまいます。
ニカはフライトユニット作成のためのパーツを入手する前から自分たちで手作りすることを考えていましたので、最初からジャンク品同然でもパーツを入手できることを確信していたはずです。
それはニカにパーツの入手を手助けしてくれる協力者がいるためで、逆を言えばその協力者に頼まれればニカがスパイとして動くこともありえるのかもしれません。
【水星の魔女】ニカとシャディクの関係を考察
ここからは、『水星の魔女』のニカとシャディクの関係を考察していきます。
ニカとシャディクの怪しい関係
第7話でニカとシャディクの怪しい関係が明らかになりました。
そのシーンではパーティーに参加していたニカが食事形式に戸惑いキョロキョロしていると、後ろから来たシャディクがニカのトレイに料理を載せてくれたのです。
ニカは「ありがとうございます こういうのよく分かんなくて」と言いますが、それに対するシャディクのセリフは低い声で「こちらこそ こないだはありがとうニカ・ナナウラ」と意味深なものでした。
するとニカの表情は曇り「いえ・・・」と一言。
ニカとシャディクは裏で繋がりがあり、それがニカにとっては後ろめたい関係であることが感じ取れます。
ニカはシャディクのスパイ?
第7話のニカとシャディクのやり取りから、ニカがシャディクのスパイなのではないかとも考察できます。
そこで考えられるのは以下の3点です。
- ニカの協力者はシャディク
- ニカはシャディクからスレッタの情報を提供するよう指示されていた
- ニカはシャディクからエアリアルの情報を提供するよう指示されていた
シャディクがニカの協力者だったのであれば、ニカはシャディクの命令に逆らうことができなくなります。
もともとシャディクは父親(養父)であるサリウス・ゼネリから、スレッタを探るよう命令されていました。
スレッタと親しい間柄で信頼関係まで獲得しているニカを抱き込むことでスレッタの情報を入手しやすくなりますし、メカニック科であるニカであればエアリアルの整備を担当することも自然に可能となるためシャディクにとってはニカはスパイとして使いやすい存在といえそうです。
ニカは無自覚でスパイ行為をした?
次に考察できるのは、ニカが誰かからの命令ではなく無自覚でスパイ行為をしてしまったという場合です。
第7話でニカとシャディクが最初に会話をした時にはニカの反応はいたって普通で、シャディクに対して何か違和感を覚えるような反応は見せていません。
どちらかというとシャディクに「こちらこそ こないだはありがとうニカ・ナナウラ」と言われたことで、自分のやったことを自覚したようにも見えます。
そこで考えられるのはニカには匿名の協力者がいたもののそれが誰かはニカ自身も知ってはおらず、協力者からスレッタもしくはエアリアルの情報の提供を依頼されて応じてしまった。
その時点ではニカは協力者に対価として情報を提供したにすぎなかったものの、パーティーでシャディクに声をかけられたことで協力者の正体がシャディクだったと知り、今の状況が非常に良くないと感じたため表情を曇らせてしまったのではないでしょうか。
【水星の魔女】ニカはスパイで裏切り者になるか
ここからは、『水星の魔女』のニカはスパイで裏切り者になるのかについて考察していきます!
ニカはスパイでスレッタを裏切った?
個人的には、現時点ではニカはスレッタを裏切るつもりはないと思っています。
あんなにいい子なニカのスレッタに対する優しさが偽物だなんて信じたくないという気持ちももちろんありますが、ニカはシャディクのスパイだったとしても無自覚でスパイ行為をしてしまったにしても、ニカの表情からは好きでやったようにはみえませんでした。
アーシアンであるニカが学園で生活するためには協力者は必要不可欠であり、そのために協力者へ対価を払うことは当然です。
そしてそんな状況のニカが協力者からの依頼を断れない事情もあるものと考えられ、それが結果的にスレッタを裏切ることになってしまったのかもしれません。
ニカが裏切り者になる可能性
今後ニカが裏切り者になる可能性はあると考えられます。
例えばシャディクのスパイをしてしまっていた場合、このままシャディクのスパイになってしまうかもしれません。
前述した通り、シャディクがニカの協力者なら本心では裏切りたくなくても裏切るしかない状況にニカが追い詰められていく可能性もあります。
今後ニカとシャディクの関係が明らかとなると第7話の2人の会話の意味も何を指していたのかがわかってくると思いますので、そのあたりでニカがそれ以降裏切り者になるのかもさらに考察できるようになるのではないでしょうか。
ニカの闇落ちが怖い
ニカはシャディクとの会話以前に、闇落ちが怖いと心配されるようなシーンが度々登場していました。
ニカはアーシアンであるため、学内ではスペーシアンの学生だけでなく教師からも日常的に差別を受けていたのです。
その時のニカは表情が見えないものの手に力が入っているなど、差別に対して反抗はできないものの明らかに怒りを抑えている様子が伺えました。
チュチュのように怒りをあらわにして暴言や暴力で対抗しようとする方が感情が読めるためむしろ怖さはなく、逆にその感情を抑えているニカの方が今後闇落ちするのではと怖さを感じてしまいます。
ニカ姉が怖いといわれている理由についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
まとめ
この記事では、『機動戦士ガンダム水星の魔女』のニカは怪しいしスパイなのか、シャディクとの関係や裏切りについても考察してきました。
- ニカはフライトユニットの入手経路が怪しいしミラソウル社との関係も不明。
- ニカは現時点ではスパイではないもののシャディクとの怪しい関係が作中で明らかとなっている。
- ニカはシャディクのスパイの可能性があるが自らスパイ行為に及んだのか無自覚でスパイ行為をしたのかは不明。
- ニカが今後スパイで裏切り者になる可能性はある。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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