チェンソーマンのヒロイン・パワーとは?元ネタやモデルも解説

チェンソーマン

公安対魔特異4課所属のデビルハンターで主人公であるデンジのバディでもあるパワーは、かわいい見た目と独特の口調のギャップが魅力的なキャラクターです。

パワーは『チェンソーマン』のヒロイン的存在ではありますが、王道のヒロインとはかけ離れているため元ネタやモデルは一体何なのかも気になるところです。

この記事では、『チェンソーマン』のヒロイン・パワーとはどんなキャラクターなのか、元ネタやモデルについても解説していきます!

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【チェンソーマン】ヒロインは誰なのか

まずは、『チェンソーマン』のヒロインは誰なのか、パワーなのかそれともマキマなのかを解説していきます!

パワーはサブヒロイン?

『チェンソーマン』の作中でのパワーの位置づけは、サブヒロインだと思った方が多いのではないでしょうか?

パワーはヒロインとしては暴力的な性格で一人称は「ワシ」など、一般的なヒロインのイメージとは違っています。

しかもパワーの見た目はおよそ10代後半程度の女性ではあるものの、そもそも人間ではないためヒロインとして相応しくないと感じる方もいるかもしれません。

しかしパワーは物語が進んでいくと、まるで人間の少女のような少しわがままで時にかわいいヒロインらしい姿になっていきます。

私の個人的な考えでは、『チェンソーマン』のヒロインといえばパワーだと思っています。

メインヒロインはマキマ?

マキマは作中で最初に登場するかわいい女性キャラであるため、メインヒロインだと思った方が大半かもしれませんね。

マキマは本作の主人公であるデンジとの出会いも早く、デンジはマキマに対して憧れのような恋愛感情のような特別な感情を抱いています。

また当初は優しく人懐っこい性格とかわいい見た目に、マキマこそメインヒロインであると思わずにはいられません。

しかし『チェンソーマン』第一部の終盤になると、マキマはメインヒロインではなかったことが明らかとなっていきます。

チェンソーマンにヒロインはいない?

『チェンソーマン』ではヒロインが誰なのかは明確になっていません。

前述していますが私は個人的にヒロインはパワーだと考えていますが、作品の中でヒロインとして相応しい女性キャラクターは誰なのかという部分は、読者の想像にお任せということなのかもしれませんね。

漫画やアニメの一般的なヒロインというと、性格が良い、正義感が強いなどの良い性質を備えていて読者や視聴者が共感することが想定される人物であることがほとんどです。

また主人公と対になっていることが多く、主人公の恋愛対象であったり主人公に救われて恋心を抱くなどの展開があったり、そうでなくても主人公の成長を後押しする重要な役割を果たしているのがヒロインの役割ともいえます。

そういった部分からみるとパワーは一般的なヒロインのイメージとはだいぶズレていますし、マキマに関しては正体を知ればヒロインではないことは確定してしまうため、『チェンソーマン』にはヒロインはいないと考える方もいるかもしれません。

【チェンソーマン】ヒロインのパワーとは?

ここからは、『チェンソーマン』で私が個人的にヒロインだと思っているパワーについて解説していきます!

パワーの基本情報

パワーのプロフィール

名前:パワー
性別:女性
生年月日:不明
身長:不明
体重:不明

パワーは、公安対魔特異4課所属のデビルハンターです。

10代の女性の姿をしていてブロンドのロングヘアと見た目だけならかわいい印象を受けますが、頭には2本の赤い角と十字の文様が入った目が特徴的。

一人称は「ワシ」で相手のことを「ウヌ」と呼ぶ老人語混じりの話し方をしますが、性格は子供っぽくわがままで自己中心的なうえ乱暴者です。

責任転嫁は日常茶飯事で起こってもないことを起こったように言うなど重度の虚言癖があり、毎回周囲を困惑させています。

悪魔の本能的なもののせいか人間嫌いだが動物や植物に対しての感性は持ち合わせていて、特に自分で拾い育てた猫のニャーコをとても大切にしてかわいがっているのです。

当初は細身で巨乳であると思われていましたが、実は「付けると胸が大きくなる」という理由から豊胸パットで作られた偽物でした。

パワーは血の魔人

パワーは死亡した人間を乗っ取った血の悪魔であり、血の魔人と呼ばれています。

魔人とは人間の死体をに乗り移った悪魔のことで、頭部や顔に通常の人間とは異なる特徴が現れて元の人間の記憶を受け継いでいる者も少なからず居ますが、基本的に人格は悪魔であるため人間の常識は通用しません。

パワーの頭にある2本の赤い角は魔人の特徴で、魔人としては比較的知能や理性が備わっていたためマキマに保護された後にデビルハンターになったのです。

パワーの血の魔人としての能力は血を操ることで、自身の血で武器を生成して攻撃したり事前にためておいた血液を遠隔で操作することも可能なうえ、簡単ではないものの努力すれば他者の血を操って止血を行うこともできます。

パワーとデンジとアキの関係性

パワーとデンジは同じ公安対魔特異4課に所属するバディであり、デンジとアキは同じ家で暮らすことになった同居人です。

パワーはそもそも血の魔人であるため、野菜は嫌いと言って粗末に扱ったり、風呂はたまにしか入らない、トイレの糞はたまにしか流さないなど、当初は人間ではあり得ないような考え方と行動、発言をしていました。

そのためデンジもアキも最初はパワーを厄介者のように思っていましたが、共同生活を送る中で3人はお互いを理解しまるで家族のような兄妹のような大切な関係性になっていきます。

【チェンソーマン】パワーの元ネタやモデルを解説

ここからは、『チェンソーマン』のパワーの元ネタやモデルについて解説していきます!

パワーの元ネタは能天使

パワーの元ネタは能天使のPowersで、パワーの名前の由来になっているのです。

能天使とは天使の位階において第六位にあたる階級の天使達の総称をいい、最初に生み出された天使達とされています。

地獄の悪魔達との戦いにおいて最前線を務めるという過酷な使命があり、神の命により天に背いた悪魔達を滅ぼすというのが能天使の役割です。

パワーのモデルは作者の知人?

パワーのモデル、は『チェンソーマン』の作者である藤本タツキ先生の知人ではないかと言われています。

ジャンプSQ.2017年7月号に掲載された藤本タツキ先生のコメントの中に「高圧的で理不尽な女性が好き」とあり、さらに大学の頃にある女の子に自転車をひっくり返されて「お前の自転車をひっくり返してやたぞハハハ!」と言われて幸せを感じたことが書かれていました。

その女の子の理不尽な行動や発言はパワーのキャラにとても当てはまるので、もしかするとこの時の女の子をパワーのモデルにしているのかもしれませんね。

パワーの性格のモデルについて

パワーの性格のモデルは、映画「ビッグ・リボウスキ」に登場するウォルター・ソブチャックなのだそうです。

こちらについては藤本タツキ先生がご自身でモチーフにしたことを語られていたそうなので、間違いなさそうですね。

ただウォルター・ソブチャックは男性でありパワーの見た目とはかけ離れているため、本当に性格だけをモデルにしたといえそうです。

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まとめ

この記事では、『チェンソーマン』のヒロイン・パワーとはどんなキャラクターなのか、元ネタやモデルについても解説してきました。

  • 『チェンソーマン』ではヒロインが誰かは明言されていない。
  • 私の個人的な考えではヒロインはパワー。
  • 『チェンソーマン』のヒロインは一般的なヒロインのイメージとはだいぶ異なる。
  • パワーは公安対魔特異4課所属のデビルハンターで血の魔人。
  • パワーとデンジとアキは徐々に打ち解けて家族や兄妹のような関係性になっていく。
  • パワーの元ネタは能天使のPowersでパワーの名前の由来になっている。
  • パワーのモデルは藤本タツキ先生の知人ではないかと言われている。
  • パワーの性格のモデルは映画「ビッグ・リボウスキ」に登場するウォルター・ソブチャック。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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