公安対魔特異4課所属のデビルハンターである早川アキ(はやかわあき)は、『チェンソーマン』の主人公であるデンジやパワーにとって兄貴分のような存在です。
元気過ぎて教養も常識もないそんなデンジとパワーとの共同生活の中で2人の信頼関係を築いていったアキですが、どのような結末のラストを迎えてしまうのでしょうか?
この記事では、『チェンソーマン』で早川アキの結末はどうなるのか、ラスト銃の悪魔になぜ乗っ取られたかについても解説していきます!
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【チェンソーマン】早川アキの結末は死亡?
まずは、『チェンソーマン』の早川アキの結末は死亡なのかについて解説していきます!
アキ死亡を未来の悪魔が予言
アキの死亡以前に、アキの死亡は未来の悪魔が予言したことで確定していました。
未来の悪魔とは人型の樹木のような姿をした悪魔で胴体の中心部には大きな穴とその中には目玉があり、その穴の中に頭を入れた人間の未来を死亡するその結末まで視ることができます。
未来の悪魔の能力を得る代わりに自身の右目に未来の悪魔を住まわせる契約をしたアキは、未来の悪魔の能力で数秒先の未来を視れるようになり、さらに未来の悪魔は自身が視た未来を強制的にアキに見せたり伝えたりしてくるようになったのです。
アキの死亡は『チェンソーマン』の漫画原作4巻32話で未来の悪魔が視たアキの未来であり、未来の悪魔が予言した内容はアキが未来で最悪な死に方をするというものでした。
しかしアキは「自分の死に方には興味ない」と言い、自分がどのような死を迎えるのかをその時点では知ってはいなかったのです。
アキの死亡シーンは描かれていない
アキの死亡シーンは描かれていませんが、アキが死亡したのは漫画原作9話76話になります。
アキの死亡シーンが描かれていないため、人間のアキがどのように死亡したのか死因は何だったのかなどの詳細な部分は作中では明らかになっていないのです。
しかし銃の悪魔が殺した人間の死亡者リストにアキの名前が載っていたことから、アキは銃の悪魔に撃たれて死亡したものと考えられます。
アキは銃の悪魔との戦いで死亡
アキが死亡したのは、銃の悪魔との戦いがきっかけとなっています。
作中では銃の悪魔が殺した人間の死亡者リストが登場していますが、悲しいことにそこには「早川アキ」の名前も書かれていました。
また銃の悪魔が登場した時まではアキは生きていたわけですが、その後場面が変わるとアキは銃の魔人となってデンジの前に現れます。
『チェンソーマン』での魔人とは人間の死体を乗っ取った悪魔のことであるため、アキが魔人として登場した時点でアキがすでに死亡していることが確定したのです。
【チェンソーマン】早川アキのラストを解説
ここからは、『チェンソーマン』で早川アキのラストについて解説していきます!
アキとマキマが契約
当初は自分の死に方を知ることを避けたアキでしたが、結局未来の悪魔によってアキとパワーがデンジにグチャグチャに殺されるという未来を見せられてしまいます。
そのことを天使の悪魔に話すと、天使の悪魔はアキが生きれるようにマキマに相談しに行くことを提案したのです。
マキマと会ったアキはデンジとパワーには生きて幸せになってもらいたいと願い、そのためにどんな悪魔とどんな契約でもするから力を貸して欲しいと申し出ます。
アキは自分のせいで弟を死なせてしまったことをずっと後悔していたため、どうにかしてデンジとパワーを守りたいと考えていたのです。
天使の悪魔はマキマならアキが死を回避する方法を知っているかもしれないと期待していましたが、マキマはアキに対して「早川くんの全てをくれるなら 私が力をあげる」と契約を持ちかけてきたのでした。
アキがマキマの支配下になる
マキマに契約を持ちかけられて戸惑うアキでしたが、マキマに「これは命令です」と言われるとアキは突然顔色を変えて「契約する」と言ってしまいます。
実はマキマの正体は内閣総理大臣と契約した支配の悪魔で、アキはマキマの物事を掌握する力の能力によってマキマの支配下におかれてしまったのです。
マキマの能力は程度が低いと思う者を支配できるという能力であり、2人の関係はもともと上司と部下という上下関係が成立していたためマキマがアキを支配することは容易いことでした。
マキマはマキマを殺すためにアメリカがアメリカ国民の寿命1年を代償に契約した銃の悪魔との戦闘で、支配下においていたアキを含む4人の契約悪魔の能力と2人の悪魔の能力を使用して銃の悪魔と対峙したものの倒し損ねてしまったのです。
アキが死亡して銃の魔人として登場
マキマが倒し損ねた銃の悪魔は、死亡したアキの死体に乗り移ってアキを銃の魔人へと変えてしまっていました。
アキがなった銃の魔人の人格は銃の悪魔でありアキの意識はありませんでしたが、なぜが銃の魔人となってデンジとパワーと共に暮らしていた部屋まで来ていたのです。
銃の魔人となったアキはデンジの名前を呼び、意識は無いものの現実と空想の狭間でデンジとパワーと一緒に雪合戦をしている気になっていました。
しかしその雪合戦は現実では銃の魔人の強力な攻撃としてデンジとパワーを狙っており、デンジは銃の魔人となったアキに人殺しをさせないためにアキと戦うしかありませんでした。
アキはラスト銃の魔人のまま死亡
銃の魔人となって理性を失ったアキを、デンジはどうにか正気に戻そうとしていました。
銃の魔人となったアキに見えているのはデンジとの楽しい雪合戦ですが、実際にアキが放っているのは銃の弾丸であったため近くにいた人間は次々とアキによって殺されてしまったのです。
デンジは必死にアキを止めようと声をかけ続けますが、デンジの声は銃の魔人となったアキに届くこともなく、デンジはアキを止めるためにラストにはアキを自らの手で殺してしまいました。
【チェンソーマン】早川アキは銃の悪魔になぜ乗っ取られた?
ここからは、『チェンソーマン』の早川アキは銃の悪魔になぜされたのか、それまでの経緯や理由についても解説していきます!
アキは銃の悪魔への復讐を望んでいた
アキはもともと銃の悪魔への復讐を望んでいました。
その理由は、アキがまだ幼かった頃に銃の悪魔の出現によって自宅もろとも家族が皆殺しにされたからです。
アキは両親とアキと弟のタイヨウと4人で北海道で暮らしていましたが、13年前の11月18日にアメリカで銃を使った大きなテロが発生して、それと同じ日の午前10時に日本に銃の悪魔が26秒上陸すると偶然にもアキの家族は死亡してしまいました。
しかも銃の悪魔が攻撃をする直前までアキは弟のタイヨウと外で雪合戦をしていて、アキはキャッチボールをするために弟にグローブを取ってくるよう指示したところだったのです。
アキの弟がグローブを取りに自宅の中へと入った瞬間、アキの家は銃の悪魔の銃撃をモロに受けて全壊し家族は全員死亡してしまいました。
そのためアキは弟が死亡したことは自分のせいであるとこれまでずっと後悔していて、銃の悪魔の討伐に命を懸けていたのです。
アキは銃の悪魔からデンジとパワーを守りたかった
銃の悪魔を倒すことに強い信念を持っていたアキでしたが、闇の悪魔との戦いでデンジとパワーが負傷して瀕死の状態に陥ると、また自分にとって大切な存在が失われるかもしれない不安に襲われました。
アキはこれまで銃の悪魔討伐を待ち望んでいたわけですが、デンジやパワーが死んでしまうかもしれない状況を目の前にして怖気づいてしまったため対魔特異4課は銃の悪魔討伐遠征に不参加したいことを岸辺隊長に伝えたのです。
アキにとってデンジとパワーは手のかかる弟や妹のような存在で、いつの間にか本当の家族のような大切な存在になっていました。
自分の死期が迫っていることを知ったアキは、今度こそ自分の力でなんとかしてデンジとパワーを守り、生きて幸せになって欲しいと願っていたのです。
アキが銃の魔神になったのはマキマの計画
アキが銃の魔神になったのはマキマの計画であり、最終的にデンジにアキを殺させようとしていたのです。
マキマの目的はデンジとポチタの契約を破棄させることで、デンジの夢を共に見ることを願い自分の心臓をデンジに渡したポチタとの契約を破棄させるために、デンジが普通の生活ができなくなるくらいに一生立ち直れないくらいに傷つけようと考えたのでした。
アキとデンジとパワーの3人が家族のような関係となり普通の幸せな生活を送るらせること自体がマキマに仕組まれたもので、そこからデンジの幸せを全部壊してどん底に突き落とすつもりだったのです。
アキはマキマに利用されて死亡し銃の魔人となりデンジに殺させるというマキマの計画通りに進み、アキの死に方はデンジにとって最悪の死に方となったのでした。
まとめ
この記事では、『チェンソーマン』で早川アキの結末はどうなるのか、ラスト銃の悪魔になぜされたかについても解説してきました。
- 早川アキの死亡は未来の悪魔が予言した漫画原作4巻32話で確定していた。
- アキが死亡したのは漫画原作9話76話だが死亡シーンは描かれていない。
- アキは銃の悪魔との戦いで死亡したため死亡者リストにも名前が載っている。
- アキはマキマの支配下になり死亡して銃の悪魔に乗っ取られるとラストは銃の魔人として登場してデンジに殺される。
- アキが銃の魔人になりデンジに殺させることはマキマの計画だった。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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