『機動戦士ガンダム水星の魔女』で主人公であるスレッタ・マーキュリーに、とても好意的に声をかけてきたメカニック科2年のニカ姉ことニカ・ナナウラ。
善良なキャラクターに見えるニカですが、「怖い」「闇深そう」といった印象を持たれているのはなぜなのでしょうか?
この記事では、『機動戦士ガンダム水星の魔女』ニカ姉はなぜ怖いのか、闇深そうな理由とスペーシアンとの関係についても解説していきます!
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【機動戦士ガンダム水星の魔女】ニカ姉が怖い?
まずは、『水星の魔女』のニカ姉が怖いといわれている理由についてまとめていきます!
ニカ・ナナウラはスレッタに優し過ぎて怖い
ニカ姉ことニカ・ナナウラはアスティカシア高等専門学園で主人公のスレッタに最初に声をかけてきた人物です。
ニカの初登場はアニメ第1話で実習を見学していたスレッタに親しげに声をかけてくれましたが、スレッタの方はというと学校に通うのも同年代の人とのコミュニケーションも初めてで緊張を隠しきれませんでした。
そんなスレッタに対してニカは校則違反であるにもかかわらず「人助け」として自分のバイクを生徒手帳と共に貸したり、地球寮への入寮を誘ったりと度々世話をやいてくれたのです。
スレッタは水星出身のスペーシアンであるためそれだけで偏見を持っていた学生もいた中で、なぜか理由もなくスレッタに優しくするニカは優しすぎて怖いと感じてしまいます。
ニカ姉は差別も笑顔でスルー
第2話でニカ姉はスペーシアンからの差別にも笑顔でスルーしていました。
その時ニカは学内の食堂でチュチュことチュアチュリー・パンランチと地球寮の寮長のマルタン・アップモントと共に食事をしながら話をしていたのです。
そこに登場したスペーシアンの学生2名はニカたちに席を明け渡すよう言い、ニカが「ちょうど今食べ終わったところだから」と言って席を立とうとすると残っている食事にガムを吐き捨てました。
実際には食べ終わったわけではなく、ただ席を譲るために言ったごまかすためのセリフだったため、それを見ていたチュチュはスペーシアンの学生に対して怒りをあらわにしたのです。
しかし当のニカは落ち着いた様子で、笑顔でその出来事をスルーしてその場から立ち去ったのでした。
その時のニカの落ち着きようと、その直後に映し出された表情のわからないニカの後ろ姿に逆に怖さと闇を感じてしまいます。
ニカ姉にチュチュも従っている
ニカ姉には、あの気性の荒いチュチュでさえも素直に従っています。
これまでチュチュは差別をするスペーシアンに対して暴言を吐いたり、暴力で立ち向かったりとなかなかのやんちゃぶりを披露してきました。
しかし、そんなチュチュでさえもニカには逆らうことはなく、むしろ従順に従っています。
これはただチュチュがニカのことを信頼しているためにも見えますが、もしも他に何か理由があるのだとするとチュチュがニカに弱みを握られている、もしくは大人しそうに見えるニカには実は強力なバックがいる為怖くて逆らえないなどの理由があるのかもしれません。
【水星の魔女】ニカ・ナナウラが闇深そうな理由
ここからは、『水星の魔女』のニカ・ナナウラが闇深そうな理由についてまとめていきます!
スレッタに優しいのは他に目的がある?
これまでスレッタに対しても優しく親切に接してきたニカ姉ですが、それには何か他に目的があるとも考えられます。
ニカがスレッタに近づく目的がスレッタの監視だとしたらどうでしょうか。
誰かにスレッタの監視を命じられているとしたら、その目的を果たすためにスレッタに親切にして近づいていき、さらに地球寮に誘うことで誰かに疑われることもなく自然なかたちでの監視が可能となります。
スレッタは水星出身なため当初はスペーシアンとアーシアンのどちらにも馴染めずにいましたので、もしもニカの目的がスレッタの監視なのであればニカにとってその状況は近づくために好都合だったはずです。
プロスペラとつながっている可能性
ニカ姉がプロスペラとつながっている可能性も考えられます。
ニカはアーシアンで地球出身ですので、地球でも仕事をしているプロスペラと過去に何らかのきっかけで出会っていてもそれほどおかしくはないです。
もしかすると、ニカがアスティカシア高等専門学園へ通っていることもスレッタの入学に備えて仕組まれていたのかもしれません。
ニカはチュチュのようにこの学園へ入学した目的や経緯も明かされてはいないので、今後そういった部分も明かされていくことでしょう。
シャディクとの怪しい関係
第7話でニカ姉とシャディクの怪しい関係が明らかになっています。
詳細についてはまだわかっていませんが、このシーンでニカがパーティーの食事形式に戸惑っていたところシャディクがニカのトレイに料理を載せて助けてくれたのです。
その時ニカは「ありがとうございます こういうのよく分かんなくて」と、今の状況を助けてくれたシャディクに対してお礼を言ったのですが、それに対してシャディクは「こちらこそ こないだはありがとうニカ・ナナウラ」と低い声で言いました。
その直後にニカ「いえ・・・」と後ろめたいような曇った表情で言っていたことから、シャディクの言う「こないだ」が指しているのはスレッタとエラン・ケレスの決闘で、ニカはそれに関係して何かシャディクを手助けしたものと考えられます。
【水星の魔女】ニカ姉とスペーシアンの関係を解説
ここからは、『水星の魔女』のニカ姉とスペーシアンの関係について解説していきます!
ニカ姉は地球生まれのアーシアン
ニカ姉は地球生まれのアーシアンで、アスティカシア高等専門学園では地球寮で生活しています。
メカニック科2年で非常に穏やかな性格をしていて、地球寮のメンバーから慕われているため少し気弱な寮長のマルタン・アップモント に代わってメンバーに指示することも多く、実質的な取りまとめ役です。
スペーシアンの生徒の差別はもちろんのこと、スペーシアンの教師からも「アーシアンは余計なこと聞くんじゃない」と言われるなど屈辱的な仕打ちを受けていますが、反抗的な態度を見せたことは一度もなくその度に受け流す大人な対応をしています。
スペーシアンからの差別に耐えている
精神年齢が高めなニカ姉ですが、実際にはスペーシアンからの差別に耐えているようなシーンが何度も描かれています。
第2話ではニカがスレッタに貸した生徒手帳を返しに来た教師がアーシアンに対して差別的な発言をした際に、ニカは教師に言い返したりはしませんでしたが生徒手帳を強く握りしめている様子からスペーシアンからの差別に耐えていることは明らかです。
また前述したニカの食事にスペーシアンの学生がガムを吐き捨てた後も、スペーシアンの学生に対しては笑顔でスルーしたもののチュチュの呼びかけには応じずに全く振り向かずに立ち去ったことには少し怖さも感じてしまいました。
第4話では追試を受けているスレッタに嫌がらせをしてきたスペーシアンの学生に気づいたチュチュが、その学生を殴ってボコボコにした後にニカは「でも久しぶりにスッキリした!」と言っていたことから、これまで相当スペーシアンからの差別に怒りを抑えていたことがわかったのです。
スペーシアンに対する本心
ニカ姉のスペーシアンに対する本心は明らかになっていません。
ニカはチュチュのようにスペーシアンを嫌っている様子を明らかにもせず、水星出身のスレッタに対しても好意的に接するなどスペーシアンだからといった差別はせずに柔軟な考えを持っている印象を受けます。
ただスペーシアンからの差別に耐えて実際には怒りを抑えていた様子から、表には出していなくても本心ではスペーシアンを嫌っているものの、スレッタにだけは他の目的で近づいているという可能性もあるので怖いですね。
ニカは怪しいしスパイなのか、詳しい情報はこちら↓の記事をご覧ください!
まとめ
この記事では、『機動戦士ガンダム水星の魔女』ニカ姉はなぜ怖いのか、闇深そうな理由とスペーシアンとの関係についても解説してきました。
- ニカ姉はスレッタに優し過ぎて怖い。
- ニカ姉はスペーシアンからの差別も笑顔でスルーなのが逆に怖い。
- ニカ姉にチュチュが従っているのは怖いからかもしれない。
- ニカ姉はが闇深そう。
- スレッタに優しいのはプロスペラの命令による監視が目的だからかもしれない。
- ニカ姉はニカ姉は地球生まれのアーシアンであるためスペーシアンからの差別に耐えている。
- ニカ姉のスペーシアンに対する本心は明らかになっておらずスレッタにだけは他の目的で近づいているという可能性もある。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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