『水星の魔女』のプロローグで、愛らしい姿で登場したエリーことエリクト・サマヤ。
エリクトの母親は、本編ではプロスペラ・マーキュリーと名乗っている人物であることはわかっています。
ではエリクト(エリー)の正体は、一体何者になっているのでしょうか?
この記事では、『機動戦士ガンダム水星の魔女』のエリクト(エリー)の正体はエアリアルなのか、死亡の経緯とその後についても考察していきます!
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【水星の魔女】エリクト・サマヤ(エリー)とは?
本当に頭おかしくなりますよコレ#水星の魔女 pic.twitter.com/sTktB3zAxg
— ぴんべぇ (@PINBE_) May 21, 2023
まずは、『水星の魔女』のエリクト・サマヤ(エリー)というキャラクターについて解説していきます!
エリクト・サマヤの基本情報
エリクト・サマヤは、フォールクヴァングで両親と3人で暮らしていた少女です。
母親はエルノラ・サマヤ、父親はナディム・サマヤで、ヴァナディース機関のスタッフメンバーにも見守られながらとても大切に育てられていました。
母親ゆずりの赤髪と父親ゆずりの褐色肌と丸い眉毛が特徴的な用紙をしており、天真爛漫で明るい性格のエリクトは好奇心も旺盛で時には両親を心配させることもあったほどです。
ヴァナディース機関のルブリス開発チームが拠点とするフロントのフォールクヴァングで育ったこともあり、モビルスーツはエリクトにとって親しみのある存在でした。
エリクトは4歳の誕生日にフォールクヴァングがドミニコス隊の襲撃を受けた際、偶然にもガンダム・ルブリス(エアリアル)の起動を成功させた人物でもあります。
エリクトの愛称がエリー
エリクト・サマヤの愛称がエリーです。
エリクトのことは両親だけでなく、ヴァナディース機関のスタッフメンバーも親しみを込めて「エリィ」と呼んでいます。
ヴァナディース機関の代表を務めるカルド・ナボ博士もエリクトをエリーと呼び、エリーはカルド博士のことを「ばぁば」と呼んでいました。
エリクトは本編には登場していない
エリクトが『水星の魔女』で登場しているのは、エピソード0のプロローグのみです。
本編ではスレッタ・マーキュリーというエリクトに容姿が似た少女が主人公として登場したことで、当初スレッタは成長したエリクトが偽名を名乗っているのではと考えられていました。
しかし物語が進んでいくと、フォールクヴァングがドミニコス隊の襲撃を受けた事件の発生が21年前の出来事ではないかと思われるようになってきます。
その場合、17歳というスレッタの年齢と本来のエリクトの年齢が合わないことと、さらにスレッタがカルド博士を知らなかったことから、エリクトとスレッタは別人説が浮上していました。
そしてついにプロスペラがエリクトの事実を語ったことで、これまで本編にはエリクトが登場していなかったことが明らかとなったのです。
【水星の魔女】エリクト(エリー)の正体はエアリアルか解説
ここからは、『水星の魔女』のエリクト(エリー)の正体はエアリアルかについて解説していきます!
エリクトの正体はエアリアル
結論からいうと、エリクトの正体はエアリアルです。
エリクトの肉体はすでに失われており、エリクトの新しい身体としてエアリアルが存在していることが明らかになりました。
しかしエリクトの存在はプロスペラには目視することはできず、通常は誰にもエアリアルの中にエリクトを見ることはできません。
ただパーメットスコア6に到達した時のみ、エリクトの姿が実体化したかのように他人が見ることができるようです。
エリクトはアエリアルに取り込まれた
エリクトの意識はエアリアルの中に入っていることがわかっています。
これは第14話のプロスペラとベルメリア・ウィンストンとの会話の中で、ベルがエリクトの存在について質問した際に、エリクトという人間がデータストームという形でエアリアルに取り込まれたことが判明しました。
エリクトの生体コードはデータストームと完全に同調できていましたが、幼い身体は過酷な宇宙の環境に耐えることができず、プロスペラはルブリス(エアリアル)を使ってエリクトの命を繋ごうと考えたのです。
そこでデータストームにエリクトの生体コードを転移したことで現在のエリクトはパーメット粒子と同じ状態となり、エアリアルという身体がなければその意識を維持することはできません。
そのため、現状のエリクトは肉体が死亡した状態だといえるのではないでしょうか。
エリクト正体はスレッタではない
エリクトの正体はスレッタではありません。
このことについては、『水星の魔女』第18話で明らかになりました。
前述していますがエリーは現在データストームの中でしか生きることのできない状態であり、肉体は持っておらず、その意識はエアリアルの中に存在しています。
しかしエリクトの正体はスレッタではないのに、エリクトとスレッタは同一人物化のように同じ顔をしていました。
その理由は、スレッタが「カヴンの子」と呼ばれる存在のひとりで、エリーの遺伝子から作られた「リプリチャイルド」だからということのようですが、その詳細についてはまだ明かされていません。
【水星の魔女】エリクト(エリー)死亡の経緯とその後も考察
#水星の魔女
— 56 (@1sVQQbZxzACx7dB) May 25, 2023
否定になる、呪いが回避できてしまう。この点の説明がつかないんだな…
あとこれ、結局情報を意訳とか圧縮することで負荷を減らしてはいるが、それを受け取る側自体には元データが当然そのまま降りかかる
「情報嵐」データストームだから情報体のようなエリクト?にも当然負荷がかかり↓ pic.twitter.com/9eZ2rRpyZc
ここからは、『水星の魔女』のエリクト(エリー)死亡の経緯とその後についても考察していきます。
エリクトはプロローグ以降に成長
まず、エアリアルの中に存在しているエリクトの姿は、プロローグ時点よりも成長していることがわかります。
プロローグ時点のエリクトの年齢は4歳です。
しかしエアリアルの中にいるエリクトは8歳程度には成長していることが容姿から判断できますので、このことから、少なくともエリクトはプロローグ以降に生存し数年間は生きていたことがわかります。
エリクト(エリー)死亡の経緯を考察
エリクトの肉体が死亡するに至ったのは、過酷な宇宙の環境に耐えられなかったためです。
しかしエリクトが死亡してしまうような状態になってしまったのには、人体実験によって肉体が衰弱していったことも原因の一つではないかと考えられます。
エリクトは、プロローグ時点でデータストームを無効化できる唯一の存在でした。
その能力によってデータストームの影響を一切受けずに、ルブリス(エアリアル)を操縦することができたわけです。
その絶対的な力に目をつけられたエリクトは、水星でエリクトの複製を作るための実験をされていたのかもしれません。
ただでさえ4歳という幼いエリクトが水星の磁場によるダメージを受けながら、数年間もの間に人体実験を重ねることで死亡する状態にまでなってしまったのではないでしょうか。
エリクトはその後パーメットに保存された
このままでは死亡してしまう状態にまで衰弱たエリクトを、どうにかして失わないようにとプロスペラが考えついたのがエリクトをパーメットに保存する方法だったのでしょう。。
エリクトの意識をパーメットに保存することができれば、その後すでに肉体が無いエリクトが死亡することはなく、エアリアルが存在する限り半永久的にエリクトの命を繋ぐことができるかもしれません。
さらに、プロスペラがクワイエットゼロによって「世界を書き換える」という目的を果たすことができたら、世界の人々の意識がネットワークで接続され肉体がないから死亡することもない世界が完成するのではないでしょうか。
その世界ではパーメットに保存されたエリクトももちろん存在していて、プロスペラはエリクトとの再会を果たせるという可能性も考えられます。
『機動戦士ガンダム水星の魔女』のクワイエットゼロに関する詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
まとめ
この記事では、『機動戦士ガンダム水星の魔女』のエリクト(エリー)の正体はエアリアルなのか、死亡の経緯とその後についても考察してきました。
- エリクトの正体はエアリアルであることが明らかになった。
- エリクトはエアリアルに取り込まれたことが判明した。
- エリクトの正体はスレッタではなかった。
- エアリアルの中のエリクトは成長しており、少なくともプロローグ以降に数年間生存していたことが分かった。
- エリクトの肉体が死亡した経緯を考察すると、水星での人体実験や環境ダメージが関与している可能性がある。
- エリクトはその後、パーメットに保存されたと考えられる。
- プロスペラはエリクトを失わないようにするためにエリクトの保存方法を考えた。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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