未来のラグナの回想シーンで初登場をした、翼の血族の上位竜のひとりであるオルト・ゾラ。
翼の血族の上位竜の中でもかなり個性的で、クセが強いキャラクターであるオルトゾラの正体とは一体何者なのでしょうか?
この記事では、『ラグナクリムゾン』のオルトゾラの正体は何者なのか、性別や過去についても解説していきます!
【ラグナクリムゾン】オルトゾラとは?
まずは、『ラグナクリムゾン』のオルトゾラとはどんなキャラクターなのか解説していきます!
オルトゾラの基本情報
オルトゾラは、翼の血族に属する「第六位階」の竜です。
未来のラグナの回想シーンで初登場をした際には、「狂操竜」(きょうそうりゅう)という竜名で登場していました。
黒髪長髪でメガネをかけており女性らしい物言いや所作をしていますが、戦争においてはその道のプロで翼の血族では軍の管理と統率の役目をタラテクトラとともに任されているのです。
洞察力と推理力が優れており、銀装兵団との戦いでは指揮官を担いながら銀装兵団の中に王都を爆破した犯人(クリムゾン)がいることを見抜いていました。
目的のために手段を選ばない非道な性格で、銀装兵団との戦いでは一般人や人間の子供を催眠状態に陥れて翼の血族の駒として攻め込ませるという残虐な行為を平然と行っていたのです。
翼の血族の血主であるアルテマティアを「ティア」と呼び、妹や友人のように慕っている様子が見受けられます。
オルトゾラの性別は男
オルトゾラの性別は、男性です。
普段は女性のような言葉遣いで行動も女性的ですが、性別は男性のためいわゆるオネエキャラだということになります。
オルトゾラはもともとオネエだったわけではなく、竜の血族に加わる前は普通の男性として生活していました。
しかし、かつての仇であるアルテマティアから翼の血族に迎え入れられた時に、自身の人格と容姿を変えて現在の姿となったのです。
オルトゾラの能力は薬物生成の魔法
オルトゾラの能力は、薬物生成の魔法です。
生成した薬物は竜にも人間にも効果があり、生物を即死させる劇薬から催眠状態にする薬まで、様々な薬物を生成することができます。
自軍の竜に対しては強化薬として使用し竜の戦闘能力を高めさせ、さらに催眠効果で完全に軍の制御・統率を行っていました。
人間に対しては薬漬けにして調教し、脳のリミッターを外した状態で操り、人間同士の殺し合いをさせたのです。
【ラグナクリムゾン】オルトゾラの正体を解説
ディザス・トロワの発言中にあった「太陽神教の導士は厳密には人間とは呼べない」という箇所です。
— 仮称カフカ (@kafkaf_kafka) May 1, 2023
もし滅竜導士が、神教に加わる際に何らかの施術を受け、人間から人外へと変化したのであればその影響なのかもしれません。
……オルト・ゾラとタラテクトラが今のラクーシャに出会ったら、と→ pic.twitter.com/AKJn6QC9Kk
ここからは、『ラグナクリムゾン』のオルトゾラの正体について解説していきます!
オルトゾラの正体はラクーシャ姫の従者
オルトゾラの正体は、ラクーシャ姫の従者です。
ラクーシャ姫とは、もともとはどこかの国の王女だった人物で、王位継承権第6位の身でありながらも王になるという野望をもち、その生まれながらのカリスマ性と異能によって多く武人を従えていました。
オルトゾラとアーノルド(後のタラテクトラ)はそのラクーシャ姫の従者として仕えていましたが、アルテマティアによってラクーシャ姫を殺されたことで自分の中に生まれた憎悪に苦しめられます。
しかし、アルテマティアに翼の血族として迎え入れられると、人であった頃の記憶はあるもののそれに付随するはずの感情を含むその憎悪の念までも思い出せなくなってしまったのです。
オルトゾラはラクーシャ姫を愛していた
オルトゾラは、人間だった頃ラクーシャ姫を愛していました。
ラクーシャ姫に対する愛情は、人間の男性が女性に対して普通に抱く感情で、オルトゾラはラクーシャ姫をひとりの女性として愛していたのです。
しかし、ラクーシャ姫を愛していたという感情さえも失ってしまい、その感情はラクーシャ姫の墓前を訪れても思い出すことができませんでした。
【ラグナクリムゾン】オルトゾラの過去について
敵キャラ(つーかクリムゾンも味方な気が全然しないけど)ではゾン様に同族嫌悪を拗らせている「オルト・ゾラ」が好きですね。
— 仮称カフカ (@kafkaf_kafka) May 1, 2023
姉さん、翼の血族での序列は第六位階で「半分より下」なんですが、「人間の敵に対して薬物洗脳した人間の大群をぶつける」「僅かな情報から銀装兵団の目的が転移魔法陣と→ pic.twitter.com/Hi7EeFrgoM
ここからは、『ラグナクリムゾン』のオルトゾラの過去について解説していきます!
オルトゾラの過去と翼の血族になった経緯
オルトゾラは、過去に翼の血族によって君主であったラクーシャ姫を殺されました。
王位継承権第6位の身でありながらも自国の王になるという野望をもっていたラクーシャ姫が、なぜ翼の血族と戦うことになったのかは作中では明かされていません。
ラクーシャ姫が死亡した時、翼の血族やアルテマティアに対して憎悪の念を抱いていたオルトゾラに、アルテマティアは「あなた方を苦しみから救いたいのです」と言い、その言葉を受け入れてオルトゾラはアーノルドとともに翼の血族の上位竜になったようです。
当初オルトゾラにとってアルテマティアの言葉は受け入れがたいものでしたが、実際に翼の血族に加わると翼の血族の竜王であるアルテマティアに対する親愛が芽生え、自然な感情のまま上位竜として仕えるようになったのでした。
オルトゾラは過去の栄光を忘れられずにいた
自身が竜になったことで人間であった時の様々な感情を失ってしまっていたオルトゾラでしたが、心の奥底ではラクーシャ姫との過去を忘れられずにいたことが後に判明します。
オルトゾラにとってラクーシャ姫と過ごした時間はすべてが光り輝いていて、それが失われてしまった今にとっては過去の栄光です。
しかし、銀装兵団との戦いの中でレーゼ王国・第2王女のスターリア・レーゼと対面したことで、失われたはずの過去の輝きをスターリアに感じ、かつて仕え愛していたラクーシャ姫の面影を重ねていました。
そのため、本来であればすぐに倒さなければならない敵であるスターリアを殺さずに、血族の成者として翼の血族に加えようと考えたのです。
しかしスターリアの竜に抗う意思は非常に強く、オルトゾラの希望は打ち砕かれてしまったのでした。
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まとめ
この記事では、『ラグナクリムゾン』のオルトゾラの正体は何者なのか、性別や過去についても解説してきました。
- オルトゾラの正体はラクーシャ姫の従者
- オルトゾラはアーノルド(後のタラテクトラ)とともにラクーシャ姫の従者として仕えていた。
- ラクーシャ姫を愛しており、その愛情は人間の男性が女性に抱く感情だった。
- オルトゾラはラクーシャ姫を愛していた
- 人間だった頃、オルトゾラはラクーシャ姫をひとりの女性として愛していた。
- アルテマティアによって翼の血族として迎え入れられ、それまでに抱いていた感情までもが失われてしまった。
- オルトゾラの過去と翼の血族になった経緯
- ラクーシャ姫が翼の血族によって殺され、その後アルテマティアによって翼の血族にされた。
- 最初はアルテマティアの言葉を受け入れがたかったが、次第に上位竜として仕えるようになった。
- オルトゾラは過去の栄光を忘れられずにいた
- 竜になったことでオルトゾラは感情を失ったが、心の奥底ではラクーシャ姫との過去を忘れられずにいたと思われる。
- スターリアとの対面で過去の栄光を思い出し、彼女を殺すことなく血族に加えようとしたが、スターリアに抵抗されてその願いは叶わなかった。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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