レーゼ国王であるフェムド・レーゼの前に、突如姿を表した翼の血族・第一位階のアルテマティア。
慈愛に満ちた天使のようなアルテマティアですが、ラグナとクリムゾンの敵として最後は死亡してしまうのでしょうか？
この記事では、『ラグナクリムゾン』のアルテマティアは最後死亡するのか解説し、結末とその後の復活も考察していきます！
【ラグナクリムゾン】アルテマティアについて
まずは、『ラグナクリムゾン』のアルテマティアというキャラクターについて解説していきます！
アルテマティアのプロフィール
アルテマティアは、若い女性の姿をした翼の血族に属する竜です。
純真無垢な天使のような容姿をしており、性格も基本的には竜とは思えないほど穏やかで礼儀正しいという特徴があります。
人間からは天翼竜（てんよくりゅう）と呼ばれて恐れられていますが、争いや残虐な行為や他者を苦しめるような行為が嫌いです。
この考え方は人間に対しても同様であるため、本来の姿を隠して出会った人間からは好印象を抱かれます。
アルテマティアは翼の血族の血主
アルテマティアは、翼の血族の血主であり竜王という強大な存在です。
しかし、その行動は全て竜の神の啓示にもとずいたもので、アルテマティアはあくまで竜の神の意志を忠実に実行しているにすぎません。
レーゼ王国への侵攻も竜の神の啓示によるもので、絶対的な竜の神の啓示の前では殲滅や虐殺もいとわず、「神がおっしゃいましたので」などと満面の笑顔で実行していきます。
翼の血族の血主という立場でありながら、翼の血族の上位竜に対して分け隔てなく心優しい聖女のような接し方をしていました。
唯一、第二位階のウォルテカムイにだけは辛辣で、常につんけんした態度を取ったり、時には首を天日干しにするなどのお仕置きも行います。
アルテマティアの能力は時操魔法
アルテマティアの能力は、時操魔法です。
アルテマティアの時操魔法では、
- 時間の停止
- 時間の巻き戻し
- 時間操作による攻撃の無効化
などが可能で、時操魔法の有効範囲は世界全体、限定的な場所、特定の物体・人物など、幅広く、アルテマティアはこの魔法に絶対的な自信をもっています。
たとえ致命傷となるような攻撃をくらったとしても、時操魔法は自動で発動して時を戻し肉体が再生されるため、どんな強敵が相手でも一瞬で攻撃を無効化することができるのです。
【ラグナクリムゾン】アルテマティアは最後死亡するか解説
ここからは、『ラグナクリムゾン』のアルテマティアは最後死亡するか解説していきます！
アルテマティアの死亡シーンは11巻55話
結論からいうと、アルテマティアは最後死亡します。
アルテマティアの死亡シーンは、『ラグナクリムゾン』の漫画原作11巻55話「一番大事だったこと」で描かれました。
このアルテマティアの死亡シーンでは、アルテマティアは竜の弱点である太陽光によって焼かれ最後は死亡してしまいます。
へゼラの銃弾で致命傷を負う
翼の血族の血主であり全ての攻撃を無効化できる能力を持ったアルテマティアですが、共闘したラグナ達と銀装兵団との戦いの中で銀装兵団の団員のひとりであるへゼラが放った銃弾の直撃を受けてしまいます。
戦いの中で次々と翼の血族の上位竜を失っていったアルテマティアは、この戦いに負けて自身も殺されてしまう前に、戦いの結末を変えようと世界の時間を戻そうと考えました。
しかしそれと同時に、へゼルに銃で撃たれてしまいます。
へゼルの持っていた銃には銀の銃弾が装填されており、直撃をくらったアルテマティアは致命傷を負い意識を失うこととなったのです。
アルテマティアは最後太陽光で焼かれて死亡
アルテマティアは最後、太陽光で焼かれて死亡します。
へゼルに銃で撃たれたアルテマティアは、致命傷を負ったものの意識を取り戻すと大量に出血した状態で太陽の光に晒された状態でした。
太陽光は竜の弱点であり、それはアルテマティアにとっても同様です。
太陽光に晒されて熱さを感じたアルテマティアは、日陰を探して彷徨いますが日陰を見つけることはできませんでした。
ようやくウォルテカムイの剣によってできた日陰を見つけることができましたが、時すでに遅し。
そのままアルテマティアの肉体は発火し、最後は燃えて死亡してしまったのです。
【ラグナクリムゾン】アルテマティアの結末とその後の復活も考察
ここからは、『ラグナクリムゾン』のアルテマティアの結末とその後の復活についても考察していきます！
アルテマティアの結末は孤独な死
アルテマティアの結末は、孤独な死でした。
これまで翼の血族の血主として翼の血族の中心となり、上位竜の仲間とともに竜の神の啓示を尊重してきたアルテマティアですが、戦いの中でほとんどの上位竜を失ってしまったのです。
唯一最後まで側に居たウォルテカムイも目の前で失い、アルテマティアの側には誰もいなくなってしまいました。
へゼルに銃で撃たれ致命傷を負い、絶望するアルテマティアはこれまで狂信的に尽くしてきた竜の神に救いを求めますが、竜の神の返答はなくただ孤独に最後の時を迎えたのです。
死亡したその後は登場していない
アルテマティアは、死亡したその後は本編に登場していません。
死亡シーンでアルテマティアの全身が炎に覆われて燃えていることから、そのままであれば死亡したことは確実です。
ただ、漫画原作ではアルテマティアが死亡後の11巻特別編「しるし」で、過去のエピソードとしてアルテマティアとウォルテカムイが登場しました。
死亡したアルテマティアの復活を考察
死亡したアルテマティアの復活については、漫画原作12巻まででは明らかになっていません。
ただ私の個人的な考察では、アルテマティア復活の可能性はあると思います。
実は漫画原作のアルテマティア死亡シーンでは、アルテマティアが燃え尽きたところまでは描かれていません。
物語としては、まるでアルテマティアが最後の時を迎えたかのような描かれ方をしていますが、もしもアルテマティアの肉体が残っている状態で誰かが連れ去るなどした場合には、死亡から一転して生きてる可能性や一時的に死亡していたものの蘇生して復活するということも考えられます。
また、本来血主が死亡するとその血族の上位竜は全て死亡するはずですが、なぜか戦いの中で死亡したはずのネビュリムが再登場していました。
このことから、ネビュリムが結界魔法によってアルテマティアを何らかの形で救い出し、アルテマティアは現状ではどこかですでに復活しているとも考えられます。
アルテマティアの正体についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください！
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まとめ
この記事では、『ラグナクリムゾン』のアルテマティアは最後死亡するのか解説し、結末とその後の復活も考察してきました。
アルテマティアの死亡シーン
- 『ラグナクリムゾン』漫画原作11巻55話「一番大事だったこと」で、竜の弱点である太陽光によって焼かれ、アルテマティアは死亡する。
アルテマティア死亡までの経緯
- 翼の血族の血主であるアルテマティアは、戦いの中でへゼラの銃弾により致命傷を負い太陽光に晒される。
- 最後は孤独に死を迎え、竜の神の啓示に救いを求めるが返答はなく、そのまま死亡する。
アルテマティアの復活についての考察
- アルテマティアの死亡シーンでは具体的な描写がなく、物語的に不明瞭な部分が残っている。
- アルテマティアの肉体が残っており、誰かによって連れ去られる可能性が考えられ、復活の可能性がある。
- 翼の血族の上位竜のひとりであるネビュリムが再登場しており、血主であるアルテマティアが死亡したその後に復活した可能性がある。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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