雨が降る夜の道を走る乙(おと)に、突然襲いかかってきたシズク。
親友のトモコを1年間も探し連れ戻そうとしているシズクですが、紅衣小女孩(ホンイーシャオニュイハイ)編の最後にはシズクは死亡してしまうのでしょうか?
この記事では、『怪異と乙女と神隠し』(とと神)でシズクは最後死亡するのか、その後仲間になるかについても解説していきます。
【怪異と乙女と神隠し】シズクは最後死亡する?
まずは、『怪異と乙女と神隠し』(とと神)のシズクは最後死亡するのかについて解説していきます。
最後死亡しない
結論からいうと、シズクは最後まで死亡しません。
シズクがきっかけで始まった紅衣小女孩(ホンイーシャオニュイハイ)編ですが、シズクは死亡するような危機的状況になりつつも生き残ることができました。
そして、ずっと探し続けていた親友のトモコとの再会も果たします。
本当なら死亡するはずだった
シズクは、本来であれば紅衣小女孩(ホンイーシャオニュイハイ)編で死亡するはずでした。
その理由は、トモコの失踪には紅衣小女孩から成る怪異のキメラが関係していたためです。
紅衣小女孩だと思われた怪異は、
- 「ノックに応じると取り殺される」という怪談
- 水鬼(スィグィ)の雨の要素
- 水鬼の危険な特性「替死鬼(ティースーグィ)」
これらが合わさり怪異のキメラとなった紅衣小女孩だったのです。
この怪異は、最終的に替死鬼(ティースーグィ)という特性を発動させて人間を死に導くと成仏し、殺された人間は新たな水鬼(スィグィ)となって次の犠牲者を探し歩くこととなります。
そのため、本当であればシズクとトモコが再会を果たした時点でトモコはシズクを殺して成仏し、死亡したシズクは次の水鬼となって彷徨い歩くことになるはずでした。
化野に助けられて死亡を免れた
シズクが死亡せずに生きてることができたのは、化野蓮(あだしのれん)に助けられたためです。
シズクは、紅衣小女孩(ホンイーシャオニュイハイ)として姿を現したトモコと再会を果たしますが、替死鬼(ティースーグィ)の特性の通りシズクが次の水鬼(スィグィ)となってしまいます。
紅衣小女孩となったシズクは、トモコと会えたことを乙(おと)に一言告げると、一瞬で水に変化して姿を消してしまいました。
しかしその場に駆けつけた化野が、紅衣小女孩のキメラの要素に「トイレの花子さん」が加わっていたことからトイレの花子さんの撃退法を応用し、シズクに乙の100点の答案を見せることで一時的に紅衣小女孩を撃退。
その後、化野の提案でシズクの中の紅衣小女孩だけをきさらぎ駅から電車に乗せて、異界へと送ってシズクの死亡を回避したのでした。
【怪異と乙女と神隠し】シズクのその後を解説
ここからは、『怪異と乙女と神隠し』(とと神)のシズクのその後について解説していきます。
シズクはその後トモコの分も生きると決める
トモコの死と直面し生きる希望を失いかけていたシズクですが、その後トモコの分も生きると決意します。
シズクの唯一の親友であり大切な存在だったトモコでしたが、シズクはトモコにとって自分はワンオブゼム(大勢の中のひとり)なのだと思っており、トモコの死亡で本当の意味で孤独になった今、自分も死んでしまってもいいと考えていました。
しかし、トモコが最後に呪物のハサミを残したことにより、紅衣小女孩を異界に送るための切符を手に入れることができたことから、乙(おと)はトモコがシズクに生きて欲しいと思っていると言います。
それを聞いたシズクは自分がトモコにとって唯一の存在だったことを知り、乙に感謝するのと同時に明るい気持ちに切り替えてやり直そうと考え直すことができたのでした。
紅衣小女孩の能力を手に入れた
シズクは、紅衣小女孩(ホンイーシャオニュイハイ)の能力を手に入れていました。
これは、シズクの中に一度入った紅衣小女孩の残りかすがシズクに残した能力で、自身の身体を水に変えることができる能力です。
この能力を発動させたシズクは誰にも姿が見えなくなり、水になるとシズクの姿が見えなくなるだけでなく、存在を感知することさえできなくなります。
能力を発動させたシズクの唯一の難点は喋れなくなることで、水に変化すると自分の意志を他者に伝えることができません。
【とと神】シズクはその後仲間になる?
ここからは、『怪異と乙女と神隠し』(とと神)のシズクはその後仲間になるのか解説していきます。
シズクは菫子達の仲間になる
シズクはその後、菫子達の仲間になります。
シズクが仲間に加わったのは漫画原作5巻16話で、以前シズクが紹介してくれたラーメン屋を訪れた菫子がシズクと再開したことがきっかけでした。
ラーメン屋で再会したのは偶然でしたが、シズクはその時の菫子の様子を見て何か新たなトラブルに巻き込まれていることを予感し話しかけ、仲間に加わることになりました。
シズクが仲間になった理由
シズクが仲間になったのは、残された今の命を菫子たちのために使う覚悟を決めていたからです。
シズクは親友のトモコが紅衣小女孩(ホンイーシャオニュイハイ)と化してしまった事件で、自分が菫子たちによって命を助けられたことに大きな恩を感じていたと思われます。
本来であれば、シズクは死亡してトモコと入れ替わり紅衣小女孩になってしまうはずでした。
しかしその状況から救われたことで、今度は自分が菫子たちの力になろうと考えたのです。
シズクは菫子に自身を「ちゃん付け」ではなく「シズク」と呼び捨てで呼んで良いと伝え、そこから菫子との関係もより親しいものへとなり良き協力者となっていきます。
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まとめ
この記事では、『怪異と乙女と神隠し』(とと神)でシズクは最後死亡するのか、その後仲間になるかについても解説してきました。
- シズクは最後死亡する?
- シズクは最後まで死亡しない。
- 紅衣小女孩編で危機的状況に直面しながらも生き残り、親友のトモコと再会する。
- 本来は死亡するはずだったが、化野蓮によって死を免れる。
- 化野蓮による救出
- シズクは紅衣小女孩のキメラの要素によって死の危機に陥るが、化野が介入してシズクの死亡を回避する。
- 化野はトイレの花子さんの撃退法を応用し、シズクを救う。
- シズクの中に入った紅衣小女孩はきさらぎ駅から異界へ送られる。
- シズクのその後
- シズクはトモコの死を受け入れ、トモコの分まで生きると決意する。
- シズクは紅衣小女孩の能力を手に入れ、その能力を使用して菫子たちの仲間になることを決意する。
- シズクが仲間になった理由は、菫子たちによって命を助けられたことへの感謝と、自らの力を彼らのために使う覚悟があるから。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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