マスクの供給不足が解消する時期はいつ頃か?見込みはあるのか?

生活の疑問

新型コロナウイルスの影響を受けて、日本中でマスクの供給不足が起こっています。

最初はマスクを大量購入する中国人がいるとニュースで取り上げられていましたが、現在では日本でも感染した方がいることから、日本各地で品薄、その後品切れという状態になっていました。

しかし、ここ数日でマスクを購入できたという方もいるようでマスクの供給不足解消に向け、少し明るい情報も増えてきているようです。

現在心配なのは新型コロナウイルスだけでなくインフルエンザや、暖かくなってきたことで花粉のシーズンとも重なり、これから更にマスクの需要が高まってくることが予想されます。

今回は、マスクの供給不足が解消してきているのか、またマスクの供給が安定してくる時期はいつ頃なのかをまとめていきます。

マスクの供給が不足している理由

2019年の12月に新型コロナウイルスが中国で発生し、中国人観光客のマスク大量購入が話題になりました。

その時点ではまだ日本国内のドラッグストアには箱入りのマスクが陳列されていて、だんだん数が少なくなってきているという印象でしたね。

しかも、その話題の中心は中国人観光客が集まる関東や関西の中心部に限定されており、まさか地方でもマスクが買えなくなるとは思いませんでした。

その後、日本国内でも新型コロナウイルスに感染した方が出てきたことで、一気に日本中の危機感が高まり、マスクを購入する方が急増したことがマスクの供給不足・品切れになっている理由だと考えられます。

マスクはいつ頃供給される?解消の時期や見込みは?

2月13日に政府が開いた新型コロナウイルス感染症対策本部会合で、緊急対策の第一弾ということで品薄が続くマスクの増産を支援するとの表明がありました。

品薄が続くマスクの増産支援とは、1ヶ月のマスク生産数を2020年1月の2倍にあたる月産6億枚超の供給力を確保するというものです。

さらに政府は今までマスクの多くを中国の輸入に頼っていたことで現在の品薄状態が続いているため、国内メーカー対して24時間体制での生産などの増産を要請したそうです。

2月12日に行われた菅官房長官の会見では、品薄状態が続くマスクについて、供給量は週に1億枚以上の見込みだとしたうえで、品薄の状態が解消される時期については「早ければ来週」との見通しを示していました。

これにより、マスクの供給不足が2月17日以降にも解消する可能性はかなり高まったのではないかと思われます。

マスクの供給が解消している地域はある?

実は2020年2月12日頃から13日の間に購入できたという方がいたそうなんです。

しかし、それはごく一部の限られた店舗のみで、日本全体のマスクの供給不足解消には至っていません。

品薄の状態が解消される時期について「早ければ来週」との見通しを示していたことから、2月17日以降に少しずつマスクの供給不足や品薄状態が解消されることを願うばかりです。

マスクの供給される時期はいつ頃か?

マスクの供給不足が解消されることを期待していた2020年2月17日の時点で、残念ながら国内の供給量は十分だといえる状況にはないようです

普段からマスクを多く取り扱うドラッグストアでも、マスク不足が緩和されるほどの入荷量の時期も入荷の見込みもついておらず、入荷してもすぐに売り切れてしまうという状況だそうです。

また他の店舗では、マスク入荷による客の殺到を避けるために、マスクの今後の入荷や現在の状況については答えられないとしている店舗もあるとのことで、マスクを購入したい客側も、マスクを取り扱う店舗側も難しい状況にあるといえます。

また、マスクを取り扱う店舗によって購入制限をしている店舗もありますが、この購入制限もマスクの供給不足が解消しない限りはなくなりそうにありません。

実際に私自身も自宅近くのドラッグストアとスーパー、100円均一、マスクを普段置いている衣料品店など数店舗でマスクの取り扱いがあるか確認しましたが、あったのはドラッグストアのみで小さいサイズのマスクが4箱だけでした。

マスクの在庫がある店舗がほぼないことからも、マスクの供給が安定してくる時期の予想は現時点ではかなり難しそうです。

マスクの供給不足が解消していくために

まだまだマスクの供給不足の解消にはなっていませんが、実際のところここ数日ではマスクを販売している店舗も出てきたようで、私自身も1店舗のみでしたが小さいサイズのマスクの在庫を確認でき少し安心しました。

しかし現状ではマスクの供給は安定しておらず、品薄の状態が長く続く可能性も考えられます。

そんな中、マスクを買いたいと思っている私達のために24時間体制でマスクの増産に尽力してくださっている製造メーカーの方には感謝しなければいけないと思います。

供給不足というのは、需要に対して供給される商品の量が足りていない状態をいいますので、一部の消費者が大量に購入したり買い占めしたりすることが続いている限り、マスクの供給不足が解消することはありません。

今後少しずつマスクの供給不足が解消して供給量の安定に向かうために、消費者一人ひとりもマスクを必要とする消費者全員がマスクの購入ができるように、考えながら行動するようにしたいですね。

まとめ

  • 現状ではマスクの供給不足は解消していません。
  • 2020年2月17日の時点では、マスクが購入できる店舗も出始めているようです。
  • 供給が安定してくる時期も今のところ予想ができません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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