2019年12月に新型コロナウイルスが中国で発生してから、2020年1月に日本で初めて感染した方が確認され、それ以来日本でのマスクの需要が急激に高まることとなりました。
そのため、マスクの供給不足が発生しマスクの品薄や品切れが日本全国で起こっています。
2月17日以降に少しずつマスクの品薄や品切れといった状況が解消される見通しがあるという話もありましたが、実際にはまだ解消されていません。
一部では、マスクが買えた！という方もいるようですが、マスクを求める消費者の多くはマスクを購入できずにいるようです。
それは、マスクの買い占めをしている人がいることが原因かもしれません。
この記事では、マスクを求めている消費者にとっては本当にうざいマスクの買い占めをしている人がなぜマスクの買い占めをやっているのかその目的などを書いていきます。
マスクの買い占めがうざい！やめてほしい理由
マスクの買い占めをやめてほしい理由とは、マスクの買い占めをする人がいると、マスクを必要としている消費者のなかに買えなくて困る人が出てしまうからです。
現状では、マスクが欲しい消費者がマスクを買うには何度もマスクを販売している店舗に足を運ぶしか方法はないと思います。
マスクを販売することを事前に告知している販売店はほとんどないようですし、これではマスクを買えるかどうかは運次第のようにに感じてしまうのです。
ただでさえ入荷数が少なく、入荷してもすぐに売り切れてしまうマスクを買い占めしている人がいたらどうでしょうか。
マスクが10個入荷したら10人に行き渡るはずが、9人や8人もしくはそれよりも少ない人数にしか行き渡らないということになってしまいます。
マスクの買い占めでうざいのは誰？なぜやっているの？
マスクの買い占めについて書いていますが
「マスクの買い占めなんてできないでしょ」
と思われている方もいるのではないでしょうか。
マスクを販売している店舗のほぼすべてのマスク売り場には「マスクお1人様1袋もしくは1箱」などの張り紙が貼られています。
それなのに買い占めなんてできるわけがないと思ってしまいますよね。
では実際に買い占めをしている人はいるのでしょうか？またマスクの買い占めはなぜやっているのでしょうか？
マスクを買い占めているのは中国人？
日本でマスクの品薄や品切れが起こっていなかった1月にはマスクの販売に個数制限をしていない販売店も多く、中国から来た観光客がマスクの爆買をしているというニュースが話題となっていました。
その後、中国からの団体旅行は禁止となりましたが個人旅行の観光客の中にはマスクを求めて日本へ来る方もいたようです。
現在ではほとんどの販売店で、マスクは個数制限をして販売しているので制限された個数しか買えないはずなのですが、1人1個までなので1個を購入することを繰り返して大量購入するという方もいたそうです。
中国では日本以上に新型コロナウイルスが流行していることで危機感があるのはわかりますが、1人1個のところ1個を購入することを繰り返して大量購入するといった行為は買い占めと言わざるを得ないように感じます。
マスクを買い占めているのは日本人？
マスクの買い占めをしている人の中には日本人もいるそうですから悲しくなります。
日本人で買い占めをしている人の中には、グループでマスクの販売店に来て大量購入し高額で転売する転売ヤーの存在があります。
現在は、オークションサイトやフリマアプリなどネットを利用した多くの転売の方法があり、そこではありえないような高値でマスクが転売されています。
日本の中にもマスクが必要なのに買えずに困っている人がたくさんいるというのに、どうしたらマスクを買い占めて高額で転売しようなどと考えられるのでしょうか。
本当に悲しくなってしまいます。
マスクを買い占めているのは一般の消費者？
全然マスク売っていないし買えないのに、なんでマスクの買い占めをしているのが一般消費者なの？と思われましたよね。
ここでのマスクの買い占めとは、必要以上のマスクの購入をさしています。
例えば、家族で買い物に出ていたら偶然マスクが売っていたとします。もちろん個数制限があり1人1箱までしか買えません。しかし、家族4人で買い物に来ていたのでマスクを4箱買いました。
これはきちんと1人1箱という個数制限にも従っていますし、まったく悪質なものではないですが、もともと売っている数量の少ない商品を大量に購入するという意味では買い占めになってしまうのではないでしょうか。
テレビなど各メディアでマスクの希少性が消費者へ伝わり「その希少なものを手に入れたい」「その希少なものがなくならないうちに買っておこう」という希少性原理というものが起こることで、つい家族全員でマスクを買おうという考えになってしまうようです。
しかし、例のように4人家族でマスク4箱・・・本当に必要でしょうか？
1箱30枚入なら、4人家族で1日1枚ずつ使っても1週間はもちますよね。
それなら購入する数を2箱にして無くなるまでの2週間で、マスクの品薄も解消してきて買いやすい状況になっているかもしれません。
そして、この家族が買わなかった2箱でマスクを必要としていた2人が買えることになり助かります。
こんな状況だからこそ、他人のことも考えながら本当に必要な数のマスクを購入するように心がけたいものですね。
マスクの買い占めやめて！やめないと生じる問題点
マスクの買い占めがなくならないと、マスクの品薄や品切れの解消がどんどん遅くなってしまいます。
すると、身体が不調な方や病気を抱えている方などのマスクを本当に必要としている人がマスクを買えないという悲しいことが起こってしまいます。
新型コロナウイルスという未知のウイルスの流行を前にして、マスクが欲しいのはみんな同じですよね。
だからこそ、少しでも早くマスクの品薄や品切れが解消してマスクを必要とする消費者全員にマスクが行き渡るように、私達消費者も考えていく必要があると思います。
まとめ
- マスクの買い占めをする人がいると、一方ではマスクを買えない人が出てきてしまう。
- マスクの買い占めをしている人には、本当にマスクを必要としている人がいることを考えて欲しい。
- マスクの買い占めがなくならないと、マスクの品薄や品切れの解消が遅くなる。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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