新世紀エヴァンゲリオンのリメイクであるヱヴァンゲリヲン新劇場版では、第2作の【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破】と第3作【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q】で「裏コード」という単語が登場します。
この裏コードは第1作のヱヴァンゲリヲン新劇場版:序では出てこなかった単語なだけに、気になった方も多かったのではないでしょうか。
そこで今回は、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破・Qの裏コードとは何なのか、2号機ビーストモードと777(トリプルセブン)のセリフについてもまとめていきます!
エヴァ新劇場版:破・Qの裏コードとは?
ヱヴァンゲリヲン新劇場版で出てきた「裏コード」とは、EVA2号機のビーストモードを発動させるための特殊コードのことです。
EVA2号機はこの特殊コードによりビーストモードを発動すると、エヴァンゲリオンの肩や脊椎に打ち込まれたリミッターが全て解除され四足歩行の猛獣のような姿に変化していきます。
口が裂け牙はむき出しになり、パイロットのいるエントリープラグのプラグ深度は一気に危険とされる場所まで下がって汚染区域に入るため、パイロットにも身体的負荷がかかり痛みも伴うようです。
エントリープラグ内は警告色の赤色に変わりパイロットとEVA2号機は同じように目が緑色に発光し、限りなくエヴァへ近づいていることを感じさせます。
EVA2号機のこの状態を獣化といい、この状態ではアンビリカルケーブルが切断されても内部電源の活動限界までの残り時間が表示されなくなっていました。
通常エヴァはアンビリカルケーブルに接続され電源が供給された状態で動いていて、切断されると内部電源に切り替わり5分間内部電源で動くことができる仕組みになっているので、リミッターが解除されたことで内部電源での動作時間の制限もなくなるのかもしれません。
エヴァンゲリオン開発総責任者の赤木リツコがこの状態について、「ヒトを捨て闘争に特化させた」と言っていたのが印象的でした。
エヴァ新劇場版:破・Qの2号機の裏コード
ここでは、第2作の【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破】と第3作【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q】でそれぞれ出てきた「裏コード」についてまとめていきます。
エヴァ新劇場版:破の裏コードはザ・ビースト(獣化第2形態)
【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破】で真希波・マリ・イラストリアスが使った裏コードが「ザ・ビースト」です。
マリは第10使徒との戦闘でEVA2号機に搭乗した際に戦闘で苦戦をしいられ、このままでは勝てないと感じこの裏コードを使用することを決めました。
裏コード「ザ・ビースト」によりEVA2号機はビーストモードを発動させ、エヴァの「獣化第2形態」へと変化し、これがエヴァ史上初めて登場したエヴァの人型ではない姿となります。
ビーストモードを発動させたEVA2号機の戦闘力は大幅にアップし、動き方も猛獣のように攻撃的でしなやか、腕を落とされても攻撃をやめず口で第10使徒のATフィールドを食い破るところはかなり野性的だと感じました。
エヴァ新劇場版:Qの裏コードは777(獣化第4形態)
【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q】で式波・アスカ・ラングレーが使った裏コードが「777
(トリプルセブン)」です。
アスカは、バックアップのための綾波レイのクローンであるアヤナミレイ(仮称)が乗るMark.09(アダムスの器)との戦闘時にこの裏コードを使用しました。
裏コード「777(トリプルセブン)」によりこの時アスカが乗っていたEVA改2号機は、裏コード「ザ・ビースト」の時と同じようにリミッターが解除されビーストモードを発動させます。
「777(トリプルセブン)」でのビーストモードへの変化はエヴァの「獣化第4形態」といい、獣化第2形態と比較すると四足歩行で牙はむき出しという似ている部分はあるものの、さらに牙は大きくなり尾がはえ足もネコ科に近いような形に変化していました。
獣化第4形態になったEVA改2号機は、Mark.09のビームを口で受け四散させたりその後のビームも拳で弾きます。
そしてMark.09の首元に噛みつき食いちぎるシーンからは、獣化第2形態よりもさらに闘争能力に特化させている様子がうかがえます。
エヴァ2号機の裏コードでビーストモード発動のセリフ!
【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破】で真希波・マリ・イラストリアスが使った裏コード「ザ・ビースト」発動のセリフは
「モード反転、裏コード・・・ザ・ビースト!」
です。
マリはその力のことを「人を捨てたエヴァの力」というセリフで表現していました。
ビーストモード発動後の
「我慢してよエヴァ2号機。私も我慢する!」 「身を…捨てて…こそ…浮かぶ…瀬も…あれっ!」
というセリフも印象的でしたね。
【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q】で式波・アスカ・ラングレーが使った裏コードが「777(トリプルセブン)」発動のセリフは
「モードチェンジ・・・コード・トリプルセブン」
です。
マリが裏コードを知っていた理由を考察!
マリがEVA2号機の裏コードを知っていた理由を漫画版の新世紀エヴァンゲリオンから考察することができます。
漫画版の新世紀エヴァンゲリオンでマリと碇ゲンドウや碇ユイとの関係が描かれていたことから、マリもEVAの開発に関わっていたのではないでしょうか。
エヴァンゲリオンの「獣化第二形態」であるビーストモードという機能は、エヴァンゲリオン開発総責任者の赤木リツコや、EVAの戦闘指揮官の葛城ミサトも知らない秘密コードでした。
漫画版でのマリの人間関係が新劇場版とも一致しているのだとしたら、碇ゲンドウをマリが「ゲンドウ君」と呼んでいたのは親しい関係、または学友といった関係にいたからという理由からではないかとも考えることができますね。
ただ、漫画版に登場した真希波マリとヱヴァンゲリヲン新劇場版に登場する真希波・マリ・イラストリアスが同一人物なのかは明らかにさせていません。
まとめ
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破・Qの裏コードについてまとめました。
裏コードでビーストモードを発動させたのはEVA2号機だけで、このEVAの隠された機能についてはまだ謎が多いですね。
今後ビーストモードの謎について明らかにされるのかも注目していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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