エヴァ新劇場版:序でカヲルの棺桶の場所は?セリフや終わり方の意味を考察

ヱヴァンゲリヲン新劇場版

ヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズの中でも【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】は新世紀エヴァンゲリオンのリメイクである全4部作の第1作にあたる作品です。

【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】の最後に登場する少年は【渚カヲル】といい、カヲルのいた場所やセリフについてたくさんの謎が残されました。

そこで今回は、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序で渚カヲルが目覚めた棺桶の場所はどこなのか、その理由やセリフ、終わり方についてもまとめていきます!

エヴァ新劇場版:序で渚カヲルが目覚めたのは棺桶?

【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】で渚カヲルは棺桶から目覚めました。

このシーンは遠目から並ぶ箱を見ているような映像になっていますが、遠目でもその箱が棺桶であることを感じさせます。

ただ、この棺桶が並ぶ場所はどこなのか、なぜカヲルは棺桶から目覚めたのかについては何も明かされずに【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】はエンディングを迎えたため、多くの謎が残されました。

ここかからは、カヲルがいた場所や棺桶で目覚めた理由についてまとめていきます!

エヴァ新劇場版:序で渚カヲルの棺桶があった場所は月

ストーリーの終盤で行われたヤシマ作戦が成功に終わり、碇シンジと綾波レイが会話をしたシーンの後にその上空には月が映し出され、次のシーンでカヲルが登場したことでカヲルがいる場所が月であることを推測できます。

この場所は月面の静かな海といい9つの棺桶が並んで置かれていて、カヲルは並んだ棺桶の真ん中である5番目の棺桶から目覚め、左側の4つの棺桶はすでに蓋が開いた状態になっていました。

エヴァ新劇場版:序で渚カヲルが棺桶で目覚めた理由

9つ並んだすべての棺桶にカヲルが入っていた、蓋が閉まっている棺桶にはまだ入っているのではないかといわれています。

エヴァにはループ説というものが噂されていて、ヱヴァンゲリヲン新劇場版は単なる新世紀エヴァンゲリオンのリメイクではなく、ループのように繰り返される世界が描かれているのではないかと考えられているようです。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版に登場するキャラクター達は自分たちがループする世界に存在していることに気づいてはいませんが、唯一世界のループに気づいているのが渚カヲルだといえます。

カヲルが入ってた棺桶は9つあり【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】ではその5番目の棺桶からカヲルが目覚めたことから、5回目の世界を描いたストーリーなのではないかと考えられますね。

カヲルがループに気づいている理由はセリフの中に隠されていました。

エヴァ新劇場版:序で渚カヲル「また3番目」などのセリフの意味

カヲルのセリフでこの世界がループしていることを思わせるようなセリフが「また3番目」の部分です。

「また」というのは物語が繰り返されていることを感じさせますし、カヲルはこのループする世界の中心的人物なのかもしれないとさえ思えます。

カヲルの他のセリフも合わせてみていくと、よりループ説が鮮明になってきますので【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序・破・Q】のセリフの意味も合わせて見ていきましょう。

【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】の渚カヲルのセリフ

「わかっているよ、あちらの少年が目覚め、概括(がいかつ)の段階に入ったんだろ」
「また3番目とはね、変わらないな、君は」
「逢えるときが楽しみだよ、碇シンジ君」

「また3番目」とは碇シンジが3番目、テレビ版ではサードチルドレン、ヱヴァンゲリヲン新劇場版では第3の少年ということを意味しています。

また、【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】の時点でカヲルはシンジと会ったことがないはずにもかかわらず、碇シンジの名前を知っていることもカヲルが別な世界や過去の世界などでの記憶を引き継いでループしているのだとしたら説明がつくように思います。

【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破】の渚カヲルのセリフ

「さあ約束の時だ、碇シンジ君、今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」

エンドロール後のカヲルが登場するシーンでのこのセリフの中の「君」とは、シンジを指しているのではないかと思われます。

ループし繰り返す世界ではシンジはシンジが描くような幸せを手に入れられておらず、カヲルは今回の世界ではシンジを幸せにしようとしているのではないかと感じるセリフです。

【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q】の渚カヲルのセリフ

「ごめん、これは君の望む幸せではなかった」
「縁が君を導くだろう」
「そんな顔をしないでまた会えるよ、シンジ君」

「また会えるよ」というのは世界がループしていること知っているカヲルが、シンジとまた会えることを知っていたことを意味するセリフだといえます。

ループ説といっても様々なループ説があるのですが、カヲルのセリフから【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破】の「さあ約束の時だ」は、「また会えるよ」と約束したことを意味しているのではという考え方もあるようです。

その場合、【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q】の後に【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破】のエンドロール後に戻るというループが繰り返されているのではといわれています。

エヴァ新劇場版:序の終わり方の意味を考察!

【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】は最後にカヲルが登場してエンドロールとなりました。

カヲルの登場シーンはとても少ない時間ですが、その時のセリフからカヲルが今後この物語やシンジと関わってくること意味しているとわかった一方で、多くの謎も残していきましたね。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版が完結するとき、カヲルの存在理由やループ説についても明確になるのか、今後の作品にも注目が集まりそうです。

まとめ

【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】で渚カヲルは棺桶にいたのかその理由やセリフ、終わり方についてもまとめてきました。

カヲルの存在には様々な謎がありますが、ループ説で納得できることも多くあるように感じます。

今後このループ説についても明らかになるかもしれませんね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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