ロシデレ/マーシャの彼氏さーくんは誰?正体や過去・幼少期の出会いも解説

時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』略して『ロシデレ』。

マーシャことマリヤ・ミハイロヴナ・九条は、『ロシデレ』のメインヒロインであるアーリャことアリサ・ミハイロヴナ・九条の1つ年上の姉です。

生徒会では書記を務めていることから、同じく生徒会で会計を務めているアーリャと関わるシーンも多く、私立征嶺学園では「学園の聖母(マドンナ)」と呼ばれるなど注目されています。

そんなマーシャの中で謎めいた存在として登場する、マーシャの彼氏「さーくん」について、正体は一体何者なのか気になっている方は多いのではないでしょうか?

この記事では、『ロシデレ』のマーシャの彼氏さーくんとは誰なのか、正体や過去・幼少期の出会いについても解説していきます。

※こちらの記事はネタバレを含む可能性があります。

【ロシデレ】マーシャの彼氏さーくんとは?

まずは、『ロシデレ』(時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん)のマーシャの彼氏さーくんについて解説していきます。

マーシャには彼氏さーくんがいる?

結論から言うと、マーシャに「さーくん」という彼氏はいません。

これは実は、マーシャが作り上げた彼氏設定なのです。

マーシャは周囲の人々に対して、「さーくん」という彼氏がいると主張しています。

しかし、実際にはそのような人物は存在せず、マーシャの設定上に存在する架空の恋人なのです。

この「さーくん」という存在は、マーシャの過去の経験や憧れがによって作り出されたものだと考えられています。

実在しない彼氏を作り上げることで、マーシャは自身の感情や欲求を表現したり、心の拠り所としているのかもしれません。

マーシャの彼氏さーくんの登場シーン

マーシャの彼氏「さーくん」は、物語の中で直接登場することはありません。

そもそも「さーくん」はマーシャの発言や行動を通じて、その存在が示唆されていただけで、前述したようにただの彼氏設定であるため「さーくんという彼氏」は実在しないのです。

マーシャが友人たちと会話をする際に、度々「さーくん」の名前を出すシーンがあり、「さーくん」の写真が入ったペンダントも持っています。

また、これまでマーシャは男子生徒から告白をされた際には、彼氏の存在を理由に断り続けていたのです。

これらのシーンを通じて、マーシャの周囲も私達読者やアニメ視聴者もマーシャの彼氏「さーくん」の存在を感じ取っていますが、同時に「さーくん」の正体の謎も深まっていきました。

【ロシデレ】マーシャの彼氏さーくんは誰か正体を解説

ここからは、『ロシデレ』のマーシャの彼氏さーくんは誰か正体について解説していきます。

彼氏さーくんの正体は久世政近

実は、「さーくん」正体は、主人公の久世政近(くぜまさちか)のことだったのです。

マーシャの彼氏でありながらも「さーくん」が登場しないことで、多くの方がその正体について気になっていました。

「さーくん」は実在する人物で、政近が「まさちか」→「まさーちか」から、過去に「さーくん」という愛称で呼んでいたことがあったのでした。

しかし、物語序盤ではマーシャ本人が政近を「さーくん」だとは認識していません。

アーリャの話の中で政近が何度も登場していたことで、クラスメイトに久世政近という男子生徒がいることは知っていましたが、まさかその政近が「さーくん」であるとは思っていなかったのです。

彼氏さーくんの存在は嘘

マーシャの彼氏「さーくん」は人物としては存在していますが、彼氏というのは嘘になります。

このことについては、原作小説4巻の夏合宿でマーシャと政近の会話の中で「彼氏がいるというのは嘘」と告白したことで明らかとなりました。

前述の通り、「さーくん」はマーシャの彼氏設定上の人物であって、実在する本物の彼氏ではありません。

しかし、この嘘には深い意味があると考えられています。

マーシャにとって「さーくん」は、理想の恋人像を表現するための手段であり、また自身の感情を整理するためのツールでもあるのです。

忘れることのできない大切な存在であった「さーくん」をマーシャはいつも想っており、そのため、マーシャは初めて政近と対面した時にすぐに政近が「さーくん」であることに気づきました。

この「嘘」を通じて、マーシャは自分の本当の気持ちや欲求と向き合っていたのかもしれません。

彼氏さーくんについて政近は知らない

「さーくん」本人であるはずの久世政近自身は、「さーくん」の存在について全く知りません。

マーシャが周囲の人々に「さーくん」について語る際も、政近はその場にいないか、または話の内容を聞き逃しているのか、はたまた自分とは無関係と思っていたかもしれません。

このことは、マーシャと政近の関係性にさらなる複雑さを加えています。

政近は自分がマーシャが彼氏としている「さーくん」であることを知らず、マーシャの本当の気持ちに全く気付いていないのです。

【ロシデレ】マーシャとさーくん(政近)の過去・幼少期

ここからは、『ロシデレ』のマーシャとさーくん(政近)の過去・幼少期について解説していきます。

マーシャとさーくん(政近)の出会い

マーシャと政近の出会いは、6年前の幼少期にさかのぼります。

マーシャが幼い頃、彼女の両親の仕事の関係で日本に滞在していた時期がありました。

その際、近所に住んでいた同年代の日本人の男の子と仲良くなり、この男の子こそが久世政近だったのでした。

幼い頃の思い出はマーシャにとってもとても重要な記憶で、ロシアから日本に来て言葉もうまく話せずにいじめられていたマーシャの心に深く刻まれていたようです。

マーシャはさーくん(政近)に特別な感情を抱く

幼少期の出会いから、マーシャは政近に特別な感情を抱くようになりました。

当時の政近は祖父の影響でマーシャのロシア語を理解することができたこともあり、いじめられて泣いていたマーシャに声をかけました。

マーシャはロシア語が通じることがとても嬉しく、2人は度々遊ぶようになり、お互いを「さーくん」「まーちゃん」と呼び合うようになり親しい間柄になっていきます。

当時、政近も家庭の事情で傷ついていたこともあり、マーシャだけでなく政近の方もこの関係に癒やしを感じ特別な感情を抱いていったのです。

当時はまだ幼かったため、特別な感情といっても恋愛感情というよりは、強い友情や憧れの気持ちもあったのかもしれません。

しかし、その感情は時を経ても薄れることなく、マーシャの心の中で恋として成長し続けていきました。

やがて、それは理想の恋人像として「さーくん」という形で具現化されたのです。

マーシャにとって政近は、懐かしい思い出と同時に、現在の憧れの対象でもあるという、複雑な存在であるともいえます。

マーシャは親の仕事でさーくん(政近)と離れた

マーシャと「さーくん」の幼少期の楽しい時間も、長くは続きませんでした。

マーシャの両親の仕事の都合で、マーシャは再びロシアに戻ることになったのです。

突然の別れは、幼いマーシャに大きな影響を与えました。

「さーくん」こと政近との思い出は、美化され理想化されていき、 そして、その幼少期の記憶は「さーくん」という存在を通じて、彼氏としてマーシャの中で生き続けることになったのです。

この別れの経験が、マーシャの恋愛観や人間関係の形成に大きな影響を与えていると考えられています。

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まとめ

この記事では、『ロシデレ』のマーシャの彼氏さーくんとは誰なのか、正体や過去・幼少期の出会いについても解説してきました。

  • マーシャの彼氏「さーくん」の正体
    • 実在しない架空の彼氏である。
    • マーシャが作り上げた彼氏設定である。
    • 周囲の人々には彼氏として主張している。
  • さーくんの正体は久世政近
    • 主人公の久世政近がモデルとなっている。
    • 「まさちか」から「さーくん」という愛称で呼ばれていた。
    • マーシャは当初、政近が「さーくん」だと認識していなかった。
  • マーシャと政近(さーくん)の過去
    • 6年前の幼少期に日本で出会う。
    • マーシャの両親の仕事で日本に滞在していた際に知り合う。
    • 政近はマーシャのロシア語を理解できた。
  • マーシャのさーくん(政近)への特別な感情
    • 幼少期の出会いから特別な感情を抱く。
    • 強い友情や憧れの気持ちから始まる。
    • 理想の恋人像として「さーくん」を具現化する。
  • マーシャとさーくん(政近)の別れ
    • マーシャの両親の仕事の都合でロシアに戻る。
    • 突然の別れが幼いマーシャに大きな影響を与える。
    • この経験がマーシャの恋愛観や人間関係形成に影響を与える。
  • 「さーくん」の存在の意味
    • マーシャにとって理想の恋人像を表現する手段である。
    • 自身の感情を整理するためのツールとなっている。
    • 本当の気持ちや欲求と向き合うための方法である。
  • 政近の「さーくん」に対する認識
    • 政近自身は「さーくん」の存在について知らない。
    • マーシャの本当の気持ちに気付いていない。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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