『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』略して『ロシデレ』。
『ロシデレ』のヒロインであるアーリャことアリサ・ミハイロヴナ・九条は、抜群のプロポーションと美しい容姿、なんでも一人で背負い込みこなしてしまおうとする姿勢から「孤高のお姫様」と称されている優等生です。
現在では周囲から憧れの存在として一目置かれている、アーリャの過去や幼少期が気になっている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、『ロシデレ』のアーリャの過去や幼少期について、政近との出会いや関係性も解説していきます。
【ロシデレ】アーリャの過去や幼少期は?
まずは、『ロシデレ』(時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん)のアーリャの過去や幼少期について解説していきます。
異文化に馴染みのあった過去
アーリャは過去に、両親の仕事の都合で国内外を行き来する生活を送っていました。
父がロシア人、母親が日本人ということと、ロシアと日本での生活経験もあり、日本語とロシア語の両言語を習得し、異文化に馴染みのある子供時代を過ごしていたのです。
幼い頃から様々な国を訪れる機会に恵まれ、国際感覚や柔軟な対応力を身につけていったと考えられます。
アーリャは、その冷静で知的な外見の裏に複雑な過去を持つキャラクターで、現在のような周囲と馴染まない性格になったのも彼女の過去の行動や言動が大きく影響を及ぼしているのです。
他人に期待しなくなったのは幼少期から
アーリャが周囲と距離を保つ原因となった出来事は、本編開始より6年前の小学生時代にあります。
「地域の仕事」をテーマとしたグループワークで、当時9歳だったアーリャは「絶対に優秀賞(いちばん)!」と意気込んでいました。
しかし、実際のところ頑張っていたのは自分だけで、グループの他のメンバーはやる気がありません。
そんなメンバーに対して、
「みんなで頑張らなきゃでしょ・・・!?」
「なんで真面目にやらないの?」
と全力で取り組むことが当たり前だと思っていたアーリャは、自分は間違っていないのになぜみんなが協力しようとしないのか疑問に感じていました。
結局、グループワークの資料は完成することができず、優秀賞は他のグループが受賞することになりました。
その直後は、「みんなが私と同じくらい真剣だったら・・・」と思ったアーリャでしたが、他人に期待したことが間違いだったと気づきます。
このことがきっかけで、他人に期待せずに全部一人でやっていこうと決め、それ以降、なるべく人と関わらないようにしてきたのです。
幼少期におけるこうした経験が、アーリャが周囲と距離を置く姿勢や、自分を守るための冷静さを育んだと考えられます。
【ロシデレ】アーリャと政近の出会いを解説
ここからは、『ロシデレ』のアーリャと久世政近(くぜまさちか)の出会いについて解説していきます。
アーリャと政近の出会いは中学3年生の春
アーリャと久世政近(くぜまさちか)の出会いは、中学3年生の春のことです。
アーリャが私立征嶺学園(しりつせいれんがくえん)中等部の編入試験に合格し、入学したことでアーリャと政近が同じ学校に通うこととなります。
父親の仕事の都合で5年ぶりに日本に戻ったアーリャは、両親の勧めで鬼ムズと噂の私立征嶺学園中等部の編入試験を簡単に突破し、入学したのでした。
アーリャと政近が出会った経緯
アーリャと政近は、偶然にも同じクラスの隣の席同士であったことで出会います。
アーリャは、鬼ムズと噂の編入試験を簡単に突破したうえ、
- ハーフ
- 容姿端麗
- 銀髪
といった魅力的な外見によって学校で注目の的になっており、そのような状況にうんざりもしていました。
そんな時出会ったのが、アーリャに興味を持つこともなく怠惰な様子で隣の席で机に突っ伏して座っていた久世政近だったのです。
アーリャが政近にデレ始めたきっかけ
アーリャが政近にデレ始めたのは、中学3年生の学園祭がきっかけです。
少しの妥協も許さず、みんなの分も努力して学園祭の準備を一人で頑張っていたアーリャ。
そんなアーリャのもとに突然現れた政近は、アーリャに対して
- 努力の方向性が間違っている
- 学園祭はみんなで作り上げること
- みんなのやる気が出る方法を考えたり、上手く周りを頼ること
などを伝え、自身の考えを提案してきたのです。
最初は素直に感謝を伝えられずにいたアーリャでしたが、政近の提案の結果、学園祭の準備は上手くいき当日も大成功!
学園祭成功のお礼と八つ当たりをしたお詫びとして、政近はアリサ・ミハイロヴナ・九条の愛称である「アーリャ」と呼ぶ権利を得て一緒にフォークダンスを踊りました。
この出来事以降、アーリャは時々ボソッとロシア語でデレるようになったのです。
【ロシデレ】アーリャと政近との関係性について
ここからは、『ロシデレ』のアーリャと久世政近(くぜまさちか)との関係性について解説していきます。
過去や幼少期には出会っていない
アーリャと久世政近は、過去や幼少期には出会っていません。
そのため、アーリャと政近の幼い頃のエピソードも無いようです。
しかし、アーリャの姉であるマーシャことマリヤ・ミハイロヴナ・九条と政近は、6年前の小学校時代に公園で出会っていたという過去があります。
原作小説7巻でアーリャは政近への恋心を自覚
アーリャと政近との関係性は、当初アーリャからの一方的なものでした。
ロシア語でデレ続けていたアーリャですが、実は原作小説7巻まではアーリャ自身が政近への恋心を自覚していなかったのです。
政近への恋心を自覚した次の巻である原作小説8巻でも、アーリャと政近は恋愛関係には発展していません。
さらに、政近に対するアーリャのロシア語のデレについて、アーリャは政近が理解できていないものと思い度々デレているわけですが、政近がロシア語の意味を理解していることについては原作小説8巻時点でもアーリャは知らずにいます。
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まとめ
この記事では、『ロシデレ』のアーリャの過去や幼少期について、政近との出会いや関係性も解説してきました。
- アーリャの過去と幼少期
- アーリャは両親の仕事で国内外を行き来し、異文化に馴染んだ幼少期を過ごす。
- 幼い頃から国際感覚や柔軟な対応力を養い、複雑な過去を持つキャラクターとして描かれている。
- 小学生時代のグループワークでの経験が、他人に期待しなくなり、周囲と距離を置く性格の形成につながる。
- アーリャと政近の出会い
- アーリャと政近は中学3年生の春、私立征嶺学園中等部で同じクラスの隣の席同士で出会う。
- アーリャは学校で注目の的だったが、政近はアーリャに特別な興味を示さなかった。
- 政近へのデレのきっかけ
- 学園祭の準備を一人で頑張っていたアーリャに、政近がみんなで協力することの重要性を伝える。
- 学園祭が成功し、アーリャは政近に感謝し、以降ロシア語でデレるようになる。
- アーリャと政近の関係性
- 二人は過去や幼少期には出会っていないが、アーリャの姉と政近は小学校時代に出会っていた。
- アーリャは原作小説7巻で政近への恋心を自覚するが、8巻でも恋愛関係には発展していない。
- アーリャは政近がロシア語を理解していることを知らずにデレている。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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