大雪海のカイナのヒカリの正体は?目的やなぜ登場するのか考察

テレビアニメ化作品

『大雪海のカイナ』の作中で、度々登場している謎の存在「ヒカリ」。

宙に浮くキノコのような形をしたヒカリの正体については、カイナもリリハも知ってはいない様子ですが、その謎に包まれた正体とは一体何者なのでしょうか?

この記事では、『大雪海のカイナ』のヒカリの正体は何者なのか、目的やなぜ登場するのかについても考察していきます!

【大雪海のカイナ】ヒカリとは?

まずは、『大雪海のカイナ』に登場するヒカリについて解説していきます!

ヒカリの正式名称は不明

ヒカリの正式名称は不明です。

「ヒカリ」という呼び名はカイナとリリハが勝手にそのように呼んでいただけで、正しい名前については漫画原作でも明らかになっていません。

ただヒカリ自身が「ヒカリ」だと名乗ったわけでもないのに、なぜかカイナとリリハの2人が「ヒカリ」と同じ名前で呼んでいたのには偶然ではない何か意味や理由があるのでしょうか。

ヒカリの登場シーン

1巻2話(1回目)
リリハが浮遊中につながったカゴにのって天幕にたどり着く直前

1巻4話(2回目)
オオキドウジュムシの巣に落ちたリリハをカイナが助けようと巣から出ようとした直前

2巻9話(3回目)
アトランドの城から脱出して雪海に出る途中で地下空間を通過した際

1回目と2回目の登場シーンではカイナやリリハがヒカリを目撃していますが、3回目はヒカリがカイナを見守る形で出現しただけで、カイナはヒカリを目撃していません。

3回目で出現したヒカリはカイナがヒカリの気配を感じて振り向くと姿を消していたのです。

この様子からは、ヒカリがカイナの行動を監視しているようにも感じ取れますね。

ヒカリとリリハの出会い

ヒカリとリリハが初めて出会ったのは、リリハがまだ幼い頃でした。

病気で母親を亡くたリリハはとても沈んでおり、それを慰めようとした現国王の父親は遠くの軌道樹へと連れて行ってくれたのです。

しかし夜にそこでいるはずのない母親を探しに行って、迷子になってしまったリリハの前に現れたのがヒカリでした。

ヒカリはリリハの前に姿を表すと上空へと移動して、その先にある天幕の灯りをリリハに見せてくれたのです。

その灯りをリリハは賢者の森の灯りに違いないと思い、その時の出来事が結果的にリリハを天幕まで導きカイナとの出会いにつながったといえるのかもしれません。

ヒカリはカイナとリリハにしか見えない?

作中では、ヒカリを見た者はカイナとリリハの2人だけとなっています。

リリハの話では、これまでヒカリの話を他者にしたことがあったものの実際に見た人はおらず、ヒカリを見たことがあると話してくれたのはカイナが初めてだったのだそうです。

そしてカイナの方も、自分以外でヒカリを見たことがあると言ったのはリリハが初めてでした。

ヒカリを見たことがあるのがカイナとリリハだけなのは、ヒカリが2人にしか見えないからなのではなく、ヒカリが2人の前にしか出現していないからかもしれません。

なぜカイナとリリハの前にしか出現しないのかについては、「ヒカリの目的や登場する理由」にて後述していきます。

【大雪海のカイナ】ヒカリの正体について

ここからは、『大雪海のカイナ』のヒカリの正体についてまとめていきます!

ヒカリの正体は不明

残念ながら、ヒカリの正体は不明です。

ヒカリの正体については漫画原作2巻まででは明らかになっておらず、漫画原作よりもストーリーが進んでいるアニメの方でも正体については明かされていません。

今後ヒカリの正体や詳細については、分かり次第追記していきます。

ヒカリと賢者との関係性を考察

ヒカリは賢者と何らかの関係があるのではないかと個人的には考えています。

『大雪海のカイナ』の世界を救う可能性をもつ唯一の存在として、物語の序盤から名前だけで登場していたのが「賢者」です。

リリハが危険を承知の上で天幕の上を目指した理由も、賢者の森にいるとされる賢者に会うためでしたね。

残念ながらリリハが天幕で出会ったカイナたちの村人の中には賢者はいませんでしたが、この世界のどこかには賢者が存在しているのかもしれません。

ヒカリは賢者の遣いで、この世界を救うのに必要となりそうなカイナとリリハの行動を監視し、時には危険を回避するようサポートしてくれているのかもしれません。

【大雪海のカイナ】ヒカリの目的や登場する理由

ここからは、『大雪海のカイナ』のヒカリの目的や登場する理由についてまとめていきます!

ヒカリはカイナとリリハを助けたい?

当面のヒカリの目的は、カイナとリリハを助けることだと考えられます。

とはいえ直接的に助けることはできないため、ヒカリとしてカイナやリリハの前に出現することで何かを気づかせたり、その結果危険を回避できるといった間接的に助力しているのです。

ヒカリの1回目の登場ではヒカリの登場によってカイナがリリハの存在に気づき、リリハは結果的にカイナに命を救われました。

2回目の登場では、オオキドウジュムシの巣から出ようとするカイナの目の前で大きく光り、一瞬足止められたことでカイナとリリハは虫の攻撃を回避することができています。

これまでの登場シーンでは、ヒカリがカイナやリリハにとって敵である可能性はかなり低いと推測できますが、2人を助けているのには最終目標が他にあるからかもしれません。

ヒカリの最終目的を考察

ヒカリの最終目標は、賢者の元にカイナとリリハを導くことではないかと考察します。

そのためにはカイナとリリハに途中で死亡されては困るので、危険を回避できるように助力しているわけです。

前述したようにヒカリは賢者の遣いである場合、賢者がヒカリを操作しているという可能性も考えられますね。

賢者はこの世界に存在こそしているものの、何らかの理由によって動くことができないのかもしれませんし、賢者がそのような状況になったことが軌道樹の水が枯れたことや雪がやまないことにも関係しているとも考えられます。

現状が続けばこの世界で人間は生きていくことができなくなってしまいますので、もしも賢者という存在が居るのであればこの状況を変えるために力となりそうな人間を探していてもおかしくないと思います。

水不足に不安を感じ他国からの侵略に怯え、その日を生きるのも必死な人間ばかりのこの世界で、度胸があり優しく勇敢な心を持ったカイナと人一倍の行動力を持つリリハは、賢者からみても特別な存在だといえるのかもしれません。

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まとめ

この記事では、『大雪海のカイナ』のヒカリの正体は何者なのか、目的やなぜ登場するのかについても考察してきました。

  • ヒカリの正式名称は不明で、カイナとリリハが勝手に「ヒカリ」と呼んでいる。
  • 過去のヒカリの登場シーンに統一性はなく、カイナが見ていない時にも登場している。
  • ヒカリを見たことはあるのはカイナとリリハだけだが、2人にしか見えないわけではなく2人の前にしか登場していないだけだと思われる。
  • ヒカリの正体は不明で漫画原作でもアニメでも明かされていない。
  • 当面のヒカリの目的はカイナとリリハを助けることだと考えられ、ヒカリの存在には賢者が関係しているのではないか。
  • ヒカリの最終目標は賢者の元にカイナとリリハを導くことではないかと考察。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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