『俺だけレベルアップな件』において物議を醸す原作の反日指摘に加え、なぜ日本版では主人公が日本人に変わるのか。
舞台設定やアニメ制作の背景を探り、その謎めいた要素に迫ります。
韓国の風景に織り交ぜられた物語、そして日本での大ヒットには、一体どのような魅力が読者を引きつけているのでしょうか?
この記事では、『俺だけレベルアップな件』(俺レベ)は反日作品なのか、なぜ日本・日本人が主人公でアニメ化するのかや作者についても解説していきます。
※こちらの記事はネタバレを含む可能性があります。
【俺だけレベルアップな件】原作は反日作品で作者も反日?
まずは、『俺だけレベルアップな件』の原作は反日作品なのか、そのようにいわれる理由や作中の反日描写についても解説していきます!
原作が反日作品といわれる理由
『俺だけレベルアップな件』は、もともと原作が韓国発の小説、漫画作品です。
原作・原案Chugongさん、作画DUBUさん(REDICE STUDIO)によって描かれた作品であり、日本語版は韓国語版とはストーリーやキャラクターに差異があることで知られています。
原作が韓国の作品であることから、ここから派生し、原作の中には反日描写が見受けられるという指摘がなされているようです。
原作は韓国が舞台で主人公は韓国人
『俺だけレベルアップな件』の原作の舞台が韓国であり、主人公も韓国人です。
この設定が、物語に反日の意図を感じさせる一因とされています。
しかし、この作品はともと原作が韓国で描かれた作品であるため、韓国が舞台で主人公は韓国人であることは当然のことです。
原作の設定以外にも、原作には反日作品であることを感じさせる反日描写が描かれているといわれています。
原作の反日描写とは?
『俺だけレベルアップな件』の原作に登場する反日描写には、以下のようなものが挙げられます。
- 日本は謎の国家として登場
- 日本が悪役
- 日本人は性格が悪く描かれている
- 日本は作中で崩壊する
これらの描写から、原作は反日的な思想に基づいて執筆された作品であると考える人も少なくありません。
原作の作者も反日なのか?
『俺だけレベルアップな件』原作の作者であるChugongさんが、反日の思想を持っていたかは不明です。
調べてみましたが、原作の作者が反日であることが確定するような情報をみつけることはできませんでした。
『俺だけレベルアップな件』は内容が反日などと言われていますが、実際には漫画が日本のアニメをリスペクトしているのが色濃く表れていると感じられます。
この作品は日本のアニメ文化に敬意を払いつつ物語を進めている可能性も作者の意図として読み取れることから、作者や作品自体が必ずしも反日であると断定するのは難しく、その解釈は様々です。
【俺レベ】反日なのになぜ日本・日本人が主人公なのか解説
ここからは、『俺だけレベルアップな件』は反日なのになぜ日本・日本人が主人公なのかを解説していきます!
原作日本語版では舞台の設定が日本
『俺だけレベルアップな件』の日本語版では、舞台の設定を韓国から日本に変更しています。
韓国語版の原作では主人公も韓国人の青年でしたが、日本語版では主人公が日本人に変更され物語の流れも微調整されているようです。
この変更により、日本語版では反日表現はほぼ見受けられません。
しかし、やはり原作を調整して日本語版を作ったことで、日本の読者の中には設定に違和感を抱いている方もいます。
反日表現は日本版では隠している
『俺だけレベルアップな件』の原作は、反日的な思想に基づいて執筆された作品であるとの指摘があります。
しかし、日本版の漫画では、これらの反日描写はすべて削除されています。
日本版では反日のニュアンスを隠すような工夫がなされており、韓国版の原作と比較すると異なる印象を受けることでしょう。
そのため、反日的な思想を嫌悪する日本人にも受け入れられる作品として改良されていますが、このような点が反日表現の隠蔽と感じてしまう要因となっていると考えられます。
【俺だけレベルアップな件】なぜ日本でアニメ化するのか?
ここからは、『俺だけレベルアップな件』はなぜ日本でアニメ化するのかについてまとめていきます!
ピッコマで累計6.5億PV突破の人気作品だから
韓国発の作品である『俺だけレベルアップな件』をなぜ日本でアニメ化するのかという理由には、日本で人気作品として注目を集めていたことが挙げられます。
『俺だけレベルアップな件』は、日本のマンガ・ノベルサービス「ピッコマ」にて、累計6.5億PVを突破した人気作品で、年間人気ランキング「BEST OF ピッコマ」で3年連続で1位に輝くという偉業も達成している作品です。
連載中はかなり注目されていた人気作品なだけにファンも多く、さらに日本でのアニメ化を望む声も多かったことから、その人気を背景にアニメ化が実現したと考えられます。
反日なのになぜ日本でアニメ化か批判も
反日指摘がある『俺だけレベルアップな件』が、なぜ日本でアニメ化かされるのかについては批判も多くあります。
- 反日作品という事実を知り残念に感じている
- 反日漫画だと知って作品に対する価値観が変わった
- 反日なのにアニメ化したら大炎上は避けられない
- 反日を隠して売るというのが姑息で嫌
- アニメ制作会社が制作を決めたのが意味不明 など
このような否定的な意見も多くありますが、日本でアニメ化が進むことには賛否両論。
しかし、人気の高さが日本でのアニメ化影響していることも否めません。
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まとめ
この記事では、『俺だけレベルアップな件』は反日作品なのか、なぜ日本・日本人が主人公でアニメ化するのかや作者についても解説してきました。
- 原作は反日作品?
- 原作は韓国発の小説・漫画で、反日描写があり日本語版とは異なる要素がある。
- 舞台が韓国で主人公が韓国人であることが反日指摘の一因。
- 反日描写では日本が謎の国家として登場し、悪役として描かれている。
- 原作の反日描写とは?
- 原作には反日的な思想に基づく描写が存在し、韓国版と日本版では印象が異なる。
- 日本版では反日表現は隠蔽され、異なる印象を与えている。
- 原作の作者も反日なのか?
- 原作の作者Chugongさんが反日思想を持っていたかは不明で、確定情報は見当たらない。
- 『俺だけレベルアップな件』の漫画は日本のアニメをリスペクトし、作者は日本のアニメ文化に敬意を払っていると考えられる。
- 作者や作品が必ずしも反日であるかは解釈が分かれる。
- なぜ日本・日本人が主人公なのか
- 原作日本語版では舞台が日本に変更され、主人公も日本人に変更。
- 反日表現がほぼ見受けられず、一部の読者には違和感を抱かせている。
- アニメ化の理由
- ピッコマでの累計6.5億PV突破が高く評価され、アニメ化が実現。
- 反日指摘がある中、作品の人気がアニメ化に影響を与えた。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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