『地縛少年花子くん』と、その公式スピンオフ作品の『放課後少年花子くん』。
この人気作品では、主人公である花子くんとヒロインの八尋寧々(やしろねね)との関係性の変化を象徴するようなキスシーンがいくつか描かれています。
どの話でキスシーンがあるのか、そしてそれぞれのシーンにはどんな意味が込められているのでしょうか?
この記事では、『地縛少年花子くん』寧々ちゃん(ヤシロ)のキスシーンについて、何話で登場するのかをまとめ、そのシーンの意味や背景を詳しく解説していきます。
※こちらの記事はネタバレを含む可能性があります。
【地縛少年花子くん】寧々ちゃん(ヤシロ)はキスする?
『地縛少年花子くん』の物語において、寧々ちゃん(ヤシロ)のキスシーンは重要な意味を持っています。
まずは、『地縛少年花子くん』の寧々ちゃんのキスシーンの有無や、その種類について詳しく見ていきましょう。
寧々ちゃん(ヤシロ)のキスシーンはある
結論から言うと、寧々ちゃんのキスシーンは存在します。
しかも、一度だけではなく複数回描かれているのです。
これらのキスシーンは、物語の重要な転換点や、キャラクターの心情を表現する場面で登場しています。
寧々ちゃんが関わるキスシーンは、物語の展開や登場人物の関係性の変化を理解する上で非常に重要な要素となっています。
寧々ちゃんが口以外にキスする
寧々ちゃんのキスシーンには、口以外の部分へのキスも含まれています。
具体的には、頬へのキスが複数回描かれています。
これらのシーンは、直接的な恋愛表現というよりも、感謝や励ましの気持ちを表現する場面で使われることが多いです。
例えば、花子くんから寧々ちゃんへの頬へのキスは、「ご褒美」や「元気の出るおまじない」として描かれています。
また、寧々ちゃんから花子くんへの頬へのキスも、同様に励ましの意味を持っています。
これらのキスシーンは、二人の関係性の深まりを表現すると同時に、まだ恋愛感情を自覚していない段階での親密さを示す重要な要素となっています。
寧々ちゃんが口でキスする
物語が進むにつれて、寧々ちゃんと花子くんの関係性はさらに深まっていきます。
そして、ついに二人の間で口へのキスシーンが描かれることになります。
このシーンは、漫画原作18巻86話「彼岸行 其の三」に登場します。
このキスシーンは、二人の感情が高ぶる重要な場面で描かれており、それまでの関係性が大きく変化する転換点となっています。
口へのキスは、二人の感情がより直接的に表現された瞬間であり、ファンにとっても印象的なシーンとなっています。
【地縛少年花子くん】寧々ちゃん(ヤシロ)のキスは何話?
寧々ちゃんのキスシーンは、物語の中で複数回登場しますが、それぞれのシーンが持つ意味や物語の展開における重要性は異なります。
ここでは、『地縛少年花子くん』の寧々ちゃん(ヤシロ)のキスシーンが登場する話数をまとめ、それぞれのシーンの特徴や意味について解説していきます。
寧々ちゃんと花子くんのキスは何話か一覧まとめ
寧々ちゃんと花子くんのキスシーンは、以下の話で登場します。
- 漫画原作2巻7話(ミサキ階段 其の四):花子くんから寧々ちゃんへの頬へのキス
- 漫画原作6巻29話(さがしもの 其の二):寧々ちゃんから花子くんへの頬へのキス
- 漫画原作18巻86話(彼岸行 其の三):寧々ちゃんと花子くんの口へのキス
また、直接花子くんとのキスではありませんが、寧々ちゃんと過去の花子くん(柚木普)とのキスシーンも重要です。
- 漫画原作8巻38話(夏灯り 其の二):寧々ちゃんが過去の普(あまね)の額にキス
これらのシーンは、それぞれ物語の重要な転換点や、キャラクターの心情を表現する場面で登場しています。
寧々ちゃんへの頬のキスは呪い(まじない)
花子くんから寧々ちゃんへの最初の頬へのキスは、「ご褒美」や「元気の出るおまじない」として花子くんから説明されていました。
しかし、漫画原作2巻8話で、このキスには別の意味があったことが明らかになります。
実は、このキスは「しばらく怪異に襲われないための呪い(まじない)」だったのです。
花子くんがこの呪いをした理由は、寧々ちゃんが疲れていたため、しばらく怪異に襲われないようにするためでした。
この設定は、花子くんの寧々ちゃんに対する気遣いを示すと同時に、二人の関係性がまだ恋愛感情に発展していない段階であることを表現しています。
寧々ちゃんと源光のキスシーンはない
ファンの中には、寧々ちゃんと源光のキスシーンを期待している人もいるかもしれません。
しかし、漫画原作22巻までで、寧々ちゃんと源光のキスシーンは描かれていません。
源光は寧々ちゃんのことを好きだと思われますが、二人の関係性に恋愛的な発展は見られません。
あくまでも、先輩と後輩の友情的な関係性に留まっています。
そのため、頬へのキスも口へのキスも、寧々ちゃんと源光の間では描かれていません。
この設定は、寧々ちゃんと花子くんの関係性をより際立たせる効果があると同時に、源光の切ない思いを表現する要素にもなっています。
【地縛少年花子くん】寧々ちゃん(ヤシロ)のキスシーンを解説
寧々ちゃんのキスシーンは、それぞれが物語の展開や登場人物の心情を表現する重要な役割を果たしています。
ここでは、『地縛少年花子くん』の各キスシーンの詳細な解説を行い、その意味や物語への影響について解説していきます。
花子くんから寧々ちゃんへの(頬)キスシーン
このキスシーンは、漫画原作2巻7話(ミサキ階段 其の四)に登場します。
物語の背景として、寧々ちゃんと花子くんは学校の七不思議を巡る冒険を始めたところで、七不思議の2番目であるミサキ階段の境界に二人で入り2番の依代を壊そうとしていたのです。
寧々ちゃんは七不思議2番の依代であるハサミから「封」の札を剥がすことに成功し、2番の能力を封じることができました。
この結果、2番は七不思議の席番を返すこととなり、本来の姿である稲荷像(狐)のヤコに戻り2番の暴走を止めることができたのです。
この一連の出来事で疲弊した寧々ちゃんの頬に、花子くんはキスをします。
花子くんはこれを「ご褒美」で「元気の出るおまじない」だと説明しますが、実際には怪異から寧々ちゃんを守るための呪いでした。
このキスシーンは、物語の序盤で起こる重要な出来事で、花子くんの寧々ちゃんに対する気遣いを示すと同時に、二人の関係性の始まりを象徴しています。
また、寧々ちゃんにとっては初めての「キス」体験であり、これをきっかけに花子くんへの意識が変化していく様子が描かれています。
寧々ちゃんから花子くんへの(頬)キスシーン
このキスシーンは、漫画原作6巻29話(さがしもの 其の二)に登場します。
物語がさらに進展し、3人の時計守という新たな謎が登場した時期です。
3人目の時計守・ミライの能力が寧々ちゃんに効かないことが判明し、この事実に花子くんが落ち込んでいました。
実はこの出来事は、寧々ちゃんの寿命が1年未満と非常に短いことを示唆していたのですが、寧々ちゃん自身はこの事実を知りません。
元気のない花子くんを見た寧々ちゃんは、以前花子くんがしてくれた「元気の出るおまじない」を思い出し、今度は自分から花子くんの頬にキスをします。
このキスシーンは、 寧々ちゃんの花子くんに対する思いやりが深まっていることを表現すると同時に、二人の関係性がより親密になっていることを示しています。
また、寧々ちゃんが知らずに自分の短い寿命を示唆する行動をとっているという、物語の悲劇性も垣間見えるシーンとなっているのです。
寧々ちゃんが過去の普への(頬)キスシーン
このキスシーンは、漫画原作8巻38話(夏灯り 其の二)に登場します。
物語はさらに複雑になり、寧々ちゃんが過去にタイムスリップするという展開が起こりました。
1964年の星祭りの日、寧々ちゃんは生きていた頃の花子くん、柚木普(ゆうぎあまね)と出会います。
普は星が好きで、将来は宇宙飛行士になりたいと夢を語りますが、寧々ちゃんは、普がこの先自分の弟を殺し、夢を叶えることなく死んでしまうことを知っているため、言葉を失ってしまうのです。
しかし、寧々ちゃんは、願いが叶うと言われている星祭りの短冊を普に全て渡し、夢が叶うようにと願いを込めて普の額にキスをしました。
このキスシーンは、物語の時間軸を超えた二人の絆を象徴する重要な場面で、 寧々ちゃんの花子くん(普)に対する複雑な感情が表現されており、過去と現在をつなぐ重要な伏線にもなっていると考えられます。
また、寧々ちゃんの行動が過去に影響を与える可能性を示唆し、物語の時間軸の複雑さも強調しているようです。
寧々ちゃんと花子くんの(口)キスシーン
このキスシーンは、漫画原作18巻86話(彼岸行 其の三)に登場します。
このシーンは、寧々ちゃんと花子くんの関係性が大きく変化する重要な場面となっており、寧々ちゃんの短い寿命を延ばすために奔走していた花子くんの行動が明らかになっていくのです。
この場面に至るまでの経緯は非常に複雑です。
現世の巫(カンナギ)である寧々ちゃんに代わって、6番の境界から寧々ちゃんの親友である葵ちゃんが贄の娘として捧げられるという事件が起きました。
これにより、人と怪異の世界は明確に分かたれることになり、この出来事の結果、予定されていた寧々ちゃんの死は覆され葵ちゃんの余命が寧々ちゃんに移動することになったのです。
これは、花子くんが寧々ちゃんの寿命を延ばすために仕組んだことでした。
しかし、この行為により花子くんたち怪異は現世から消えることになってしまいます。
花子くんの目的は、寧々ちゃんの寿命を伸ばして現世で長生きさせることで、彼は自分の手で寧々ちゃんに与えた命を彼女に生きてほしいと願っていたのです。
しかし、寧々ちゃんは親友である葵ちゃんを犠牲にして自分が生きることに納得できず、寧々ちゃんは自分の寿命がもとの短い状態に戻っても花子くんに会いに来ます。
寧々ちゃんが花子くんに会いに行った理由は単純で、好きな人に会いたかったからです。
花子くんは寧々ちゃんの寿命がたとえ伸びたとしても、自分は彼岸を渡ることになるため、今後寧々ちゃんに会えないことを覚悟していました。
しかし、寧々ちゃんが追いかけてきてくれたことで再び会うことができ、嬉しい気持ちが溢れてキスをしたのです。
寧々ちゃんもまた、花子くんとの再会に嬉しさを感じて花子くんを抱きしめました。
このキスは、二人の間で初めての口へのキスシーンとなったのです。
このキスシーンは、物語の中で重要な場面の一つとして描かれており、二人の関係性が友情から明確な恋愛感情へと変化したことを示す重要な転換点となっています。
この口へのキスは、それまでの頬へのキスとは全く異なる意味を持ち、それは単なる「おまじない」や「励まし」ではなく、花子くんと寧々ちゃんの互いの深い愛情と覚悟を表現するものです。
このキスシーンを通じて、読者は寧々ちゃんと花子くんの関係性が新たな段階に入ったことを強く感じ取ることができるでしょう。
【地縛少年花子くん】ebookjapanで70%割引で読める
こちら↓の記事では、『地縛少年花子くん』を安く読める電子書籍サービスをご紹介しています。
地縛少年花子くん漫画全巻を安く読む方法!電子書籍70%割引で安いおすすめも
ebookjapanは、70%クーポンを利用して割引で安くお得に漫画を読めるのでおすすめです!
▼ 70%OFFクーポンをもらう!▼
まとめ
この記事では、『地縛少年花子くん』寧々ちゃん(ヤシロ)のキスシーンについて、何話で登場するのかをまとめ、そのシーンの意味や背景を詳しく解説してきました。
- 寧々ちゃん(ヤシロ)のキスシーンの存在
- 複数回描かれている。
- 物語の重要な転換点や心情表現の場面で登場。
- 花子くんと寧々ちゃんのキスシーン一覧
- 漫画原作2巻7話:花子くんから寧々ちゃんへの頬へのキス。
- 漫画原作6巻29話:寧々ちゃんから花子くんへの頬へのキス。
- 漫画原作18巻86話:寧々ちゃんと花子くんの口へのキス。
- 漫画原作8巻38話:寧々ちゃんが過去の普(あまね)の額にキス。
- 花子くんから寧々ちゃんへの頬キス(2巻7話)
- 七不思議の依代を壊した後の出来事。
- 「ご褒美」や「元気の出るおまじない」として説明。
- 実際は怪異から守るための呪い。
- 寧々ちゃんから花子くんへの頬キス(6巻29話)
- 花子くんが落ち込んでいる場面で発生。
- 寧々ちゃんの短い寿命を示唆する重要なシーン。
- 寧々ちゃんが過去の普への額キス(8巻38話)
- 過去へのタイムスリップ中の出来事。
- 普の未来を知る寧々ちゃんの複雑な感情を表現。
- 寧々ちゃんと花子くんの口キス(18巻86話)
- 二人の関係性が大きく変化する重要な場面。
- 寧々ちゃんが「好きな人に会いたかった」と告白。
- 互いの深い愛情と覚悟を表現するシーン。
- 源光とのキスシーンについて
- 漫画原作22巻までで存在しない。
- 寧々ちゃんと源光の関係は友情的。
- キスシーンの意味と物語への影響
- 二人の関係性の変化を表現。
- 物語の展開や心情描写に重要な役割。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント