親として子供の気持ちがわからない!理解して寄り添うために大切なことまとめ

子育て

子育てをしていると様々なことに悩んだり、時には子供の気持ちがわからない時ってありますよね。

私も、1児の母をしているのでそういった子育てに悩める母のひとりです。

子育ての悩みは子供が生まれてすぐから始まり、特に子供が年少になる頃からどんどん増えていく傾向にあるように感じます。

その理由は、3歳になる頃から子供自身の自我がはっきりしてくることや、年少から幼稚園や保育園に通い出すことで、無意識に自分の子供とよそのお子さんとを比べてしまうからではないでしょうか。

そして、その悩みやモヤモヤした気持ちを相談できずに自分ひとりで抱え込んだり、イライラしてしまう自分を恥ずかしく思ってしまうこともあります。

そんな方が共感できるように、私の経験したことや感じたことから子供の気持ちを理解して寄り添うために大切なことをまとめていきます。

子供の気持ちがわからない・理解できないと親が感じる理由

子供の気持ちがわからない、子供のことが理解できないというのは日常生活のちょっとした出来事で感じることが多いです。

そのように感じると親はついイライラしてしまい、子供に寄り添ってあげることもできなくなってしまいます。

親だって本当は子供の気持ちをわかりたい、理解したいと思ってはいるものの感情的になったしまうこともありますよね。

ここからは、どんな時にどんな理由で子供の気持ちがわからない・理解できないと感じてしまうのかについて、まだまだ手のかかる幼児期までを年齢別に書いていきます。

0~2歳頃:子供が何をやっても泣き止まない時

赤ちゃんが生まれてから、お話ができるようになって子ども自身が自分の気持を親に伝えられるように成長するまでには時間がかかります。

それまでの間に、何をやっても泣き止まずに困った経験をする親は多いのではないでしょうか。

まだ赤ちゃんのうちはそれほど子供の気持ちがわからない・理解できないと感じることはないですね。赤ちゃんは泣くのが仕事なのだと理解できるので。

でも成長してくるにつれ、言葉も少しづつ出てくるようになり意志の疎通もできるようになってきます。

その位になると、使える言葉もあるのにそれを使って泣いている理由を教えてはくれないことがほとんどなので、親は何をやっても泣き止ますことができないようなときがあります。

そんな時には子供の気持ちがわからず、理解ができないので親の方も泣きたくなってしまいます。

例)子供が泣き、抱っこしてもおんぶしてもおやつを出しても泣き止まず泣き続ける。

3歳頃:子供の行動に疑問を感じた時

子供と生活をしていると、当然かもしれませんが親に似てるように感じる時ってありますよね。

親が「自分に似ているな~」と感じている時、その似ている部分を理解することは簡単です。

しかし、もちろん子供にも自我があるので親には理解できないような「何で?」と疑問に感じる行動をする時があり、つい怒ってしまいたくなることも・・・。

疑問に感じている時、親にとってはなぜそのような行動をとったのかわからずにいる状態なので、その行動の意味を理解することもできません

例)クレヨンを全部折る・・・クレヨンの使い方を無視した行動をする。

4歳頃:子供が親の言うことを聞かない時

自分の子供に「ああしなさい」「こうしなさい」「それはしちゃダメでしょ」など様々なことを言いますが、子供が親の言うことを聞いてくれない時ってありますよね。

しかも、頻繁に。親は怒りたくもなってしまいます。

自宅でならある程度は許せても、外出時だと他人の目もあるのでついついうるさく言ってしまいがちです。

そういった外出時に限って言うことを聞いてくれないことも多く、子供の気持ちがわからない・理解できないと感じてしまうのではないでしょうか。

例)スーパーで走り回るなど・・・他人に迷惑をかけるような行動を取り、注意しても言うことを聞いてくれない。

【経験談】子供の気持ちがわからないとどうなるの?

たくさんのママやパパが同じような悩みを抱えているので、子供の気持ちがなるべくわかるように多少努力するのは、親子の関係を良好にするためにはとても良いと思います。

子供の気持ちがわからないと、特に子供が泣いていいる時や怒っている時にその理由がわからず、なかなか解決できないので親もイライラしてしまうことがあるのではないでしょうか。

このイライラしてしまう時間が大切な親子の時間をもったい時間へと変えてしまいます。

ここからは、子供の気持ちがわからないとどうなるか私の経験談をお話していきます。

子供の気持ちに寄り添うことができない

以前、実家の猫が体調を崩した時のことをお話します。

娘は実家の猫が大好きでとっても可愛がっていたのですが、まだ幼い娘は愛情はあるものの猫の扱い方が少し乱暴で度々おじいちゃんに注意されていました。

体調を崩した猫が動物病院で処置を受けて帰宅すると、元気がなくじっとしていたんです。

それを見た娘が近寄っていき猫を撫でようとした瞬間、おじいちゃんが「具合悪いんだから触るな!」とちょっと怒り気味に言ったんですね。

娘は怒られたことで意地になって、または猫に近づきおじいちゃんに怒られ、最終的には泣いてしまったんです。

娘は「かわいそうだから、心配だったから、撫でてあげたかっただけなのに。優しくしようと思ったのに。」と涙ながらに気持ちを伝えてきました。

子供の気持ちがわからないので、子供が猫に優しくしてあげたいという気持ちに寄り添うことができなかったんですね。

いつも乱暴だから今日も乱暴だと思いこんで、娘の優しい気持ちに寄り添ってあげたら良かったとこの時は反省しました。

怒ったおじいちゃんには、すぐに娘の気持ちを伝えて最終的には娘の優しい気持ちに家族で共感することができたので良かったです。

子供の気持ちを汲み取ることができない

ある日、朝食の後に娘が急に泣き出したんです。

出した料理は全部食べて食器を片付けた直後の出来事で、私は「何で泣くの?」と思いました。

そして「全部食べたのに何で?」と思い「全部食べてたでしょ!」とちょっと強めの口調で言ってしまったんです。

朝食の時間は特に時間に余裕がなく、ちょっとイライラしていたんですよね。

それで娘は大号泣。

よくよく話を聞いてみると、食器の中に少しひき肉が残っていたので食べるつもりだったそうなんです。

出された食事を全部ピカピカに食べたいという、子供の気持ちを汲み取ることができなかったことが原因だったんですよね。

この時は、本当に悪かったなと思い誠意をもって謝りました。

子供の気持ちを理解して寄り添うために大切なこと

子供の気持ちがわからないと感じた時に理解して寄り添うことができたら、親にとっても子供にとっても幸せな時間を過ごせるはずです。

では、最近良く聞く「子供の心に寄り添う」とはどのようなことをいうのでしょうか?

「子供の心に寄り添う」とは、子供の気持ちを尊重してできるだけ共感したり、子供のことを理解する努力をすることだと思います。

ここからは私が特に大切だと感じて、実際にやっていることをまとめていきます。

わからない・理解できないことを言葉にしてみる

子供の気持ちがわからない・理解できないと感じた時には、親が子供の何がわからないのかを言葉にしてみましょう。

例えば子供が大泣きして泣き止まずに困った時に「泣いてるけどどうしたの?」と言葉にしてみることで、まずは親自身が子供が泣いていることで自分が戸惑っていることを理解できます

その時に注意したいのが「泣いてるの?痛いの?何があったの?」と子供の返事を待たずに次々と質問攻めにしないことです。

心配する気持ちから、早く子供の気持ちを理解したくてついつい質問攻めしたくなりますが、ここは子供が返事をするまで待ってみましょう。

その間に親自身も落ち着いて話を聞く心の準備をすると良いと思います。

頭の中で考えるだけではすぐにはわからないことでも、言葉にしてみるとそのことについて整理することができるので理解につながるかもしれませんし、子供が返事をしてくれればすぐに気持ちをわかることができますね。

子供に共感する

子供が自分の気持ちを親に伝えてきたら、まずは共感してあげましょう。

子供が「痛い」と言ったら「痛かったね」、「嫌だ」と言ったら「嫌だよね」というように、子供の気持ちを受け入れることが大切です。

子供に共感することで、子供は親が自分の気持をわかってくれた、理解してくれたと感じ、親と子の信頼関係も深まります。

親自身も共感することで子供の気持ちに寄り添いやすくなりますね。

子供について振り返ってみる

子供の性格から子供の気持ちがわからない・理解できないと感じた時には、過去を振り返ってみましょう。

忙しい子育ての中で、子供について振り返ってみることは以外に少ないです。

子供が生まれたときから思い出して、そこから今までどのように成長してきたか、その時に自分たち親がどのように関わってきたのかを振り返ることで気付くこともあるはずです。

子供の性格について悩むことは、子供と真剣に向き合って子育てをしてきたからこそ感じるものだと思います。

子供について振り返ることによって、性格という内面も理解して寄り添うことにつながるのではないでしょうか。

親が自分が子供だった時のことを思い出してみる

自分が子供だった時のことを思い出してみましょう。

そして、その時の気持ちを思い出してみてください。

自分が子供だった時と自分の子供を重ねてみると、以外に簡単に子供の気持ちがわかる場合もあります。

ついでに、子供が親に求めていることも理解することができれば子供に寄り添うことも難しくはありませんよ。

自分が母の場合は夫に子供だった時のことを聞いてみる

自分の考え方ではどうやっても子供の気持ちがわからない・理解できないと感じた時には、自分の夫にも子供だった時のことを聞いてみましょう。

その場合はできるだけ具体的に、質問すると良いですね。

「子供の時に〇〇したことある?その時どんな気持ちだった?」など具体的な方が、答えもわかりやすく返って来ることが多いので理解しやすいです。

自分ではわからない・理解できないと思っていたことも、夫にはすぐに理解できるということもあります。

夫が答えを教えてくれた場合は「なるほどな!」と納得することがほとんどです。

子供の気持ちがわかるかは親次第!理解して寄り添う子育てへ

子育てをしていると子供の気持ちがわからないと感じることもあります。

子供の気持ちが理解できずにイライラしてしまい、そんな自分が嫌になるときもあります。

でも、子供の気持ちがわかるかどうかは親次第です。

親が子供の気持ちがわかるように努力することで、理解できることもたくさんあることがわかったのではないでしょうか。

時には、後悔や罪悪感を感じることもあるかもしれませんが今まで真剣に子育てをしてきたからこそそういった気持ちになるのだと思います。

子供の気持ちを理解して寄り添うために大切なことは何かを考えながら、少しでも楽しく育児ができたら良いですね!

まとめ

今回は私の経験から子供の気持ちがわからないと感じた時に理解して寄り添うために大切だと思うことを書きました。

私自身、子育てをしていると子供の気持ちがわからずにイライラしてしまうことなどがあり、そんな自分が嫌だと感じることもあったんです。

ママ友や子供が通っている園の先生に相談して時にお教えてもらったことなどを参考に、できるだけ子供の気持ちを理解して寄り添うにはどうしたら良いのかを自分なりに考えた大切だと思うことが、同じ年頃のお子さんをもつママやパパの参考なれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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