近年では働き方も多様化して、プログラマーとしてフリーランスという働き方を選ぶ方も増えてきています。
特に子育て中のママにとっては、会社や時間に縛られないフリーランスの働き方はとても魅力的なものです。
保育園や幼稚園に通う年頃のお子さんを育てながら仕事をしていると、
- 子供が体調を崩して度々会社に迷惑をかけてしまう
- 保育園行事などの休みが取りにくい
- 仕事の疲れで子育ての時間を楽しめない
といった悩みを抱えているママも少なくありません。
実際に私も正社員として会社に勤務している時は、子供が体調を崩すのではないかとハラハラしたり、保育園の行事があっても休みを言い出しにくいなど、仕事と子育てとの両立にストレスを抱えていました。
そこで私が選んだのが、フリーランスとして働くことです。
しかし、フリーランスという働き方はこれまで抱いていた悩みを解消させることはできるものの、新たな悩みとして「子供に保育園に預けられるのか」という問題を生じさせます。
プログラマーが保育園に子供を預けて、フリーランスとして仕事をすることは可能なのでしょうか?
この記事では、プログラマー・フリーランスが保育園に預ける入園申請について、就労証明書・開業届なしの場合にはどのように申請するのかも解説していきます。
フリーランスでの
保育園の入園申請にお悩みの方に
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プログラマー・フリーランスが保育園に子供を預けることはできる?
まずは、プログラマー・フリーランスが保育園に子供を預けることはできるのかについて解説していきます。
フリーランスとして保育園に預けることは可能
結論からいうと、プログラマー・フリーランスが保育園に子供を預けることは可能です。
プログラマーとしてフリーランスで仕事をしているのであれば、保育園の入園申請を行うことはできます。
実際に私もフリーランスで仕事をしていながら、保育園の入園申請を行い保育認定を受けて子供を入園させることができました。
ただ、保育園入園の審査では、自治体によって判断基準や評価が異なったり、同時期に保育園入園申請を行っている世帯(ライバル)の状況や保育園の待機児童数などによっても保育園入園へのハードルの高さが変わってきます。
そのため、プログラマーとしてフリーランスで仕事をしている方が、確実に子供を保育園に預けられるとは残念ながらいえません。
プログラマー・フリーランスが子供を保育園に預けるための基本情報
プログラマーがフリーランスとして子供を保育園に預けるための基本として、まずは保育園の入園時期について検討する必要があります。
年度初めの4月入園を考えているのであれば、前年度の10月~12月頃に入園受付が行われるのが一般的です。
また、年度の途中で入園を希望するのであれば、入園申込についてお住まいの自治体の役所などで確認する必要が出てきます。
基本的な保育園の入園申請までの流れは以下の通りです。
- ステップ1入園時期を決定
「4月入園」か「途中入園」か入園時期を決める
- ステップ2入園申込について確認
入園可能な保育園はあるか
入園申し込みはいつ行えるのか - ステップ3フリーランスとしての入園申請について相談
通常の入園申請と必要書類が異なる場合がある
事前に相談・確認し早めに準備をする - ステップ4保育園入園申請
必要書類を持参して保育園の入園申込みを行う
フリーランスの場合、会社員などの一般的な入園申請の場合と必要書類が異なることや、条件がある場合もあります。
そのため、保育園の入園を考え始めた時点で素早く行動することが非常に重要になります。
早めに行動することで、仮に現時点で条件を満たしていなくても、入園申請を行う時期までに条件をクリアしておくこともできるかもしれません。
プログラマー・フリーランスが保育園に預ける入園基準やポイント
プログラマー・フリーランスが子供を保育園に預ける場合、入園基準として求められるのはフリーランスとして就労と認められるかという点です。
フリーランスは個人で仕事を請け負う働き方を意味しますので、保育園入園基準としてはプログラマーとして行っていることが仕事である必要があります。
プログラマー・フリーランスとして就労している事実が証明できることが重要なポイントで、プログラマーであってもそれが仕事ではなく趣味なのであれば保育園に預けることはもちろんできません。
自治体が指定する保育園入園申請の必要書類を用意し、保育園の申請期限までに申込み提出すれば、保育園入園の審査を受けることができます。
プログラマー・フリーランスが保育園に子供を預ける入園申請について
ここからは、プログラマー・フリーランスが保育園に子供を預ける入園申請とフリーランスの必要書類についても解説していきます。
保育園の入園申請は自治体によって異なる
プログラマーがフリーランスとして保育園に子供を預ける際、その入園申請では自治体によって必要書類が異なります。
保育園の入園申請での一般的な必要書類の例を以下にまとめます。
自治体によって呼称は異なるものの、提出する書類の主な内容はどちらの自治体も概ね共通しているようです。
こちらの必要書類の中で、フリーランスの場合に特に注目する必要があるのが「保育の必要性を確認する書類」になります。
保育園の入園申請でフリーランスの必要書類は?
保育園の入園申請で、フリーランスの場合の提出書類として一般とは異なるのが「保育の必要性を確認する書類」です。
保育の必要性を確認する書類では、
などの書類の提出を求められることが多いようですが、自治体によって必須条件も異なるため、上記の中で用意ができない書類があっても保育園入園を諦める必要はありません。
しかし、保育園入園の審査ではこれらの書類の情報をもとに、フリーランスとしての就労実績や収入状況、保育の必要性などが確認されます。
そのため、自身のプログラマー・フリーランスとしての就労実績を丁寧に説明し保育の必要性を明確に示すことが重要です。
プログラマー・フリーランスが保育園に預ける申請で就労証明書はどうする?
ここからは、プログラマー・フリーランスが保育園に子供を預ける申請で就労証明書はどうするのか、内容や書き方についても解説していきます。
就労証明書(勤務証明書)は自分で作成
プログラマーに限らず、フリーランスで働いている場合、保育園入園の際に必要となる就労証明書(勤務証明書)に悩む方は多いかと思います。
企業で勤務している場合には、就労証明書を勤め先の会社にて記入してもらうことで企業で働いている事実を証明することが可能です。
しかし、フリーランスでは就労の事実を証明できるのは自分だけであるため、フリーランスとして保育園の入園申請で就労証明書を求められた場合には、自分で就労証明書を作成する必要があります。
ちなみに、自治体によって同じ役目を果たす書類でも呼称が異なる場合があり、
- 勤務証明書
- 就業証明書
- 在籍証明書
- 雇用証明書
などの異なる名称ですが、どれも名称が違うだけで記載内容や役割に大きな違いはありません。
就労証明書(勤務証明書)の内容・書き方は?
プログラマーがフリーランスとして保育園に子供を預ける入園申請を行う際に、まず最初に就労証明書(勤務証明書)のフォーマットの確認をしましょう。
自治体で特定のフォーマットが用意されていれば、そのフォーマットに必要箇所を記入をしていきます。
しかし、フリーランスの場合には、一般的なフォーマットが使用できない場合もあるかもしれません。
そのような場合には、
- 文書の冒頭に「就労証明書」や「勤務証明書」と明記
- 自身の名前と連絡先(住所・電話番号など)を記載
- 勤務時間・業務内容について詳細に記述
が就労証明書の具体的な内容・書き方となります。
「業務内容について詳細に記述」が就労の事実を証明できる最も重要な部分です。
日常的な業務の他に、開示できる範囲で構いませんのでクライアントとの取引期間や内容、現在取り組んでいるプロジェクトについてなどをできるだけ具体的に記載して、就労の事実の証明として役立てましょう。
また、勤務時間については、曜日ごとの勤務時間、週何日勤務、月間何日・何時間勤務など詳細に記載します。
記載する勤務時間によって、保育園を利用できる時間にも影響が出てきますので、間違って記載しないように注意してください。
就労証明書(勤務証明書)なしで申請できる場合も
自治体によっては、就労証明書(勤務証明書)なしで保育園の入園申請ができる場合もあります。
私が行った時のことを例に挙げると、私が保育園の入園申請を行った自治体では、フリーランスでは就業証明書や勤務証明書の提出が不要です。
就労証明書の代替え書類として、自営業者向けの「保育認定のための申立書」という書類を提出することになっています。
こちらの書類については自営業者向けの書類であるため、基本的には自分で記入するものになっていて、内容としては就労証明書とさほど変わらないものです。
プログラマー・フリーランスが保育園に預ける申請で開業届なしの場合は?
ここからは、プログラマー・フリーランスが保育園に子供を預ける入園申請で開業届なしの場合はどうすれば良いのか、他の資料を添付や収入なしの場合についても解説していきます。
開業届なしでも入園申請できた事例
プログラマーがフリーランスとして保育園に子供を預ける入園申請を行う際、開業届なしでも保育の必要性を示すことができれば保育園に子供を入れることが可能な場合があります。
ただし、自治体や保育園ごとに提出を求められる書類や基準が異なるため、実際に開業届なしでも入園申請ができるかについて事前の確認は必ず行いましょう。
開業届なしでも入園申請できた事例として私の経験談をお伝えすると、私の場合はフリーランスとして開業届の届け出を行っていましたが、保育園の入園申請では提出を求められませんでした。
そして、最終的に開業届を提出せずに保育園入園の審査に通過しています。
気になって開業届の提出について役所の担当の課で確認をしましたが、その時は開業届の提出は不要との返答でした。
開業届なしの場合は他の資料を添付する
プログラマーがフリーランスとして開業届なしで活動している場合は、
などの資料を添付して保育園の入園申請で提出し、これらの書類で審査を行うことがあります。
上記の書類の作成には事前の準備に時間がかかるものもありますので、とにかく自治体での必要書類の確認は素早く行いましょう。
開業届が必須の場合は収入なしでも取得できる
一方で、自治体によっては、開業届の提出が必須となる場合もあります。
このような場合には、収入なしの状況でも開業届を取得することは可能です。
まず、開業届とは、個人事業主としての開業を税務署に申告するための書類で、開業届を提出することで正式に個人事業主として認められ保育園の入園申請以外にも各種手続きがスムーズに進むようになります。
開業届の提出は無料であり簡単な手続きで済みますし、税務署の窓口で申請書を提出する他にもオンラインや郵送での提出も可能です。
プログラマー・フリーランスが保育園に預ける申請は情報収集と計画性が重要
ここからは、プログラマー・フリーランスが保育園に預ける申請は情報収集と計画性が重要であることについてまとめていきます。
フリーランスで保育園に預ける申請をした成功事例を参考
フリーランスとして働く方が、保育園に預ける申請を成功させた事例を参考にすることも有効です。
成功事例からは、どのような書類を用意すれば良いのか、どのように手続きを進めれば良いのかを学ぶことができます。
例えば、あるフリーランスが保育園入園申請を成功させた事例では、次のような手順を踏んでいました。
まず、自治体の相談窓口で必要な書類を確認し、詳細な情報を収集しました。
その後、自分の業務内容を具体的に記載した就労証明書を作成し、過去の収入証明書や業務委託契約書などを添付します。
さらに、申請書類を提出する前に自治体の窓口で書類の内容を確認してもらい、不備がないかをチェックしました。
このように、成功事例を参考にすることで、どのように手続きを進めれば良いのかを具体的にイメージすることができます。
保育園入園申請の準備を計画的に進める
保育園入園申請の準備を計画的に進めることが、成功への鍵となります。
必要な書類を揃えるためには時間と手間がかかることが多かったり、自治体によっては特定の書類が必要となる場合があるため、事前に提出書類を確認し早めに準備を始めることが重要です。
計画的に準備を進めることで、申請期限に間に合わないというリスクを回避し、スムーズに保育園入園の手続きを進めることができます。
また、計画的な準備を行うことで余裕を持って手続きを進めることができるため、安心してスムーズに保育園入園の申請を行えるのはとても大切なことです。
このように、フリーランスとして働くプログラマーが保育園に子供を預けるためには、情報収集と計画性が非常に重要であることをご理解いただけたかと思います。
プログラマー・フリーランス・フリーランスの保育園入園申請の参考に
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さらに、保育園の入園申請時に添付している書類のテンプレ利用可能なデータも受け取ることができますので、ご自身の申請書類作成時の参考に使用することも可能です。
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まとめ
この記事では、プログラマー・フリーランスが保育園に預ける入園申請について、就労証明書・開業届なしの場合にはどのように申請するのかも解説してきました。
プログラマーとしてフリーランスでお仕事をしている皆さんが、この情報を参考に、無事に保育園入園手続きを進められることを願っています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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